Administration Console オンライン ヘルプ
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このページでは、オペレーション呼び出しの結果として生成された発信 (応答) SOAP メッセージの WS-Policy ファイルをコンフィグレーションします。
[選択可能な発信メッセージ ポリシー] ウィンドウには、関連付けに使用できる WS-Policy ファイルが一覧表示されます。矢印を使用してファイルを [選択された 発信メッセージ ポリシー] テーブルに移動し、[完了] をクリックして変更を アクティブ化します。
Web サービスには、0 個以上の WS-Policy ファイルを関連付けることができます。 WS-Policy ファイルは、WS-Policy 仕様のガイドラインに従っています。WebLogic Server では、WS-Policy ファイルを使用して、Web サービスのメッセージ レベルの セキュリティ (デジタル署名と暗号化) および信頼性のある SOAP メッセージングの 機能の詳細を指定します。
WS-Policy ファイルは、Web サービスのエンドポイントレベルで指定する (この場合、ポリシーの アサーションは Web サービス全体に適用されます) か、オペレーション レベルで指定する (この場合、ポリシーのアサーションは特定のオペレーションにのみ適用されます) ことが できます。このアシスタントを使用すると、Web サービスのオペレーションに関連付けられて いる WS-Policy ファイルのコンフィグレーションが簡単にできます。
また、WS-Policy ファイルは、着信 SOAP メッセージと発信 SOAP メッセージの いずれか、または両方に関連付けることもできます。たとえば、SOAP メッセージ の本文を暗号化する必要があることを指定する WS-Policy ファイルを特定のオペ レーションの着信メッセージに関連付ける場合は、SOAP 要求だけを暗号化する 必要があります。
プログラマは、Web サービスのプログミング時に、Web サービスの実装の内部で Java Web サービス (JWS) アノテーションの @Policy を使用して、関連付けら れている WS-Policy ファイルを指定します。管理者が Administration Console を使用してこの関連付けをオーバーライドすることはできません。ただし、 管理者は、このようなアシスタントを使用して追加の WS-Policy ファイルを関連 付けることができます。
WebLogic Server には、次の WS-Policy ファイルがあらかじめパッケージ化されて います。このファイルは、メッセージレベルのセキュリティおよび信頼性の高い メッセージングのコンフィグレーションに使用できます。
DefaultReliability.xml : 信頼性の高い SOAP メッセージングの
コンフィグレーションに使用されます。信頼性の高いメッセージング ポリ
シーのアサーションの一般的な値を指定します。たとえば、アクティビティ
のタイムアウトは 10 分、承認の間隔は 200 ミリ秒、基本の再転送間隔は
3 秒に指定されます。LongRunningReliability.xml : 信頼性の高い SOAP メッセージングのコン
フィグレーションに使用されます。前に示したデフォルトの信頼性の高いメッセー
ジングの WS-Policy ファイルと同様ですが、このファイルでは、より長いアクティ
ビティのタイムアウト間隔 (24 時間) が指定されます。Auth.xml : メッセージレベルのセキュリティのコンフィグレーションに
使用されます。Web サービスを呼び出すクライアント アプリケーションはユーザ
名とパスワードを使用して自身を認証する必要があることを指定します。Encrypt.xml : メッセージレベルのセキュリティのコンフィグレーションに使用
されます。SOAP メッセージの本文全体を暗号化する必要があることを指定します。Sign.xml : メッセージレベルのセキュリティのコンフィグレーションに
使用されます。SOAP メッセージの本文および WebLogic 固有のシステム ヘッダに
デジタル署名する必要があることを指定します。また、SOAP メッセージにタイム
スタンプ (デジタル署名付き) を含めることも指定します。
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