共通分散キューの作成後に、そのサブデプロイメントを変更できます。サブデプロイメントには、システムで生成されるサブデプロイメント (保護された BEA_JMS_SUBDEPLOYMENT_XXXX ネーム スペースを使用) またはユーザ定義のサブデプロイメントがあります。サブデプロイメントとは、JMS モジュール リソース (スタンドアロンの送り先、共通分散送り先、接続ファクトリなど) をグループ化し、サーバ リソース (JMS サーバ、サーバ インスタンス、クラスタなど) に対象指定するメカニズムです。共通分散キューおよびトピックは、永続メッセージ、恒久サブスクライバ、およびメッセージ ページングの管理に関しては、対象指定される JMS サーバに依存します。

たとえば、サブデプロイメントを使用して、特定のサーバと JMS リソースを共通分散キュー メンバーにリンクすることができます。たとえば、jmssysmod-jms.xml という JMS システム モジュールが、コンフィグレーション済みの JMS サーバを持つ wlserver1、wlserver2、wlserver3 という 3 つの WebLogic Server インスタンスに対象指定されている場合に、2 つの共通分散キューを各サーバ インスタンスに対象指定するとします。この場合、2 つの共通分散キューを servergroup という 1 つのサブデプロイメントとしてグループ化すれば、これらのリソースは常に同じサーバ インスタンスにリンクされます。

共通分散キューをサブデプロイメントに関連付けるには、次の手順に従います。