始める前に
キューを作成したら、順序単位パラメータの指定、メッセージ送信側の資格のアタッチ、作業単位パラメータの定義など、詳細なプロパティ値を定義できます。
キューの詳細な値をコンフィグレーションするには、以下の手順を実行します。
QueueSession.createQueue
API を使用する場合、[送り先識別子を作成] に、ユニークなキュー識別子名を入力します。この名前は、このキューを対象とする JMS サーバの範囲内でユニークである必要があります。ただし、JMS モジュールの範囲内でユニークである必要はありません。したがって、同じモジュール内の 2 つのキューが別々の JMS サーバで対象とされていれば、同じ送り先識別子を持つことができます。
[メッセージをバッチ処理しない] -- 使用可能メッセージはコンシューマにすぐに配信されます。
[待機せずメッセージをバッチ処理] -- (デフォルト) 使用可能メッセージを含む、完全に満たないバッチがすぐに配信されます。
[メッセージ バッチ処理の最小待機しきい値] -- 使用可能メッセージを含む、完全に満たないバッチを配信する前に、短く待機します。
[メッセージ バッチ処理の中間待機しきい値] -- 使用可能メッセージを含む、完全に満たないバッチを配信する前に、やや長く待機します。
[メッセージ バッチ処理の最大待機しきい値] -- 使用可能メッセージを含む、完全に満たないバッチを配信する前に、さらに長く待機します。
[作業単位 (UOW) メッセージ処理ポリシー] で、このキューで UOW 機能を有効にするかどうかを指定します。UOW は 1 つの単位として処理されるメッセージのセットです。[パススルー] - デフォルトでは、このキューはメッセージを UOW として扱いません。[単一のメッセージ配信] - UOW コンシューマがこのキューのメッセージを受信している場合にのみ、この設定を選択します。選択した場合、UOW メッセージはリストになり、そのリストを格納した ObjectMessage
として消費されます。
[不完全な UOW メッセージの有効期間] で、不完全な UOW 内の未配信のメッセージが期限切れになるまでの最長時間を指定します。そのようなメッセージは、配信できないメッセージに関して定義されているこのキューの有効期限ポリシーに従います。
注意: UOW メッセージのエラー送り先を、[単一のメッセージ配信] 値を使用するようにコンフィグレーションすることはできません。キューに関するメッセージ配信の失敗オプションのコンフィグレーションを参照してください。
これらのフィールドの詳細については、コンフィグレーション オプションを参照してください。