Administration Console オンラインヘルプ

デプロイメント記述子からのセキュリティコンフィグレーションのコピー

始める前に

EJB および Web アプリケーションの保護に詳細セキュリティモデルを使用している場合、最初のデプロイメントでデプロイメント記述子からセキュリティコンフィグレーションをコピーして、以降の変更では WebLogic Server Administration Console を使用することができます。詳細については、Using the Combined Technique With The Advanced Security Model を参照してください。

デプロイメント記述子からセキュリティコンフィグレーションをコピーするには、次の手順に従います。

まだ行っていない場合、Administration Console のチェンジセンタで [ロックして編集] をクリックします (「チェンジセンタを使用」を参照)。
左ペインで、[セキュリティレルム] を選択します。
[セキュリティレルムの概要] ページで、レルムの名前 (myrealm など) を選択します。
[コンフィグレーション｜全般] の [ロールとポリシーのチェック] フィールドで、[すべての Web アプリケーションと EJB] を選択します。
これにより、すべての Web アプリケーションおよび EJB リソースのセキュリティを WebLogic Security サービスで制御するように、WebLogic Server に指示します。
[今後の再デプロイの設定] フィールドで、[デプロイメント記述子のロールとポリシーを初期化] を選択します。
これにより、Web アプリケーションおよび EJB リソースをデプロイするたびに、そのリソースのセキュリティ設定を、デプロイメント記述子からコンフィグレーション済みの認可およびロールマッピングプロバイダのデータベースにコピーするように、WebLogic Server に指示します。
[保存] をクリックします。
手順 4 で、[ロールとポリシーのチェック] の設定を [デプロイメント記述子で保護された Web アプリケーションと EJB] から [すべての Web アプリケーションと EJB] に変更した場合は、サーバを再起動します。Starting and Stopping Servers: Quick Reference を参照してください。この設定を変更する必要がなかった場合は、次の手順に進みます。
セキュリティコンフィグレーションをコピーする Web アプリケーションまたは EJB リソースをデプロイして、適切なサーバに割り当てます。
これらの変更をアクティブにするには、Administration Console のチェンジセンタで [変更のアクティブ化] をクリックします。
すべての変更が即座に有効になるわけではありません。—再起動が必要なものもあります。 (「チェンジセンタを使用」を参照)。

完了した後に

Caution: 以降のアプリケーションのデプロイメントでは、[今後の再デプロイの設定] の設定を [デプロイメント記述子のロールとポリシーを無視] に戻す必要があります。戻さないと、コンソールで設定したセキュリティコンフィグレーションがオーバーライドされる可能性があります。[今後の再デプロイの設定] の設定の復帰を参照してください。

デプロイメント記述子からのセキュリティ コンフィグレーションのコピー

デプロイメント記述子からのセキュリティコンフィグレーションのコピー