WebLogic Server コマンド リファレンス
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注意 : weblogic.Admin ユーティリティは、WebLogic Server® 9.0 では非推奨になりました。このユーティリティを使用してセキュリティ MBean をコンフィグレーションすることはできません。ただし、セキュリティ MBean を参照し、そのメソッドを呼び出すことはできます。このユーティリティは互換性 MBean サーバと連携動作しますが、互換性 MBean サーバは、WebLogic Server 9.0 で追加された新しい MBean にはアクセスできません。また、このユーティリティでは、セキュリティ コンフィグレーションの追加、変更、および削除もできません。同等の機能については、WebLogic Scripting Tool (WLST) を使用することお勧めします。詳細については、『WebLogic Scripting Tool ガイド』を参照してください。
weblogic.Admin
ユーティリティはコマンドライン インタフェースであり、このユーティリティを使用して WebLogic Server を管理、コンフィグレーション、およびモニタできます。
Administration Console と同様に、このユーティリティも、大部分のコマンドについて管理サーバ上で管理操作を呼び出すクライアントの役割をします。管理サーバではドメイン内のすべてのサーバが一元的に管理されます。すべての管理対象サーバは管理サーバからコンフィグレーション データを取得し、管理サーバはすべての管理対象サーバの実行時データにアクセスできます。Administration Console が管理サーバとのみ対話するのに対して、weblogic.Admin
ユーティリティは管理サーバとすべてのアクティブなサーバ インスタンスに直接アクセスできます。管理サーバが停止している場合でも、weblogic.Admin
ユーティリティを使用して、管理対象サーバから実行時情報を取得したり、一部の管理コマンドを呼び出したりできます。ただし、ドメインの config.xml
ファイルにコンフィグレーションの変更を保存できるのは、管理サーバにアクセスしているときのみです。
管理タスクを自動化するために、シェル スクリプトから weblogic.Admin
ユーティリティを呼び出すことができます。シェル スクリプトからこのユーティリティを複数回呼び出す場合には、BATCHUPDATE
コマンドの使用を検討してください。このコマンドについては、「バッチ モードでのコマンドの実行」を参照してください。
以下の節では、weblogic.Admin
ユーティリティの使い方について説明します。
weblogic.Admin
ユーティリティの環境を設定するには、次の手順に従います。
WL_HOME
\server\bin\setWLSEnv
スクリプトを使用すると、両方の変数を設定できます。「クラスパスの変更」を参照してください。
weblogic.Admin
ユーティリティで使用する場合は、Administration Console オンライン ヘルプの「ドメイン全体の管理ポートのコンフィグレーション」の説明に従って、ドメイン全体の管理ポートをコンフィグレーションする必要があります。 ドメイン全体の管理ポートは SSL で保護されています。weblogic.Admin
ユーティリティでのセキュア ポートの使用については、「SSL の引数」を参照してください。
注意 : サーバ インスタンスがデッドロックされていても、ドメイン全体の管理ポートを有効にしている場合に限り、サーバ インスタンスは weblogic.Admin
コマンドに応答できます。ドメイン全体の管理ポートを有効にしていない場合は、サーバを実行している Java プロセスを強制停止することでそのサーバ インスタンスを停止するしかありません。この場合、すべてのセッション データが失われます。ドメイン全体の管理ポートの有効化については、Administration Console オンライン ヘルプの「ドメイン全体の管理ポートのコンフィグレーション」を参照してください。
java [ SSL の引数 ]
weblogic.Admin
[ 接続の引数 ]
[ ユーザ資格の引数 ]COMMAND-NAME
command-arguments
注意 : weblogic.Deployer ツールと BEA WebLogic Scripting Tool (WLST) でも、SSL、接続、およびユーザ資格の引数を使用できます。
java [-Dweblogic.security.TrustKeyStore=DemoTrust
]
[-Dweblogic.security.JavaStandardTrustKeystorePassPhrase=
password
]
[-Dweblogic.security.CustomTrustKeyStoreFileName=
filename
-Dweblogic.security.TrustKeystoreType=CustomTrust
[-Dweblogic.security.CustomTrustKeystorePassPhrase=
password
]
]
[-Dweblogic.security.SSL.hostnameVerifier=
classname
]
[-Dweblogic.security.SSL.ignoreHostnameVerification=true ]
weblogic.Admin
[ ユーザ資格の引数 ]COMMAND-NAME
command-arguments
ドメイン全体の管理ポートを有効にしている場合や、SSL で保護されている他のリスン ポートを使用して管理要求を保護する場合は、weblogic.Admin
の呼び出し時に SSL の引数を含める必要があります。表 2-1 に、weblogic.Admin ユーティリティのすべての SSL の引数の説明を示します。
『WebLogic Server のセキュリティ』の「Using the SSL Protocol to Connect to WebLogic Server from weblogic.Admin」を参照してください。
デフォルトでは、SSL を有効化した場合、サーバ インスタンスは一方向 SSL をサポートします。双方向 SSL の方がセキュリティが強化されるので、双方向 SSL が有効化されている場合もあります。しかし、weblogic.Admin
は双方向 SSL をサポートしていません。
「プロトコルのサポート」を参照してください。
「weblogic.Admin 用の信頼の指定」を参照してください。
「weblogic.Admin 用のホスト名検証の指定」を参照してください。
weblogic.Admin
ユーティリティがサーバの SSL ポートに接続する場合、信頼する認証局 (CA) を記述した一連の証明書を指定する必要があります。
weblogic.Admin
用の信頼を指定するには、次の手順に従います。
Java 標準信頼キーストアがパスワードで保護されている場合、次のコマンドライン引数を指定します。
-Dweblogic.security.JavaStandardTrustKeystorePassPhrase=
password
-Dweblogic.security.TrustKeyStore=DemoTrust
この引数は、接続先のサーバ インスタンスがデモ用の ID と証明書を使用する場合には必須です。
Java 標準信頼キーストアがパスワードで保護されている場合、次のコマンドライン引数を指定します。
-Dweblogic.security.JavaStandardTrustKeystorePassPhrase=
password
ホスト名検証では、クライアントの接続先のホスト名 URL と、SSL 接続の一部としてサーバが送り返すデジタル証明書のホスト名が一致していることが確認されます。ホスト名検証は、SSL クライアントまたはクライアントとして機能している SSL サーバがリモート ホスト上のアプリケーション サーバに接続する場合に役立ちます。また、介在者の攻撃 (man-in-the-middle attack) を防ぐのに役立ちます。『WebLogic Server のセキュリティ』の「ホスト名検証の使い方」を参照してください。
weblogic.Admin
用のホスト名検証を指定するには、次の手順に従います。
注意 : weblogic.Admin -url
または -adminurl
引数で IP アドレスまたは localhost
文字列を指定する場合、WebLogic Security サービス プロバイダのホスト名検証によって、デジタル証明書の CN フィールドがローカル ホストの DNS 名と一致する場合に接続が行われます。
-Dweblogic.security.SSL.hostnameVerifier=
classname
を指定します。-Dweblogic.security.SSL.ignoreHostnameVerification=true
を指定します。
java [ SSL の引数 ]
weblogic.Admin
[ {-url URL}
| {-adminurl URL}
]
[ ユーザ資格の引数 ]COMMAND-NAME
command-arguments
大部分の weblogic.Admin
コマンドを呼び出す場合には、表 2-2 の引数を指定して WebLogic Server インスタンスに接続します。一部のコマンドには、接続の引数に関して特別な要件があります。特別な要件については、コマンドのドキュメントで説明されています。
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java [ SSL の引数 ]
weblogic.Admin
[ 接続の引数 ]
[ { -username username [-password password] } |
[ -userconfigfile config-file [-userkeyfile admin-key] ]
]COMMAND-NAME
command-arguments
大部分の weblogic.Admin
コマンドを呼び出す場合には、表 2-3 にある引数を指定して、コマンドを呼び出すパーミッションを持つ WebLogic Server ユーザのユーザ資格を指定します。
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注意 : 管理クライアントがサーバに接続できない場合や WebLogic Server インスタンスがユーザ名とパスワードを拒否する場合、すべてのコマンドの終了コードは 1 になります。
ユーザ資格を指定する最も簡単な方法は、デフォルトの場所にユーザ コンフィグレーション ファイルとキー ファイルを作成することです。それ以後は、weblogic.Admin
の呼び出しでユーザ資格を含める必要がなくなります。ユーザ コンフィグレーション ファイルには、単一のキー ファイルによってのみ復号可能な暗号化されたユーザ資格が格納されます。「STOREUSERCONFIG」を参照してください。
たとえば、次のコマンドでは、デフォルトの場所にユーザ コンフィグレーション ファイルとキー ファイルが作成されます。
java weblogic.Admin -username weblogic -password weblogic STOREUSERCONFIG
この STOREUSERCONFIG
コマンドを入力した後は、コマンドラインやスクリプトで資格を指定せずに weblogic.Admin
を呼び出すことができます。次に例を示します。
java weblogic.Admin GET -pretty -type -Domain
