コンフィグレーションリファレンス

XMLParserSelectRegistryEntry

説明

XML レジストリのエントリです。XML レジストリエントリは、特定の XML ドキュメントタイプに関連付けられたコンフィグレーション情報です。このインタフェースでアクセスされるエントリは、提供されたドキュメントタイプの SAX パーサまたはドキュメントビルダを指定するために使用されます。ドキュメントタイプは、パブリック ID (「-//Sun Microsystems, Inc.//DTD Enterprise JavaBeans 2.0//EN」など)、システム ID (「http://java.sun.com/j2ee/dtds/ejb-jar_2_0.dtd」など)、またはドキュメントルートタグ名 (「ejb-jar」など) の 1 つまたは複数によって識別されます。このコンフィグレーション情報は、WebLogic JAXP の実装で適切なパーサファクトリ (SAX および DOM) を選択するために使用されます。

構文

<XMLParserSelectRegistryEntry
  DocumentBuilderFactory="String"
  Name="String"
  Notes="String"
  ParserClassName="String"
  PublicId="String"
  RootElementTag="String"
  SAXParserFactory="String"
  SystemId="String"
  TransformerFactory="String"
/>

親要素

XMLRegistry

属性

表 87-1 XMLParserSelectRegistryEntry の属性

属性	説明	指定できる値とデフォルト値
DocumentBuilderFactory	レジストリエントリに関連付けられている DocumentBuilderFactory のクラス名を返す。	Administration Console のフィールドラベル : [Document Builder ファクトリ] 必須 : いいえ
Name	このコンフィグレーションの名前。WebLogic Server では MBean を使用してコンフィグレーションを実装および保持する。	Administration Console のフィールドラベル : [名前] 必須 : いいえ
Notes	このコンフィグレーションの説明として任意に入力できる情報。	Administration Console のフィールドラベル : [メモ] 必須 : いいえ
ParserClassName	非推奨。レジストリエントリに関連付けられているカスタム XML パーサのクラス名を返す。	Administration Console のフィールドラベル : [パーサクラス名] 必須 : いいえ
PublicId	このレジストリエントリによって表されるドキュメントタイプのパブリック ID を取得する。	Administration Console のフィールドラベル : [パブリック ID] 必須 : いいえ
RootElementTag	このレジストリエントリによって表されるドキュメントタイプのドキュメントルート要素のタグ名を取得する。	Administration Console のフィールドラベル : [ルート要素タグ] 必須 : いいえ
SAXParserFactory	レジストリエントリに関連付けられている SAXParserFactory のクラス名を返す。	Administration Console のフィールドラベル : [SAX パーサファクトリ] 必須 : いいえ
SystemId	このレジストリエントリによって表されるドキュメントタイプのシステム ID を取得する。	Administration Console のフィールドラベル : [システム ID] 必須 : いいえ
TransformerFactory	デフォルトの TransformerFactory のクラス名を返す。	必須 : いいえ