WebLogic Server FAQ 集
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Q. XML スキーマ ファイルから非組み込みデータ型コンポーネントを生成するために clientgen Ant タスクまたは autotype Ant タスクを実行すると、java.lang.IncompatibleClassChangeError 例外が発生します。この問題は、WebLogic Platform または WebLogic Workshop をインストールした後に発生するようになり、WebLogic Server が単独でインストールされていたときはすべて問題なく動作していました。どうしたらよいでしょうか。
A. この問題が発生するのは、ビルド内またはデプロイメント環境 CLASSPATH 変数に wlxbean.jar ファイルと xbean.jar ファイルが存在し、clientgen Ant タスクまたは autotype Ant タスクを使用して、SOAP エンコーディング データ型を参照する XML スキーマから非組み込みデータ型コンポーネントを生成した場合のみです。この 2 つの JAR ファイルは XMLBean 機能で使用するもので、WebLogic Platform および Workshop の一部であって WebLogic Server の一部ではありません。これらの JAR ファイルには SOAP エンコーディング データ型クラスが含まれており、これが Ant タスクで生成される JAR ファイルと衝突します。
autotype Ant タスクの packageName 属性または packageBase 属性 (または clientgen Ant タスクの typePackageName 属性または typePackageBase 属性) を使用して、Ant タスクによって生成された SOAP エンコーディング データ型をユーザ指定のパッケージにする。これにより、XMLBean データ型との衝突を回避できます。xbean.jar ファイルと wlxbean.jar ファイルを削除する。これらのファイルは、WebLogic Platform によって WL_HOME\server\lib ディレクトリにインストールされています。WL_HOME は、WebLogic Platform のインストール ディレクトリ (たとえば c:\beahome\weblogic81) です。これらの JAR ファイルが必要な場合 (つまり、Web サービスで XMLBean を使用している場合) は、XMLBean を使用する WebLogic Web サービスを含んだ EAR ファイルの APP-INF/lib ディレクトリにのみこれらの JAR ファイルをコピーしておきます。wlxbean.jar ファイルおよび xbean.jar ファイルから削除する。Q. WebLogic Server 8.1 で添付ファイル付き SOAP メッセージはサポートされていますか。
A. はい。添付ファイルのデータ型がサポート対象 JAX-RPC データ型のリストにある限り、WebLogic Server は SOAP 添付ファイルとなる Web サービスへのパラメータを自動的に扱います。さらに添付ファイルを処理したい場合には、リクエストを横取りして SOAP メッセージ (添付ファイルが入ったもの) に応答するためのハンドラを使えます。
Q. WebLogic Server 8.1 で SOAP はサポートされていますか。
A. はい。WebLogic Server の SOAP の実装は、Web サービス サブシステムの一部として組み込まれています。WebLogic Server を使用した Web サービスの作成については、『WebLogic Web サービス プログラマーズ ガイド』を参照してください。
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