デフォルト以外の場所にユーザ コンフィグレーション ファイルまたはキー ファイルを作成した場合には、コマンドラインやスクリプトで -userconfigfile
config-file 引数および -userkeyfile
admin-key 引数を含めることができます。
ユーザ コンフィグレーション ファイルとキー ファイルを作成しなかった場合には、weblogic.Admin
ユーティリティの呼び出し時にコマンドラインやスクリプトで直接、-username
引数と -password
引数を使用する必要があります。これらの引数では、ユーザ名とパスワードは暗号化されません。スクリプトに値を格納すると、スクリプトに読み込みアクセスできる第三者によってユーザ資格が使用されるおそれがあります。
次のリストに、weblogic.Admin
のユーザ資格の引数の優先順位を示します。
-
username
username
-
password
password
を指定する場合、ユーティリティは暗号化されていない値を、-
url
引数で指定するサーバ インスタンスに渡す。{ -userconfigfile
config-file
-
userkeyfile
admin-key
}
引数に優先する。-
username
username
を指定する場合、ユーティリティがパスワードの入力を要求する。その後、ユーティリティは暗号化されていない値を、-url
引数で指定するサーバ インスタンスに渡す。{
-userconfigfile
config-file
-userkeyfile
admin-ke
y }
引数に優先する。{ -userconfigfile
config-file
-userkeyfile
admin-key
}
を指定し、{ -username
username
[-password
password
]}
を指定しない場合、ユーティリティは config-file
にある暗号化された値を、-url
引数で指定するサーバ インスタンスに渡す。{ -username
username
[-password
password
] }
も {
-userconfigfile
config-file
-userkeyfile
admin-key
}
も指定しない場合、ユーティリティはデフォルト パス名にあるユーザ コンフィグレーション ファイルとキー ファイルを検索する。デフォルト パス名は、JVM およびオペレーティング システムによって異なります。「デフォルト パス名のコンフィグレーション」を参照してください。java weblogic.Admin -username weblogic -password weblogic
コマンドでは、ユーザ名 weblogic およびパスワード weblogic がコマンドラインで直接指定されます。
java weblogic.Admin
コマンドでは、デフォルト パス名にあるユーザ コンフィグレーション ファイルとキー ファイルが使用されます。
「デフォルト パス名のコンフィグレーション」を参照してください。
以下のコマンドでは、ユーザ コンフィグレーション ファイル c:\wlUser1-WebLogicConfig.properties
とキー ファイルe:\secure\myKey
が使用されます。java -userconfigfile c:\wlUser1-WebLogicConfig.properties
-userkeyfile e:\secure\myKey
weblogic.Admin
ユーティリティの -url
引数または -adminurl
引数では、t3
、t3s
、http
、https
、および iiop
の各プロトコルがサポートされています。
http
または https
を使用してサーバ インスタンスに接続する場合は、そのインスタンスの HTTP トンネリングを有効にする必要があります。詳細については、Administration Console オンライン ヘルプの「HTTP プロトコルのコンフィグレーション」を参照してください。
iiop
を使用してサーバ インスタンスに接続する場合は、そのインスタンスの iiop
プロトコルを有効にする必要があります。詳細については、Administration Console オンライン ヘルプの「IIOP の有効化とコンフィグレーション」を参照してください。
-url
引数を使用して非セキュア ポートを指定する場合、weblogic.Admin
ユーティリティはデフォルトで t3
を使用します。たとえば、java weblogic.Admin -url localhost:7001
は java weblogic.Admin -url t3://localhost:7001
となります。
-url
引数または -adminurl
引数のいずれかを使用して SSL で保護されたポートを指定する場合は、t3s
または https
を指定する必要があります。詳細については、「SSL による管理要求の保護 : 主要手順」を参照してください。
以降の節で紹介される例の多くは、以下の特定の環境が設定されていることを前提としています。
weblogic
はシステム管理者特権を持ち、パスワード weblogic
を使用する。すべての weblogic.Admin
コマンドは、コマンドが成功した場合は終了コード 0
、コマンドが失敗した場合は終了コード 1
を返します。
Windows コマンド プロンプトから終了コードを参照するには、weblogic.Admin
コマンドの実行後に echo %ERRORLEVEL%
を入力します。bash
シェルで終了コードを参照するには、echo $?
と入力します。
D:¥>java weblogic.Admin -username weblogic -password weblogic GET -pretty
-mbean "MedRec:Name=MyServer,Type=Server" -property ListenPort
---------------------------
MBeanName: "MedRec:Name=MyServer,Type=Server"
ListenPort: 7010
D:¥>echo %ERRORLEVEL%
0
weblogic.Admin
は、コマンドの処理中に例外が発生した場合には System.exit(1)
を呼び出して Ant およびその他の Java クライアント JVM を終了させます。このデフォルトの動作は、Ant タスクに対して -noExit
を指定し (wlconfig
)、weblogic.Admin
バッチ処理に対して -continueOnError
を指定する (BATCHUPDATE
) ことでオーバーライドできます。
WebLogic Server インスタンスに接続する weblogic.Admin
コマンドでは、ユーザ資格を指定する必要があります。STOREUSERCONFIG
コマンドを使用して、コマンドラインで直接資格を渡したり、暗号化されていない資格をスクリプトに格納したりする代わりにユーザ資格を暗号化できるようになりました。「ユーザ資格の指定」を参照してください。
ユーザ コンフィグレーション ファイルと、関連付けられているキー ファイルを作成します。ユーザ コンフィグレーション ファイルには、暗号化されたユーザ名とパスワードが格納されます。キー ファイルには、ユーザ名とパスワードの暗号化と復号化に使用される秘密鍵が格納されます。
最初にユーザ名とパスワードを暗号化したキー ファイルのみが、その値を復号化できます。キー ファイルを失った場合には、新しいユーザ コンフィグレーション ファイルとキー ファイルのペアを作成しなければなりません。
警告 : 認可されたユーザのみがキー ファイルにアクセスできるようにする必要があります。有効なユーザ コンフィグレーション ファイルとキー ファイルのペアにアクセスできるユーザには、暗号化されたユーザ名の特権が付与されます。キー ファイルへのアクセスを保護するために、WebLogic Server 管理者などの認可されたユーザのみに読み書きアクセスを提供するディレクトリにキー ファイルを格納できます。あるいは、フロッピーや CD などのリムーバブル メディアにキー ファイルを書き込み、使用しないときにはそのメディアを引き出しに入れ鍵を掛けておくこともできます。
他の weblogic.Admin
コマンドとは異なり、STOREUSERCONFIG
コマンドは WebLogic Server インスタンスに接続しません。データの暗号化およびファイルの作成は、STOREUSERCONFIG
コマンドが実行される JVM によって行われます。WebLogic Server インスタンスに接続しないため、このコマンドではユーザ名とパスワードが有効な WebLogic Server 資格であることを検証できません。
java weblogic.Admin-username
username[-password
password]
config-file
[ -userconfigfile] [ -userkeyfile
keyfile]
STOREUSERCONFIG
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ユーザ コンフィグレーション ファイルとキー ファイルを作成および使用する場所を指定しない場合は、weblogic.Admin
ユーティリティおよび weblogic.Deployer
ユーティリティによって以下のデフォルト値が提供されます。
user-home-directory
\
username
-WebLogicConfig.properties
user-home-directory
\
username
-
WebLogicKey.properties
user-home-directory
は JVM によって決定されるオペレーティング システムのユーザ アカウントのホーム ディレクトリであり、username
はオペレーティング システムのユーザ名です。
ホーム ディレクトリの値は、SDK およびオペレーティング システムの種類によって異なります。たとえば、UNIX ではホーム ディレクトリは通常「~username
」です。Windows ではホーム ディレクトリは通常「C:\Documents and Settings\
username
」です。
以下の Java オプションを使用して、user-home-directory
および username
の値を指定できます。
たとえば、次のコマンドでは、ユーザ ホーム ディレクトリは c:¥myHome
に、ユーザ名は wlAdmin
にコンフィグレーションされます。このコマンドは、次のユーザ コンフィグレーション ファイルおよびユーザ キー ファイルを検索します。c:\myHome\wlAdmin-WebLogicConfig.properties
c:\myHome\wlAdmin-WebLogicKey.properties
java -Duser.home=c:\myHome -Duser.name=wlAdmin
weblogic.Admin
COMMAND
ユーザ コンフィグレーション ファイルおよびキー ファイルを作成するには、次の手順に従います。
-
userconfigfile
config-file
および -
userkeyfile
key-file
引数を使用する。java weblogic.Admin
-
username
username
-
password
password
-userconfigfile
config-file
-userkeyfile
key-file
STOREUSERCONFIG
user-home-directory
\
username
-WebLogicConfig.properties
および user-home-directory
\
username
-WebLogicConfig.properties
というファイルを作成する。username
-password
password
