セキュリティ ポリシーの管理

セキュリティ ポリシーは、権限のないアクセスから WebLogic リソースを保護するための、WebLogic リソースと 1 つまたは複数のユーザ、グループ、セキュリティ ロールとの関連付けです。セキュリティ ポリシーは常に WebLogic リソースにスコープ指定されますが、WebLogic リソースは階層的であるため、セキュリティ ポリシーを定義するレベルは自由に決められます。たとえば、エンタープライズ アプリケーション (EAR) 全体、複数の EJB を含む EJB JAR、その JAR の中の特定の EJB、その EJB の中の 1 つのメソッドなどに対して、セキュリティ ポリシーを定義できます。

WebLogic リソースの特定のインスタンスに対して作成されたセキュリティ ポリシーは、その WebLogic リソースの種類に割り当てられているセキュリティ ポリシーをオーバーライドします。たとえば、特定の EJB に対するセキュリティ ポリシーを作成した場合は、このセキュリティ ポリシーが使用され、EJB モジュールに対して作成されたセキュリティ ポリシーは使用されません。

WebLogic セキュリティ レルムでセキュリティ ポリシーを作成する主な手順は次のとおりです。