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J2EE ライブラリ : 概要
このページでは、J2EE ライブラリの名前、アプリケーションのソースのパス、ステージング モードなどの全般的なコンフィグレーション情報の表示および変更 (必要に応じて) を行います。[デプロイ順序] フィールドでは、サーバの起動時にライブラリをデプロイする順序 (他のデプロイメントとの相対順序) を変更します。
WebLogic Server 9.0 の J2EE ライブラリの機能を使用すると、複数のエンタープライズ アプリケーション間で 1 つまたは複数の種類の J2EE モジュールを簡単に共有できます。
J2EE ライブラリは、デプロイメントに際して J2EE アプリケーション コンテナに登録されるスタンドアロンの EJB モジュールまたは Web アプリケーション モジュール、エンタープライズ アプリケーション (EAR) にパッケージ化された複数の EJB モジュールまたは Web アプリケーション モジュール、あるいは単独のプレーン JAR ファイルです。
ライブラリの登録後、ライブラリを参照するエンタープライズ アプリケーションをデプロイできます。各参照元アプリケーションは、デプロイ時に必要なライブラリ モジュールへの参照を受け取り、それらのモジュールを、参照元アプリケーション自身の一部としてパッケージ化されているモジュールと同じように使用できます。参照元アプリケーションのクラスパスに共有ライブラリ クラスが追加され、参照元アプリケーションのデプロイメント記述子はメモリ内で J2EE ライブラリ モジュールのデプロイメント記述子とマージされます。
J2EE ライブラリの名前の後ろには必ず、
Specification@Implementationの形式のバージョン番号が付きます。Specificationは、ライブラリまたはパッケージが準拠する仕様のバージョン番号 (J2EE 仕様番号など) を示し、Implementationは、ライブラリまたはパッケージの実際のコード実装のバージョン番号を示します。J2EE ライブラリのこのようなバージョン指定により、参照元アプリケーションが、使用するライブラリの必要最低限のバージョンを指定したり、必要なバージョンを厳密に指定することができます。コンフィグレーション オプション
名前 説明 名前 この J2EE ライブラリの名前。
実装バージョン マニフェストからの実装バージョンまたはデプロイ時にオーバーライドされた実装バージョン。
仕様バージョン マニフェストからの仕様バージョンまたはデプロイ時にオーバーライドされた仕様バージョン。
アプリケーション名 この J2EE ライブラリの名前。
モジュール名 このモジュールの名前。
パス MBean 属性:
AppDeploymentMBean.Pathパス 管理サーバ上のデプロイ可能なユニットのソースへのパス。
ルール :
InstallDir が null の場合、このソース パスは絶対パスにする必要があります。
このソース パスが相対パスの場合、InstallDir/app を基準とした相対パスとして解決されます。
完全に解決された値を取得するには、AbsoluteSourcePath を使用します。
MBean 属性:
AppDeploymentMBean.SourcePathインストール ディレクトリ アプリケーションのルート ディレクトリがインストールされている場所の、domain/config/deployments ディレクトリからの相対パス。
[インストール ディレクトリ] が指定されてる場合、SourcePath、PlanDir、および PlanPath はこのパスから派生されるため、指定されていなくても構いません。
このプロパティのデフォルト値はデプロイメントの名前です。
MBean 属性:
AppDeploymentMBean.InstallDirステージング モード アプリケーションの準備段階に、管理サーバのソースから管理対象サーバのステージング領域にアプリケーションのファイルがコピーされるかどうかを指定するモード。
デプロイ順序 起動中にこのユニットがデプロイされた時を表す数値で、サーバ上の他の DeployableUnits に対する相対的な値。
[ロード順序] の値が小さいユニットは、値の大きいユニットよりも先にデプロイされます。
MBean 属性:
AppDeploymentMBean.DeploymentOrder
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