STOREUSERCONFIG
-Duser.home=
directory
および -Duser.name=
username
Java オプションを使用して directory
\
username
-WebLogicConfig.properties
および directory
\
username
-WebLogicKey.properties というファイルを作成する。
java -Duser.home=
directory
-Duser.name=
username
weblogic.Admin -username
username
-password
password
STOREUSERCONFIG
ユーザ コンフィグレーション ファイルまたはキー ファイルの名前と場所は、作成後もそれら 2 つのファイルをペアとして使用する限り変更できます。
1 つのキー ファイルを使用して、複数のユーザ コンフィグレーション ファイルを暗号化するには、次の手順に従います。
次の例では、UNIX オペレーティング システムに joe
としてログインしているユーザが、ユーザ名 wlAdmin
およびパスワード wlPass
を暗号化します。
java weblogic.Admin -username wlAdmin -password wlPass
STOREUSERCONFIG
このコマンドは、~joe/joe-WebLogicKey.properties
というキー ファイルが存在しているかどうかを判別します。ファイルが存在しない場合には、ユーザにキー ファイルの作成を確認する y
の選択を要求します。コマンドが成功すると、以下の 2 つのファイルが作成されます。~joe¥joe-WebLogicConfig.properties
~joe¥joe-WebLogicKey.properties
joe-WebLogicConfig.properties
ファイルには、文字列 wlAdmin
と wlPass
の暗号化バージョンが格納されます。~joe¥joe-WebLogicConfig.properties
ファイルを使用するコマンドにはすべて、~joe¥joe-WebLogicKey.properties
キー ファイルを指定する必要があります。
次の例では、ユーザ joe
は、pat
というオペレーティング システム アカウントのユーザ コンフィグレーション ファイルを作成するシステム管理者です。便宜上、joe
は、pat
のホーム ディレクトリにユーザ コンフィグレーション ファイルを作成します。これにより、pat
が呼び出す weblogic.Admin
コマンドの構文が簡潔になります。セキュリティを高めるために、唯一のキー ファイルは joe
の組織にあり、リムーバブル ハード ディスク上にあります。
pat
のホーム ディレクトリに、e:¥myKeyFile
というキー ファイルによって暗号化および復号化されるユーザ コンフィグレーション ファイルを作成するには、次のコマンドを入力します。
java -Duser.name=pat -Duser.home="C:\Documents and Settings\pat" weblogic.Admin -username wlOperatorPat -password wlOperator1 -userkeyfile e:\myKeyFile
STOREUSERCONFIG
pat
のアカウントにログインするユーザは、次の構文を使用して、weblogic.Admin
コマンドを呼び出すことができます。java weblogic.Admin -userkeyfile e:\myKeyFile
COMMAND
ユーザ コンフィグレーション ファイルおよびキー ファイルについては、「ユーザ資格の指定」を参照してください。
表 2-4 に、サーバ インスタンスのライフサイクルを管理するコマンドの概要を示します。以降の節では、コマンドの構文と引数を説明し、各コマンドの例を紹介します。サーバ インスタンスのライフサイクルの詳細については、『サーバの起動と停止の管理』の「サーバのライフサイクルについて」と「サーバおよびサーバのライフサイクルの管理」を参照してください。
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(非推奨)。CANCEL_SHUTDOWN
コマンドは、指定した WebLogic Server に対する SHUTDOWN
コマンドを取り消します。
SHUTDOWN
コマンドを使用する場合、遅延時間 (秒単位) を指定できます。管理者は、この遅延時間内に停止のコマンドを取り消すことができます。SHUTDOWN コマンドによってログインは無効になり、停止を取り消した後も無効のままになることに注意してください。ログインを再び有効にするには、UNLOCK
コマンドを使用します。
「SHUTDOWN」および「UNLOCK」を参照してください。
このコマンドが非推奨になったのは、SHUTDOWN
コマンドでの遅延の指定が非推奨になったためです。SHUTDOWN
コマンドで遅延を指定する代わりに、属性を設定してサーバの停止を制御できるようになりました。詳細については、『サーバの起動と停止の管理』の「正常な停止の制御」を参照してください。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[ 接続の引数 ]
[ ユーザ資格の引数 ]
CANCEL_SHUTDOWN
次の例では、ManagedHost というマシンで実行され、ポート 8001 でリスンしている WebLogic Server インスタンスの停止が取り消されます。
java weblogic.Admin -url ManagedHost:8001 -username weblogic
-password weblogic CANCEL_SHUTDOWN
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
(非推奨)。管理対象サーバに対する管理制御を管理サーバが再確立するようにします。
管理対象サーバが動作を続けている状況で、管理サーバに障害が発生したり管理サーバを停止したりすると、ドメイン内の任意のサーバに対してコンフィグレーションの変更や、モジュールのデプロイメントができなくなります。この管理機能を回復するには、管理サーバを再起動する必要があります。デフォルトでは、管理サーバは前回の一連の管理対象サーバを検出し、接続を再確立します。
管理サーバが起動時に 1 つまたは複数の管理対象サーバに対して自動的に接続を再確立できない場合は、このコマンドを使用して管理制御を再確立できます。
たとえば、ある管理対象サーバを STANDBY
状態で起動し、管理サーバが再起動するまでにその管理対象サーバを再開しなかったとします。管理サーバは RUNNING
状態の管理対象サーバのみを検出します。
それ以外の要因によっても、管理サーバによる管理対象サーバの検出と再接続が妨げられることがあります。接続の再確立が必要な場合はいつでもこのコマンドを使用できます。
WebLogic Server 9.0 では、このコマンドは非推奨になりました。管理サーバが実行を停止して、そのドメインの管理対象サーバは実行を続けた場合、各管理対象サーバは、ServerMBean
属性の AdminReconnectIntervalSecs
で指定される間隔で管理サーバに定期的に再接続しようとするからです。
詳細については、『サーバの起動と停止の管理』の「管理対象サーバと再起動された管理サーバ」を参照してください。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[ -url
[protocol
://
]listen-address:listen-port
]
[ ユーザ資格の引数 ]
DISCOVERMANAGEDSERVER [-serverNametargetServer
[-listenAddresslistenaddress
] [-listenPortlistenport
]]
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次のコマンドでは、MedRecManagedServer に再接続するよう、管理サーバに指示が行われます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic DISCOVERMANAGEDSERVER
-serverName MedRecManagedServer
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
次の例では、管理対象サーバはポート 7021 をリスンするようにコンフィグレーションされていますが、-Dweblogic.ListenPort
起動オプションを使用してリスン ポートを 8201
に一時的に変更してあります。次のコマンドでは、ポート 8201 でリスンしている MedRecManagedServer に再接続するよう、管理サーバに指示が行われます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic DISCOVERMANAGEDSERVER
-serverName MedRecManagedServer -listenPort 8201
アクティブなセッションが完了するのを待たずにサーバ インスタンスを終了します。詳細については、『サーバの起動と停止の管理』の「強制停止」を参照してください。
サーバ インスタンスがデッドロック状態でも、ドメイン全体の管理ポートを有効にしている場合に限り、サーバ インスタンスは weblogic.Admin
コマンドに応答できます。デッドロックされているサーバとは、別のスレッドによって保持されているロックを取得しようとしてすべてのスレッドがスタック状態になっているサーバのことです。ドメイン全体の管理ポートを有効にしていない場合は、サーバを実行している Java プロセスを強制停止することでそのサーバ インスタンスを停止するしかありません。この場合、すべてのセッション データが失われます。ドメイン全体の管理ポートの有効化については、Administration Console オンライン ヘルプの「ドメイン全体の管理ポートのコンフィグレーション」を参照してください。
java [ SSL の引数 ]
[-Dweblogic.system.BootIdentityFile=filename
[-Dweblogic.RootDirectory=path
]
]
weblogic.Admin
[ 接続の引数 ]
[ ユーザ資格の引数 ]
FORCESHUTDOWN [targetServer
]
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|
次のコマンドでは、管理対象サーバを停止するよう、管理サーバに指示が行われます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic FORCESHUTDOWN MedRecManagedServer
コマンドの発行後に、MedRecManagedServer はログ ファイルと標準出力にメッセージを出力します。メッセージには、サーバの状態が変更されることと停止シーケンスが開始されることが示されます。
コマンドが成功すると、次のような最終的なメッセージが対象サーバによって出力されます。
<Oct 12, 2002 11:28:59 AM EDT> <Alert> <WebLogicServer> <000219> <The
shutdown sequence has been initiated.>
さらに、コマンドが成功すると、weblogic.Admin
ユーティリティによって次のメッセージが返されます。
Server "MedRecManagedServer" was force shutdown successfully ...
