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セキュリティ ロールの管理

始める前に

WebLogic リソースのセキュリティを参照してください。


セキュリティ ロールは、特定の条件に基いてユーザまたはグループに付与される特権です。ユーザまたはグループにセキュリティ ロールを付与すると、ユーザまたはグループは、そのセキュリティ ロールに属している限り、定義されたアクセス権を与えられます。複数のユーザまたはグループに同じセキュリティ ロールを付与することができます。また、ユーザまたはグループは複数のセキュリティ ロールを持つことができます。

WebLogic Server には 2 種類のセキュリティ ロールがあります。

  • グローバル ロール : セキュリティ レルム内にデプロイされているすべての WebLogic リソース (つまり、WebLogic Server ドメイン全体) に適用されるセキュリティ ロールです。
  • スコープ指定ロール : セキュリティ レルムにデプロイされている WebLogic リソースの特定のインスタンス (EJB のメソッドや JNDI ツリーのブランチなど) に適用されるセキュリティ ロールです。

WebLogic セキュリティ レルムでセキュリティ ロールを作成する主な手順は次のとおりです。

  1. グローバル セキュリティ ロールの使用方法を決定します。

    WebLogic Server には、ユーザやグループを追加できるグローバル ロールが用意されています。詳細については、Default Global Roles を参照してください。

  2. スコープ指定セキュリティ ロールを適用するリソースを決定します。

    Types of WebLogic Resources を参照してください。

  3. Administration Console を使用してセキュリティ ロールを作成および管理します。
  4. セキュリティ ロールはセキュリティ ポリシーに追加しないと適用されません。

    セキュリティ ポリシーの管理を参照してください。

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