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WebLogic JTA プログラマーズ ガイド

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トランザクションのコンフィグレーションと管理

この章では、トランザクションに関連する一般的な管理作業について概説します。JTA コンフィグレーション タスクの一般的な情報については、Administration Console オンライン ヘルプの「JTA」を参照してください。

この章では次の内容について説明します。

 


トランザクションのコンフィグレーション

Administration Console は、WebLogic JTA などの WebLogic Server の機能をコンフィグレーションするために使用するインタフェースを備えています。Administration Console を起動する手順については、『WebLogic Server のコンフィグレーションと管理』の「Administration Console の起動」を参照してください。コンフィグレーション プロセスでは、属性の値を指定する必要があります。それらの属性によって、以下のようなトランザクション環境が定義されます。

また、EJB、JDBC、JMS など、トランザクションに参加可能な J2EE コンポーネントの管理についてもよく理解しておく必要があります。

 


トランザクションのモニタ

ロギング、統計、およびモニタの機能を使用して、サーバ上のトランザクションをモニタできます。Administration Console では、それらの機能をコンフィグレーションしたり、結果出力を表示したりできます。

ロギング

トランザクション ログは、複数のファイルで構成されています。各ファイルの名前は、ファイル システムでの位置を示すプレフィックス (TransactionLogFilePrefix 属性で定義)、サーバ名、ユニークな数値のサフィックス、およびファイル拡張子で構成されます。TransactionLogFilePrefix 属性は、ドメイン内の各サーバで設定します。トランザクション ログで消費されるスペースの全体量は、ファイル システムの利用可能なディスク スペースによってのみ制限されます。サーバ ロギング属性の設定の詳細については、Administration Console オンライン ヘルプの「[サーバ] | [ログ] | JTA」を参照してください。Administration Console オンライン ヘルプの「トランザクションのモニタ」も参照してください。

注意 : トランザクション ログ バッファは 250 KB に制限されています。この値を超えるトランザクション ログ書き込みを必要とする大規模なトランザクションがアプリケーションにある場合、WebLogic Server は例外を送出します。このような場合、バッファ サイズの制限に対処するようにアプリケーションを再コンフィグレーションする必要があります。

WebLogic Server では、サーバ、リソース、およびトランザクション名に基づいてまとめられたトランザクションの統計が管理されます。統計を表示する方法については、Administration Console オンライン ヘルプの「JTA」を参照してください。トラブルシューティングとデバッグで統計を利用する方法については、「トランザクションのトラブルシューティング」の「トランザクションの統計」を参照してください。

モニタ

Administration Console を使用して、進行中のトランザクションをモニタできます。トランザクションの情報は名前やリソースに基づいて表示でき、アクティブなすべてのトランザクションという基準で表示することもできます。トランザクションのモニタの詳細については、Administration Console オンライン ヘルプの「[サーバ] | [ログ] | JTA」を参照してください。トラブルシューティングでのモニタ データの使い方については Administration Console オンライン ヘルプの「トランザクションのモニタ」を参照してください。

 

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