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
次の例では管理サーバが使用不能であるため、管理対象サーバに対して自身を停止するよう指示が行われます。
java weblogic.Admin -url ManagedHost:8001 -username weblogic
-password weblogic FORCESHUTDOWN
次の例では、起動 ID ファイルを参照することによってユーザ資格が取得されます。この例では、サーバのルート ディレクトリと起動 ID ファイル名が指定されるので、任意のディレクトリから呼び出せます。
java -Dweblogic.system.BootIdentityFile=c:¥mydomain¥boot.properties
-Dweblogic.RootDirectory=c:¥mydomain
weblogic.Admin -url AdminHost:7001 FORCESHUTDOWN
(非推奨)。特権を持たないログインに対して WebLogic Server インスタンスをロックします。続けてログインが試行されると、オプションの文字列メッセージを含むセキュリティ例外が発生します。
注意 : これは、WebLogic Server 管理ユーザのパスワードを必要とする特権付きコマンドです。
LOCK
コマンドを使用する代わりに、STANDBY
状態でサーバを起動します。この状態では、サーバ インスタンスはドメイン全体の管理ポート上の管理要求にのみ応答します。『サーバの起動と停止の管理』の「サーバのライフサイクルについて」を参照してください。
java [ SSL の引数 ]
weblogic.Admin
[ -url [protocol
://
]listen-address:listen-port
]
[ ユーザ資格の引数 ]
LOCK
["stringMessage
"]
|
|
|
次の例では、管理対象サーバ MedRecManagedServer がロックされます。
java weblogic.Admin -url ManagedHost:8001 -username weblogic
-password weblogicLOCK
"Sorry, WebLogic Server is temporarily out of service."
権限のないユーザ名とパスワードでログインするアプリケーションに対しては、「Sorry, WebLogic Server is temporarily out of service
」というメッセージが表示されます。
サーバ インスタンスを STANDBY
状態から RUNNING
状態に移動します。
サーバの状態の詳細については、『サーバの起動と停止の管理』の「サーバのライフサイクルについて」を参照してください。
java [ SSL の引数 ]
weblogic.Admin
[-urlURL
]
[ ユーザ資格の引数 ]
RESUME [targetServer]
|
|
次の例では、管理サーバへの接続が確立され、管理サーバに対して管理対象サーバを再開するよう指示が行われます。
java weblogic.Admin -url t3s://AdminHost:9002 -username weblogic
-password weblogic RESUMEMedRecManagedServer
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
指定した WebLogic Server インスタンスを正常に停止します。
正常な停止では、進行中の特定のアプリケーションの処理を完了する時間が WebLogic Server のサブシステムに与えられます。デフォルトでは、サーバ インスタンスは、正常な停止の一部として保留の HTTP セッションが終了するまで待機します。この動作は、-ignoreExistingSessions
引数を使用してオーバーライドできます。『サーバの起動と停止の管理』の「正常な停止の制御」を参照してください。
リリース 6.x では、停止プロセスを開始するまでの待機秒数を指定するオプションがこのコマンドに導入されましたが、現在では非推奨のオプションになっています。この非推奨オプションをサポートするために、このコマンドでは SHUTDOWN
コマンドの直後にあるフィールドの数値が秒数を示していると想定されます。このため、サーバの名前がすべて数字で構成されている場合、このコマンドを使用して正常に停止することはできません。このような場合は、Administration Console を使用する必要があります。Administration Console オンライン ヘルプの「サーバ インスタンスの停止」を参照してください。
SHUTDOWN
コマンドで遅延を指定する代わりに、-timeout
オプションを使用するか、または Administration Console で属性を設定してサーバの停止を制御できるようになりました。詳細については、『サーバの起動と停止の管理』の「正常な停止の制御」を参照してください。
サーバ インスタンスがデッドロック状態でも、ドメイン全体の管理ポートを有効にしている場合に限り、サーバ インスタンスは weblogic.Admin
コマンドに応答できます。デッドロックされているサーバとは、別のスレッドによって保持されているロックを取得しようとしてすべてのスレッドがスタック状態になっているサーバのことです。ドメイン全体の管理ポートを有効にしていない場合は、サーバを実行している Java プロセスを強制停止することでそのサーバ インスタンスを停止するしかありません。この場合、すべてのセッション データが失われます。ドメイン全体の管理ポートの有効化については、Administration Console オンライン ヘルプの「ドメイン全体の管理ポートのコンフィグレーション」を参照してください。
java [ SSL の引数 ]
[-Dweblogic.system.BootIdentityFile=filename
[-Dweblogic.RootDirectory=path
]
]
weblogic.Admin
[ 接続の引数 ]
[ ユーザ資格の引数 ]
SHUTDOWN[-ignoreExistingSessions]
[-timeout
seconds
]
[
targetServer
]
(非推奨)。java [ SSL の引数 ]
[-Dweblogic.system.BootIdentityFile=filename
[-Dweblogic.RootDirectory=path
]
]
weblogic.Admin
[ 接続の引数 ]
[ ユーザ資格の引数 ]
SHUTDOWN [seconds
["
stringMessage
"
]][
targetServer
]
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次の例では、管理対象サーバを停止するよう、管理サーバに指示が行われます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic SHUTDOWNMedRecManagedServer
コマンドの発行後に、MedRecManagedServer はログ ファイルと標準出力にメッセージを出力します。メッセージには、サーバの状態が変更されることと停止シーケンスが開始されることが示されます。
コマンドが成功すると、次のような最終的なメッセージが対象サーバによって出力されます。
<Oct 12, 2002 11:28:59 AM EDT> <Alert> <WebLogicServer> <000219> <The
shutdown sequence has been initiated.>
さらに、コマンドが成功すると、weblogic.Admin
ユーティリティによって次のメッセージが返されます。
Server "MedRecManagedServer" was shutdown successfully ...
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
次の例では管理サーバが使用不能になっています。同じユーザによって管理対象サーバへの接続が確立され、管理対象サーバに対して自身を停止するよう指示が行われます。
java weblogic.Admin -url ManagedHost:8001 -username weblogic
-password weblogic SHUTDOWN
次の例では、起動 ID ファイルを参照することによってユーザ資格が取得されます。この例では、サーバのルート ディレクトリと起動 ID ファイル名が指定されるので、任意のディレクトリから呼び出せます。
java -Dweblogic.system.BootIdentityFile=c:¥mydomain¥boot.properties
-Dweblogic.RootDirectory=c:¥mydomain weblogic.Admin
-url AdminHost:7001 SHUTDOWN
Administration Console の [起動モード] フィールドでは、管理対象サーバを RUNNING
状態または STANDBY
状態のどちらで起動するかを指定できます。『サーバの起動と停止の管理』の「サーバのライフサイクルについて」を参照してください。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[-urlURL
]
[ ユーザ資格の引数 ]
STARTtargetServer
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次の例では、管理対象サーバを起動するよう、管理サーバとノード マネージャに指示が行われます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic STARTMedRecManagedServer
MedRecManagedServer
が実行されるようコンフィグレーションされているマシンを判別します。管理サーバは、そのマシンで実行されているノード マネージャに対して、[起動モード] フィールドに指定されている状態で MedRecManagedServer
を起動するよう指示します。
Server "MedRecManagedServer" was started ...
Please refer to server log files for completion status ...
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
(非推奨)。ノード マネージャを使用して管理対象サーバを起動します。
旧リリースでは、このコマンドはノード マネージャを使用して管理対象サーバを起動し、かつ、その状態を STANDBY
にしました。この状態では、外部クライアントからのリクエストはサーバにアクセスできなくなります。
このリリースでは、Administration Console の [起動モード] フィールドでは、サーバ インスタンスを起動するコマンドに関係なく、管理対象サーバの状態が指定されます。『サーバの起動と停止の管理』の「STANDBY 状態での管理対象サーバの起動」を参照してください。
サーバの状態の詳細については、『サーバの起動と停止の管理』の「サーバのライフサイクルについて」を参照してください。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[-urlURL
]
[ ユーザ資格の引数 ]
STARTINSTANDBYtargetServer
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次の例では、管理対象サーバを起動するよう、管理サーバとノード マネージャに指示が行われます。
java weblogic.Admin -url t3s://AdminHost:9002 -username weblogic
-password weblogic STARTINSTANDBYMedRecManagedServer
MedRecManagedServer
が実行されるようコンフィグレーションされているマシンを判別します。管理サーバは、そのマシンで実行されているノード マネージャに対して、[起動モード] フィールドに指定されている状態で MedRecManagedServer
を起動するよう指示します。
Server "MedRecManagedServer" was started ...
