分散キューを作成したら、順序単位パラメータの指定や、メッセージ送信側の資格のアタッチなど、詳細なプロパティ値を定義できます。
分散キューの詳細な値をコンフィグレーションするには、以下の手順を実行します。
[順序単位名を自動生成] で、この分散キューで統計的にユニークである順序単位名をシステムで生成するかどうかを指定します。この分散キューに届くメッセージのうち、まだ順序単位に属していないメッセージには、すべてこのデフォルトの順序単位名が自動的に割り当てられます。
[順序単位のルーティング] で、分散キュー メンバーがメッセージの送り先として選択される方法を指定します。[ハッシュ] に設定した場合、プロデューサがキュー メンバーを計算します。[パス サービス] に設定した場合、コンフィグレーション済みのパス サービスによってキュー メンバーが決定されます。
[メッセージをバッチ処理しない] -- 使用可能メッセージはコンシューマにすぐに配信されます。
[待機せずメッセージをバッチ処理] -- (デフォルト) 使用可能メッセージを含む、完全に満たないバッチがすぐに配信されます。
[メッセージ バッチ処理の最小待機しきい値] -- 使用可能メッセージを含む、完全に満たないバッチを配信する前に、短く待機します。
[メッセージ バッチ処理の中間待機しきい値] -- 使用可能メッセージを含む、完全に満たないバッチを配信する前に、やや長く待機します。
[メッセージ バッチ処理の最大待機しきい値] -- 使用可能メッセージを含む、完全に満たないバッチを配信する前に、さらに長く待機します。
[作業単位 (UOW) メッセージ処理ポリシー] で、この分散キュー メンバーで UOW 機能を有効にするかどうかを指定します。UOW は 1 つの単位として処理されるメッセージのセットです。[パススルー] - デフォルトでは、この分散キュー メンバーはメッセージを UOW として扱いません。[単一のメッセージ配信] - UOW コンシューマがこの分散キュー メンバーのメッセージを受信している場合にのみ、この設定を選択します。選択した場合、UOW メッセージはリストになり、そのリストを格納した ObjectMessage
として消費されます。
[不完全な UOW メッセージの有効期間] で、不完全な UOW 内の未配信のメッセージが期限切れになるまでの最長時間を指定します。そのようなメッセージは、配信できないメッセージに関して定義されているこの分散キュー メンバーの有効期限ポリシーに従います。
注意: UOW メッセージのエラー送り先を、[単一のメッセージ配信] 値を使用するようにコンフィグレーションすることはできません。共通分散キュー - 配信の失敗パラメータのコンフィグレーションを参照してください。
これらのフィールドの詳細については、コンフィグレーション オプションを参照してください。