Unix レルム : コンフィグレーション
UNIX セキュリティ レルムは、小さいネイティブ プログラム wlauth を実行 して、ユーザやグループを検索し、UNIX ログイン名およびパスワードに 基づいてユーザを認証します。UNIX セキュリティ レルムは、Solaris および Linux プラットフォームでのみ使用できます。このページでは、レルムの名前と、 UNIX セキュリティ レルムでユーザの認証に使用するプログラムの名前を定義 します。
UNIX セキュリティ レルムを使用する場合は、キャッシング レルムをコンフィグレーション する必要があります。キャッシング レルムをコンフィグレーションするときに、UNIX セキュリティ レルムを基本レルムとして選択します。[基本] 属性は、キャッシング レルムと UNIX セキュリティ レルム間の関連付けを定義します。
UNIX セキュリティ レルムを使用するには、互換性セキュリティを使用する 必要があります。UNIX セキュリティ レルムの使用は、このリリースの WebLogic Server では非推奨です。
コンフィグレーション オプション
名前 説明 名前 この MBean インスタンスのユーザ定義の名前。
この名前は、MBean の
javax.management.ObjectName
に、主要なプロパティとして含まれています (Name=user-specified-name
)。認証プログラム UNIX セキュリティ レルムでユーザを認証するためのプログラムの名前。ほとんどの場合、プログラム名には wlauth を指定します。この認証プログラムは、setuid root を実行する必要があります。
プログラム名が wlauth で、CLASSPATH に含まれている場合、この属性を明示的に設定する必要がないので、空白にしておきます。
プログラム名が wlauth 以外の場合、または WebLogic Server の CLASSPATH に含まれていない場合は、この属性を指定します。
レルム クラス名 BasicRealmMBean オブジェクトの realmClassName 属性を取得します。