Please refer to server log files for completion status ...
ノード マネージャを使用して管理対象サーバを起動した場合、ログ ファイルには標準出力と標準エラー メッセージが書き込まれます。これらのメッセージは、Administration Console の [マシン|モニタ] ページで表示できます。
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
(非推奨)。LOCK 操作の後に、指定した WebLogic Server のロックを解除します。
このコマンドは、LOCK
コマンドが非推奨になったため非推奨となりました。LOCK
および UNLOCK
の代わりに、STARTINSTANDY
および RESUME
を使用してください。詳細については、「RESUME」を参照してください。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[-urlURL
]
[ ユーザ資格の引数 ]
UNLOCK
次の例では、ユーザ名が adminuser
、パスワードが gumby1234
の管理者が、localhost
というマシンのポート 7001 でリスンする WebLogic Server のロックの解除を要求します。
java weblogic.Admin -url localhost:7001 -username adminuser
-password gumby1234 UNLOCK
表 2-5 に、インストールされている WebLogic Server および WebLogic Server インスタンスに関する情報を返すコマンドの概要を示します。以降の節では、コマンドの構文と引数を説明し、各コマンドの例を紹介します。
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WebLogic Server インスタンスに対して接続を行い、各接続が確立されるまでの合計時間とその平均時間をミリ秒で示します。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[-urlURL
]
[ ユーザ資格の引数 ]
CONNECT [count
]
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次の例では、weblogic.Admin
ユーティリティは、リスン アドレスが ManagedHost、リスン ポートが 8001 の WebLogic Server インスタンスに対して 10 個の接続を確立します。
java weblogic.Admin -url ManagedHost:8001 -username weblogic
-password weblogic CONNECT 10
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
コマンドによって接続が確立すると、次のような情報が返されます。
Connection: 0 - 3,229 ms
Connection: 1 - 17 ms
Connection: 2 - 14 ms
Connection: 3 - 20 ms
Connection: 4 - 18 ms
Connection: 5 - 25 ms
Connection: 6 - 27 ms
Connection: 7 - 15 ms
Connection: 8 - 15 ms
Connection: 9 - 15 ms
RTT = ~3422 milliseconds, or ~342 milliseconds/connection
コマンドによって接続が確立されない場合は、何も返されません。
この例では、最初の接続に 3,229 ミリ秒を要し、2 番目の接続に 17 ミリ秒を要しています。すべての接続の平均時間は 3,422 ミリ秒でした。
サーバの状態の詳細については、『サーバの起動と停止の管理』の「サーバのライフサイクルについて」を参照してください。
サーバ インスタンスがデッドロック状態でも、ドメイン全体の管理ポートを有効にしている場合に限り、サーバ インスタンスは weblogic.Admin
コマンドに応答できます。デッドロックされているサーバとは、別のスレッドによって保持されているロックを取得しようとしてすべてのスレッドがスタック状態になっているサーバのことです。ドメイン全体の管理ポートを有効にしていない場合は、サーバを実行している Java プロセスを強制停止することでそのサーバ インスタンスを停止するしかありません。この場合、すべてのセッション データが失われます。ドメイン全体の管理ポートの有効化については、Administration Console オンライン ヘルプの「ドメイン全体の管理ポートのコンフィグレーション」を参照してください。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[ 接続の引数 ]
[ ユーザ資格の引数 ]
GETSTATE [targetServer
]
次の例では、AdminHost というマシン上で実行される WebLogic Server インスタンスの状態が返されます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic GETSTATE
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
実行中のサーバに対してコマンドが成功すると、次のメッセージが返されます。
Current state of "MedRecServer" : RUNNING
サーバの状態の一覧については、『サーバの起動と停止の管理』の「サーバのライフサイクルについて」を参照してください。
すべての WebLogic Server コマンドの構文と使用法に関する情報が返されます (デフォルト)。HELP コマンド ラインで単一のコマンド値を指定した場合は、そのコマンドの情報が返されます。
このコマンドは、WebLogic Server がインストールされている任意のコンピュータで発行できます。このコマンドを呼び出すためにサーバ インスタンスを起動する必要はありません。また、ユーザの資格を入力する必要もありません。
java weblogic.Admin HELP [COMMAND
]
次の例では、PING
コマンドの使い方に関する情報が要求されます。
java weblogic.Admin HELP PING
Usage: java [SSL trust options]
weblogic.Admin [ [-url | -adminurl] [<protocol>://]<listen-address>:<port>]
-username <username> -password <password>
PING <roundTrips> <messageLength>
Where:
roundTrips = Number of pings.
messageLength = Size of the packet (in bytes) to send in each ping.The default
size is 100 bytes.Requests for pings with packets larger than 10 MB throw exceptions.
Description: Sends a message to verify that a WebLogic Server instance is listen
ing on a port and is ready to accept WebLogic client requests.
Example(s):
Connecting through a non-secured port:
java weblogic.Admin -url t3://localhost:7001 -username weblogic -password weblog
ic ping 3 100
Connecting through an SSL port of a server that uses the demonstration keys and certificates:
|java -Dweblogic.security.TrustKeyStore=DemoTrust
weblogic.Admin -url t3s:¥localhost:7001 -username weblogic -password weblogic
PING <roundTrips> <messageLength>
指定したホストにインストールされているすべての WebLogic Server インスタンスの BEA ライセンスを示します。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[ 接続の引数 ]
[ ユーザ資格の引数 ]
LICENSES
次のコマンドでは、AdminHost というホストのライセンスのリストが返されます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic LICENSES
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
コマンドによって接続が確立されると、標準出力にライセンス情報が返されます。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[ 接続の引数 ]
[ ユーザ資格の引数 ]LIST
[JNDIcontextName
]
次の例では、AdminHost というマシン上で実行される MedRecServer サンプル サーバの初期コンテキストが返されます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic LIST
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
コマンドが成功すると、次の短縮されたような出力が返されます。
Contents of InitialContext
jms: weblogic.jndi.internal.ServerNamingNode
javax: weblogic.jndi.internal.ServerNamingNode
mail: weblogic.jndi.internal.ServerNamingNode
...
mail コンテキストの下の JNDI ツリーを表示するには、次のコマンドを入力します。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic LIST mail
Contents of mail
MedRecMailSession: javax.mail.Session
WebLogic Server インスタンスがポートでリスニングを行い、WebLogic クライアント リクエストを受け付ける準備ができていることを確認するためのメッセージを送信します。
クラスタ内のすべてのサーバに関する情報については、「CLUSTERSTATE」を参照してください。
サーバ インスタンスがデッドロック状態でも、ドメイン全体の管理ポートを有効にしている場合に限り、サーバ インスタンスは weblogic.Admin
コマンドに応答できます。デッドロックされているサーバとは、別のスレッドによって保持されているロックを取得しようとしてすべてのスレッドがスタック状態になっているサーバのことです。ドメイン全体の管理ポートを有効にしていない場合は、サーバを実行している Java プロセスを強制停止することでそのサーバ インスタンスを停止するしかありません。この場合、すべてのセッション データが失われます。ドメイン全体の管理ポートの有効化については、Administration Console オンライン ヘルプの「ドメイン全体の管理ポートのコンフィグレーション」を参照してください。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[ 接続の引数 ]
[ ユーザ資格の引数 ]
PING [roundTrips
] [messageLength
]
次のコマンドでは、サーバ インスタンスに対して 10 回 ping が実行されます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic PING 10
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
Sending 10 pings of 100 bytes.
