WebLogic Server FAQ 集
A. 以前のバージョンの WebLogic Server から WebLogic Server 8.1 へアップグレードする際、互換性モードでは、古いユーザ、グループ、および ACL のコンフィグレーションを維持できます。
Q. アップグレード時、どうすれば互換性モードで WebLogic Server 8.1 を起動できますか。
A. 古い config.xml ファイルを WebLogic Server 8.1 が認識すると、自動的に互換性モードで起動されます。
A. WebLogic Server 8.1 では 2 フェーズ デプロイメントを使用します。WebLogic Server 7.0 以前では、アプリケーションをデプロイすると、アプリケーション ファイルのコピーが対象サーバに送信され、アプリケーションにロードされました。対象サーバのいずれかに障害 (または部分的障害) があった場合、デプロイメントは矛盾した状態に置かれていました。
現在のリリースの WebLogic Server では、アプリケーションはまずサーバを越えて準備され、その後、別のフェーズでアクティブにされます。準備フェーズでは、アプリケーションはユーザ リクエストがなくてもデプロイメントのために準備されます。サーバの用意ができたとき、アプリケーションはどこに対してもアクティブにされます。このモデルでも、アクティブ化フェーズの間に障害が発生する可能性はあり、矛盾した状態となりますが、その発生頻度は格段に減少します。
このデプロイメント モデルと、バージョン 8.1 のその他のデプロイメント機能の詳細については、「デプロイメント」を参照してください。
Q. WebLogic Server 8.1 上でアプリケーションを実行するとエラー「NoSuchMethodError」が発生し続けるのはなぜですか。
A. 以前のバージョンの WebLogic Server 用のパッチを適用したサーバを稼動していないか確認してください。特定のパッチの情報に関しては、カスタマサポートまでご連絡ください。
また、CLASSPATH
内に、WebLogic Server 8.1 でサポートしている J2EE のバージョン 1.3 と衝突する JAR ファイルがまったくないことを確認してください。1.3 バージョンの J2EE は、デフォルトで WebLogic Server 8.1 CLASSPATH
に追加されます。たとえば、お使いのサーバの CLASSPATH
から j2ee12.jar
を削除しなければならないことがあります。