RTT = ~46 milliseconds, or ~4 milliseconds/packet
次のコマンドでは、ManagedHost というホスト コンピュータ上で実行されているサーバ インスタンスに対して ping が実行されます。
java weblogic.Admin -url ManagedHost:8001 -username weblogic
-password weblogic PING
サーバ インスタンスのローカル ログ ファイルからメッセージを返します。このコマンドは、現在のログ ファイルからのみメッセージを返します。ログ ファイルのローテーションのためにサーバ インスタンスによってアーカイブされた (名前が変更された) ログ ファイル内のメッセージは返しません。
デフォルトでは、このコマンドは現在のログ ファイルから最初の 500 メッセージを返します (ファイル内のメッセージは古いものから新しいものへと順序付けられます)。時間と日付の範囲を変更することでデフォルトを変更できますが、返されるメッセージの数は変更できません。このコマンドは、ログ ファイル内のメッセージの数に応じて最大 500 のメッセージを返します。
メッセージごとに、スペースで区切られた、以下のメッセージ属性が返されます。
MessageID TimeStamp Severity Subsystem MessageText
メッセージ属性の詳細については、『ログ ファイルのコンフィグレーションとログ メッセージのフィルタ処理』の「Message Attributes」を参照してください。
このコマンドでは、ドメイン全体のログ ファイルを返すことはできません。ドメイン全体のログ ファイルは Administration Console で表示できます。サーバ ログ ファイルの詳細については、Administration Console オンライン ヘルプの「ログの表示とコンフィグレーション」を参照してください。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin [-url
URL
]
[ ユーザ資格の引数 ]
SERVERLOG [
starttime
[
endtime
]]
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次のコマンドでは、MedRecManagedServer というサーバ インスタンスのローカル ログ ファイルにあるすべてのメッセージが返され、出力がコマンド シェルの more
コマンドに渡されます。
java weblogic.Admin -url ManagedHost:8001 -username weblogic
-password weblogic SERVERLOG | more
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
コマンドが成功すると、次の短縮されたような出力が返されます。
130036 Oct 18, 2002 4:19:12 PM EDT Info XML Initializing XMLRegistry.
001007 Oct 18, 2002 4:19:13 PM EDT Info JDBC Initializing... issued.
001007 Oct 18, 2002 4:19:13 PM EDT Info JDBC Initialize Done issued.
190000 Oct 18, 2002 4:19:13 PM EDT Info Connector Initializing J2EE Connector Service
190001 Oct 18, 2002 4:19:13 PM EDT Info Connector J2EE Connector Service initialized successfully
...
次のコマンドでは、今日の午前 8:00 以降にローカル ログ ファイルに書き込まれたメッセージが返されます。
java weblogic.Admin -url ManagedHost:8001 -username weblogic
-password weblogic SERVERLOG 08:00
次のコマンドでは、2002 年 10 月 18 日の午前 8:00 ~ 8:30 の間にローカル ログ ファイルに書き込まれたメッセージが返されます。
java weblogic.Admin -url ManagedHost:8001 -username weblogic
-password weblogic SERVERLOG "2002/10/18 08:00" "2002/10/18 08:30"
特定のサーバ インスタンスに対して実行中の WebLogic Server スレッドのスナップショットを出力します。サーバ インスタンスはスナップショットを標準出力に出力します。
サーバ インスタンスがデッドロック状態でも、ドメイン全体の管理ポートを有効にしている場合に限り、サーバ インスタンスは weblogic.Admin
コマンドに応答できます。デッドロックされているサーバとは、別のスレッドによって保持されているロックを取得しようとしてすべてのスレッドがスタック状態になっているサーバのことです。ドメイン全体の管理ポートを有効にしていない場合は、サーバを実行している Java プロセスを強制停止することでそのサーバ インスタンスを停止するしかありません。この場合、すべてのセッション データが失われます。ドメイン全体の管理ポートの有効化については、Administration Console オンライン ヘルプの「ドメイン全体の管理ポートのコンフィグレーション」を参照してください。
注意 : THREAD_DUMP コマンドは Sun JVM および JRockit® でのみサポートされます。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[ 接続の引数 ]
[ ユーザ資格の引数 ]
THREAD_DUMP
次の例では、ManagedHost というホストで実行中のサーバ インスタンスに、スレッド ダンプを標準出力に出力するよう指示が行われます。
java weblogic.Admin -url ManagedHost:8001 -username weblogic
-password weblogic THREAD_DUMP
Thread Dump is available in the command window that is running the server.
サーバ インスタンスはスレッド ダンプを標準出力に出力します。標準出力はデフォルトではそのサーバ インスタンスが実行されているシェル (コマンド プロンプト) です。
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
-url
引数で指定したサーバ インスタンスで実行されている WebLogic Server ソフトウェアのバージョンを示します。
java weblogic.Admin [-urlURL
] -usernameusername
[-password password] VERSION
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次のコマンドでは、ManagedHost というホストで実行されている WebLogic Server ソフトウェアのバージョンが示されます。
java weblogic.Admin -url ManagedHost:8001 -username weblogic
-password weblogic VERSION
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
WebLogic Server 9.0 Sat Oct 15 22:51:04 EDT 2002 207896
WebLogic XMLX Module 9.0 Sat Oct 15 22:51:04 EDT 2002 207896
表 2-6 に、接続プールに関する WebLogic Server 管理コマンドの概要を示します。以降の節では、コマンドの構文と引数を説明し、各コマンドの例を紹介します。
接続プールの詳細については、『WebLogic JDBC プログラマーズ ガイド』の「簡素化された JDBC リソース コンフィグレーション」を参照してください。
注意 : JDBC コマンドはすべて、特権付きのコマンドです。これらのコマンドを使用するには、WebLogic Server 管理ユーザのユーザ名とパスワードを提示する必要があります。
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指定した URL で実行されている WebLogic Server インスタンス上に接続プールを作成します。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[ 接続の引数 ]
[ ユーザ資格の引数 ]
CREATE_POOL poolName props=myProps
,initialCapacity=1
,maxCapacity=1
,
capacityIncrement=1
,allowShrinking=true
,shrinkPeriodMins=15
,
driver=myDriver
,url=myURL
, testConnsOnReserve=true
,
testTableName=tablename
次の例では、ManagedHost というホスト マシン上で実行され、ポート 8001 でリスンしているインスタンス MedRecManagedServer に demoPool という接続プールが作成されます。
java weblogic.Admin -url t3://ManagedHost:8001 -usernameweblogic
-passwordweblogic
CREATE_POOL demoPool
url=jdbc:pointbase:server://localhost:9092/demo,
driver=com.pointbase.jdbc.jdbcUniversalDriver,
testConnsOnReserve=true,
testTableName=SYSTABLES,
initialCapacity=2
maxCapacity=10
capacityIncrement=2
allowShrinking=true
props=user=examples;password=examples
Connection pool "demoPool" created successfully.
(非推奨)。接続は閉じられてプールから削除されます。プールに残っている接続がなくなるとプールは破棄されます。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[-urlURL
]
[ ユーザ資格の引数 ]
DESTROY_POOL poolName[true
|false
]
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次のコマンドでは、AdminHost というマシン上で実行され、ポート 7001 でリスンしている管理サーバを含む WebLogic ドメイン内の demoPool という接続プールが破棄されます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic DESTROY_POOL demoPool false
接続プールを一時的に無効にして、クライアントがそのプールから接続を取得できないようにします。
プールを無効にする方法には、後で有効にできるようにプール内の接続をそのままの状態にしておく方法と、接続を破棄する方法があります。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[-urlURL
]
[ ユーザ資格の引数 ]
DISABLE_POOL -poolName
connection_pool_name
[true|false]
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次の例では、AdminHost というマシン上で実行され、ポート 7001 でリスンしている管理サーバを含む WebLogic ドメイン内の demoPool という接続プールが無効になります。このコマンドは後で有効にできるように接続をそのままの状態にしておきます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic DISABLE_POOL -poolName demoPool false
プールを有効にした場合、使用中だった各接続の JDBC 接続状態はその接続プールが無効にされたときと同じなので、クライアントはちょうど中断したところから JDBC 操作を続行できます。
java weblogic.Admin [-urlURL
]
-usernameusername
[-password password]
ENABLE_POOL -poolName
connection_pool_name
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次のコマンドでは、無効にされた demoPool という接続プールが再び有効にされます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic ENABLE_POOL -poolName demoPool
このコマンドは、接続プールのデータベース接続を閉じてから開き直します。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[-urlURL
]
[ ユーザ資格の引数 ]
RESET_POOL -poolName
connection_pool_name
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次のコマンドでは、ホスト AdminHost のポート 7001 でリスンしている WebLogic Server インスタンスの demoPool という接続プールのデータベース接続が閉じられ、開き直されます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic RESET_POOL -poolName demoPool
指定された名前の接続プールが WebLogic Server ドメインに存在するかどうかを調べます。このメソッドを使用すると、動的接続プールがすでに作成されているかどうかを調べ、作成する動的接続プールに固有の名前を付けることができます。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[-urlURL
]
[ ユーザ資格の引数 ]
EXISTS_POOL -poolName
connection_pool_name
|
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次のコマンドでは、指定した名前のプールが存在するかどうかが調べられます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic EXISTS_POOL -poolName demoPool
以下の節では、WebLogic Server MBean を管理するための weblogic.Admin
コマンドについて説明します。
『WebLogic Server MBean リファレンス』では、すべての WebLogic Server MBean について詳しく説明しています。
アクセス、表示、または変更する MBean を指定するには、すべての MBean 管理コマンドで -mbean
引数または -type
引数が必要になります。
-mbean
引数を使用すると、MBean の単一のインスタンスを操作できます。
-type
引数を使用すると、指定したタイプのインスタンスであるすべての MBean を操作できます。MBean のタイプとは、MBean がそのインスタンスとなるインタフェース クラスのことです。すべての WebLogic Server MBean は、weblogic.management.configuration
パッケージまたは weblogic.management.runtime
パッケージで定義されているいずれかのインタフェース クラスのインスタンスです。コンフィグレーション MBean の場合は、タイプによって、インスタンスが管理 MBean またはローカル コンフィグレーション MBean のどちらであるかもわかります。すべての WebLogic Server MBean インタフェース クラスの詳細なリストについては、weblogic.management.configuration
または weblogic.management.runtime
パッケージの「Type-Safe Access for WebLogic Server 9.0 MBeans (Deprecated)」を参照してください。
-type
引数に指定する値を決定するには、次の手順に従います。
表 2-7 に、MBean 管理コマンドの概要を示します。
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WebLogic Server 管理 MBean のインスタンスを作成します。このコマンドは、実行時 MBean またはローカル コンフィグレーション MBean に対しては使用できません。
このコマンドを使用する場合、WebLogic Server はデフォルト値を備えた管理 MBean を取得し、そのコンフィグレーションをドメインの config.xml
ファイルに格納します。一部の管理 MBean に対しては、WebLogic Server は、基底の管理対象リソースをホストするサーバ インスタンスを再起動するまでは、対応するローカル コンフィグレーション MBean のレプリカを作成しません。たとえば、ManagedMedRecServer という管理対象サーバにある JDBC 接続プールを管理するために JDBCConnectionPool
管理 MBean を作成する場合、作成した JDBCConnectionPool
管理 MBean のローカルのレプリカを作成するには、ManagedMedRecServer を再起動する必要があります。MBean レプリケーションとライフサイクルの詳細については、『JMX によるカスタム管理ユーティリティの開発』の「Understanding WebLogic Server MBeans」を参照してください。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
-urlURL
[ ユーザ資格の引数 ]
CREATE -namename
-typembeanType
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[-urlURL
]
[ ユーザ資格の引数 ]
CREATE -mbeanobjectName
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次の例では、-name
引数と -type
引数が使用されており、管理サーバ上に myPool
という JDBCConnectionPool 管理 MBean が作成されます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic CREATE -name myPool -type JDBCConnectionPool
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
コマンドが成功すると、次のようなメッセージが標準出力に出力されます。
次の例では、-mbean
引数と WebLogicObjectName
規約が使用されており、管理サーバ上に myPool
という JDBCConnectionPool 管理 MBean が作成されます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic
CREATE -mbean "mydomain:Type=JDBCConnectionPool,Name=myPool"
MBean を削除します。管理 MBean を削除すると、WebLogic Server は、ドメインの config.xml
ファイルから対応するエントリを削除します。
注意 : 管理 MBean を削除しても、対応するコンフィグレーション MBean はサーバ インスタンスを再起動するまで削除されません。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[ {-urlURL
} |
[
{-adminurlprotocol
://
]Admin-Server-listen-address:listen-port
}
[ ユーザ資格の引数 ]
]
DELETE {-typembeanType
|-mbeanobjectName
}
|
|
|
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次の例では、myPool
という JDBCConnectionPool
管理 MBean が削除されます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic DELETE -mbean
MedRec:Name=myPool,Type=JDBCConnectionPool
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
コマンドが成功すると、次のようなメッセージが標準出力に出力されます。
MBean プロパティ (属性) と JMX オブジェクト名 (WebLogicObjectName
形式) を表示します。
{MBeanName
object-name
{property1
value
} {property2
value
}. . .}
. . .
プロパティと値は名前と値のペアとして表され、各ペアは中括弧で囲まれています。この形式によって、スクリプトが出力を解析しやすくなります。
-pretty
を指定した場合、プロパティと値のペアが 1 行に 1 組ずつ表示され、ペアを区切るための中括弧は使用されません。
MBeanName:
object-name
property1:
value
property2:
value
.
.
.
MBeanName:object-name
property1:
value
abbribute2:
value
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[ {-urlURL
} |
[
{-adminurlprotocol
://
]Admin-Server-listen-address:listen-port
}
[ ユーザ資格の引数 ]
]
GET [-pretty] {-typembeanType
|-mbeanobjectName
}
[-propertyproperty1
] [-propertyproperty2
]...
|
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次の例では、MedRecPool
という接続プールの JDBCConnectionPool
管理 MBean のすべてのプロパティが表示されます。コマンドでは、管理サーバに接続して管理 MBean から情報を取得するようになっています。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic GET -pretty -mbean
MedRec:Name=MedRecPool,Type=JDBCConnectionPool
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
コマンドが成功すると、次の短縮されたような出力が返されます。
---------------------------
MBeanName: "MedRec:Name=MedRecPool,Type=JDBCConnectionPool"
ACLName:
CachingDisabled: true
CapacityIncrement: 1
ConnLeakProfilingEnabled: false
ConnectionCreationRetryFrequencySeconds: 0
ConnectionReserveTimeoutSeconds: 10
...
次の例では、ドメイン内のすべてのサーバの JDBCConnectionPoolRuntime
MBean のインスタンスがすべて表示されます。
java weblogic.Admin -adminurl AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic GET -pretty -type JDBCConnectionPoolRuntime
次の例では、ManagedHost:8001
でリスンするサーバ インスタンスにデプロイされている JDBCConnectionPoolRuntime MBean のインスタンスがすべて表示されます。
java weblogic.Admin -url ManagedHost:8001 -username weblogic
-password weblogic GET -pretty -type JDBCConnectionPoolRuntime
1 つまたは複数の MBean の管理操作を呼び出します。WebLogic Server MBean の場合、通常このコマンドを使用して、ほとんどの WebLogic Server MBean が備えている get
Attribute
と set
Attribute
以外の操作を呼び出します。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[ {-urlURL
} |
[
{-adminurlprotocol
://
]Admin-Server-listen-address:listen-port
}
[ ユーザ資格の引数 ]
]
INVOKE {-typembeanType
|-mbeanobjectName
} -methodmethodname
[argument
. . .]
|
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次の例では、JDBCConnectionPoolRuntime
MBean の enable
メソッドを呼び出すことで、JDBC 接続プールが有効になります。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic INVOKE
-mbean MedRec:Location=MedRecServer,Name=myPool,
ServerRuntime=MedRec,Type=JDBCConnectionPoolRuntime
-method enable
{MBeanName="MedRec:Location=MedRecServer,Name=MedRecPool,ServerRuntime=Med
RecServer,Type=JDBCConnectionPoolRuntime"}
Ok
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
次の例では、JDBCConnectionPoolRuntime
MBean の enable
メソッドを呼び出すことで、ドメイン内のすべての JDBC 接続プールが有効になります。
java weblogic.Admin -adminurl AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic INVOKE
-type JDBCConnectionPoolRuntime -method enable
指定するパターンと WebLogicObjectName
が一致する WebLogic Server MBean を検索します。
WebLogic Server MBean タイプから作成されるすべての MBean は、weblogic.management.WebLogicObjectName
規約に準拠した名前で MBean サーバに登録されます。weblogic.Admin
コマンドを使用して特定の MBean インスタンスを取得または変更する場合は、MBean の WebLogicObjectName
を知っておく必要があります。詳細については、『JMX によるカスタム管理ユーティリティの開発』の「WebLogic Server MBean Object Names」を参照してください。
{MBeanName
object-name
{property1
value
} {property2
value
}. . .}
. . .
プロパティと値は名前と値のペアとして表され、各ペアは中括弧で囲まれています。この形式によって、スクリプトが出力を解析しやすくなります。
-pretty
を指定した場合、プロパティと値のペアが 1 行に 1 組ずつ表示され、ペアを区切るための中括弧は使用されません。
MBeanName:
object-name
property1:
value
property2:
value
.
.
.
MBeanName:object-name
property1:
value
abbribute2:
value
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[ {-urlURL
} |
[
{-adminurlprotocol
://
]Admin-Server-listen-address:listen-port
}
[ ユーザ資格の引数 ]
]
QUERY -pretty -patternobject-name-pattern
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次の例では、ManagedHost:8001 でリスンするサーバ インスタンス上にあるすべての JDBCConnectionPoolRuntime
MBean が検索されます。
java weblogic.Admin -url ManagedHost:8001 -username weblogic
-password weblogic QUERY
-pattern *:Type=JDBCConnectionPoolRuntime,*
Ok
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
次の例では、現在のドメイン内のすべてのサーバ上にある MedRecPool
MBean のすべてのインスタンスが検索されます。-adminurl
が使用されており、管理サーバに管理 MBeanHome
インタフェースをクエリするよう指示が行われます。このインタフェースはドメイン内のすべての MBean へのアクセス権を持っています。
java weblogic.Admin -adminurl AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic QUERY -pattern *:Name=MedRecPool,*
コマンドが成功すると、すべての対応するローカル コンフィグレーション MBean、および実行時 MBean とともに MedRecPool
という JDBCConnectionPool
管理 MBean のインスタンスが返されます。
指定されたプロパティ (属性) 値を、コンフィグレーション MBean に対して設定します。このコマンドは、実行時 MBean またはローカル コンフィグレーション MBean に対しては使用できません。
コマンドが正常に実行されると OK
が返され、新しい値が config.xml
ファイルに保存されます。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[-urlURL
]
[ ユーザ資格の引数 ]
SET {-typembeanType
|-mbeanobjectName
}
-propertyproperty1
property1_value
[-propertyproperty2
property2_value
] . . .
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次の例では、MedRecManagedServer
というサーバにある ServerMBean
の StdoutSeverityLevel プロパティが 64
に設定されます。
java weblogic.Admin -url http://AdminHost:7001
-username weblogic -password weblogic
SET -mbean
MedRec:Location=MedRecManagedServer,Name=MedRecManagedServer,
Type=ServerConfig
-property StdoutSeverityLevel 64
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
コマンドが成功すると、サーバ インスタンスは次のようなログ メッセージを書き込みます。
<Sep 16, 2002 12:11:27 PM EDT> <Info> <Logging> <000000> <Log messages of every severity will be displayed in the shell console.>
次の例では、現在のドメインにある ServerMBean
のすべての管理インスタンスの StdoutSeverityLevel プロパティが 64
に設定されます。
java weblogic.Admin -url http://AdminHost:7001
-username weblogic -password weblogic
SET -type Server -property StdoutSeverityLevel 64
デフォルトでは、呼び出された各 weblogic.Admin
コマンドは JVM を起動し、サーバ インスタンス上で動作した後、JVM を停止します。連続したシーケンスで複数の weblogic.Admin
コマンドを発行する場合のパフォーマンスを向上させるために、BATCHUPDATE
コマンドを使用して、複数のコマンドをバッチ モードで実行できます。BATCHUPDATE
コマンドは JVM を起動し、一連のコマンドを実行した後、JVM を停止します。
たとえば、ドメイン内に複数のサーバ インスタンスがある場合、ドメイン内のすべての管理対象サーバのリスン ポートを返すファイルを作成できます。作成したファイルを weblogic.Admin
BATCHUPDATE
コマンドの引数として指定します。
一連の weblogic.Admin
コマンドを実行します。BATCHUPDATE
によって実行されたコマンドのすべての結果は、標準出力に出力されます。
このコマンドを使用する方が、一連の weblogic.Admin
コマンドを個別に発行するよりもパフォーマンスが向上します。詳細については、前節の「バッチ モードでのコマンドの実行」を参照してください。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[ {-urlURL
} |
[
{-adminurlprotocol
://
]Admin-Server-listen-address:listen-port
}
[ ユーザ資格の引数 ]
]BATCHUPDATE -batchFile
fileLocation
[-continueOnError]
[-batchCmdVerbose]
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この例では、ドメイン内の一連のサーバ インスタンスのリスン ポートを返す BATCHUPDATE
コマンドが使用されます。commands.txt
というファイルに以下の行が含まれます。
get -mbean MedRec:Name=MedRecServer,Type=Server -property ListenPort
get -mbean MedRec:Name=MedRecManagedServer,Type=Server -property ListenPort
次のコマンドによって、commands.txt
内のコマンドが呼び出されます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic -password weblogic BATCHUPDATE -batchFile c:\commands.txt -continueOnError
-batchCmdVerbose
コマンドが成功すると、次のようなメッセージが標準出力に出力されます。
Executing command: get -mbean MedRec:Name=MedRecServer,Type=Server -property ListenPort
{MBeanName="MedRec:Name=MedRecServer,Type=Server"{ListenPort=7001}}
Executing command: get -mbean MedRec:Name=MedRecManagedServer,Type=Server -property ListenPort
{MBeanName="MedRec:Name=MedRecManagedServer,Type=Server"{ListenPort=7021}}
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
表 2-8 に、クラスタを操作するコマンドの概要を示します。以降の節では、コマンドの構文と引数を説明し、各コマンドの例を紹介します。
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java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[-urlURL
]
[ ユーザ資格の引数 ]
CLUSTERSTATE -clusterNameclusterName
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java weblogic.Admin -url AdminHost:7001
-username weblogic -password weblogic
CLUSTERSTATE -clustername MedRecCluster
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
There are 3 server(s) in cluster: MedRecCluster
The alive servers and their respective states are listed below:
MedRecManagedServer2---RUNNING
MedRecManagedServer3---RUNNING
The other server(s) in the cluster that are not active are:
MedRecManagedServer1
サーバ クラスタ内の対象サーバに JMS サービスまたは JTA トランザクション回復サービスを移行します。
サービスの移行の詳細については、『WebLogic Server クラスタ ユーザーズ ガイド』の「サービスの移行」を参照してください。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[-urlURL
]
[ ユーザ資格の引数 ]
MIGRATE
-migratabletarget"
serverName
(migratable
)"
-destinationserverName
[-sourcedown] [-destinationdown]
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[-urlURL
]
[ ユーザ資格の引数 ]
MIGRATE
-jta -migratabletargetserverName
-destinationserverName
[-sourcedown] [-destinationdown]
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次の例では、JMS サービスが myserver2 から myserver3 に移行されます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic
MIGRATE -migratabletarget "myserver2 (migratable)"
-destination myserver3
次の例では、JTA トランザクション回復サービスが myserver2 から myserver3 に移行されます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001 -username weblogic
-password weblogic
MIGRATE -jta -migratabletarget myserver2
-destination myserver3 -sourcedown
ノード マネージャを使用するようにコンフィグレーションされているクラスタ内のすべてのサーバを起動します。
Administration Console の [起動モード] フィールドでは、管理対象サーバを RUNNING
状態または STANDBY
状態のどちらで起動するかを指定できます。『サーバの起動と停止の管理』の「サーバのライフサイクルについて」を参照してください。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[-urlURL
]
[ ユーザ資格の引数 ]
STARTCLUSTER -clusterNameclusterName
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java weblogic.Admin -url AdminHost:7001
-username weblogic -password weblogic
STARTCLUSTER -clustername MedRecCluster
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
Starting servers in cluster MedRecCluster: MedRecMS2,MedRecMS1
All servers in the cluster "MedRecCluster" started successfully.
アクティブなセッションが完了するのを待たずに、クラスタ内のすべてのサーバを強制的に停止します。
指定したサーバ インスタンスに対してこのコマンドが成功したことを確認するには、サーバのローカル メッセージ ログを参照し、次のメッセージを探します。<BEA-000238> <Shutdown has completed.>
メッセージのタイプ スタンプを調べ、停止コマンドを発行したサーバ セッションによってメッセージが生成されたことを確認します。
強制停止の詳細については、『サーバの起動と停止の管理』の「強制停止」を参照してください。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[-urlURL
]
[ ユーザ資格の引数 ]
STOPCLUSTER -clusterNameclusterName
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java weblogic.Admin -url AdminHost:7001
-username weblogic -password weblogic
STOPCLUSTER -clustername MedRecCluster
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
Shutting down servers in cluster MedRecCluster: MedRecMS2,MedRecMS1
All servers in the cluster "MedRecCluster" were issued the shutdown request.
Look in the server logs to verify the success or failure of the shutdown
request.
ドメインのコンフィグレーション ファイルを解析し、クラスタ関連要素のコンフィグレーションにおけるエラーを報告します。
このコマンドは、ホストのファイル システムを介してドメインのコンフィグレーション ファイルにアクセスできる WebLogic Server ホストでのみ実行できます。
java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin
[-urlURL
]
[ ユーザ資格の引数 ]
VALIDATECLUSTERCONFIG
-configPathpathname
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次の例では、MedRec ドメインのクラスタ関連のコンフィグレーション要素が検証されます。この例の場合、コマンドは WL_HOME
ディレクトリから発行されます。
java weblogic.Admin -url AdminHost:7001
-username weblogic -password weblogic
VALIDATECLUSTERCONFIG -configpath
samples¥domains¥medrec¥config.xml
この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。
クラスタ コンフィグレーションにエラーがある場合は、エラーについて説明するメッセージが返されます。次に例を示します。ERROR:Cluster name:MyCluster has an INVALID Multicast address:null Please pick an address between (224.0.0.1 and 255.255.255.255)
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