ORACLE JAPAN Server Release 6.1

 

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仮想ホスト

 

以下に、Administration Console を使用して仮想ホストをコンフィグレーションまたは管理する手順を説明します。仮想ホストの詳細については、『管理者ガイド』の「WebLogic Server Web コンポーネントのコンフィグレーション」を参照してください。

 


仮想ホストのコンフィグレーション

  1. [仮想ホスト] ノードをクリックします。右ペインに [仮想ホスト] テーブルが表示され、ドメインで定義されているすべての仮想ホストが示されます。

  2. [新しい Virtual Host のコンフィグレーション] テキスト リンクをクリックします。右ペインにダイアログが表示され、新しく作成する仮想ホストの設定に関連するタブが示されます。

  3. [名前] および [仮想ホスト名] 属性フィールドに値を入力し、ドロップダウン リストから [デフォルト Web アプリケーション] を選択します。

  4. [ログ] タブと [HTTP] タブをそれぞれクリックして、属性フィールドを変更するか、デフォルト値をそのまま使用します。

  5. [作成] をクリックして、[名前] フィールドに指定した名前で Web サーバのインスタンスを作成します。左ペインの [仮想ホスト] ノードの下に、新しいインスタンスが追加されます。

  6. 仮想ホストを有効にするためにサーバを再起動します。

仮想ホストの詳細については、『管理者ガイド』の「仮想ホスティングのコンフィグレーション」を参照してください。

 


仮想ホストのクローンの作成

  1. [仮想ホスト] ノードをクリックします。右ペインに [仮想ホスト] テーブルが表示され、ドメインで定義されているすべての仮想ホストが示されます。

  2. クローンを作成する仮想ホストの行で [クローン] アイコンをクリックします。右ペインにダイアログが表示され、仮想ホストのクローンの作成に関連するタブが示されます。

  3. [名前] および [仮想ホスト名] 属性フィールドに値を入力し、ドロップダウン リストから [デフォルト Web アプリケーション] を選択します。

  4. [ログ] タブと [HTTP] タブをそれぞれクリックして、属性フィールドを変更するか、デフォルト値をそのまま使用します。

  5. [作成] をクリックして、[名前] フィールドに指定した名前で Web サーバのインスタンスを作成します。左ペインの [仮想ホスト] ノードの下に、新しいインスタンスが追加されます。

仮想ホストの詳細については、『管理者ガイド』の「WebLogic Server Web コンポーネントのコンフィグレーション」を参照してください。

 


仮想ホストの削除

  1. [仮想ホスト] ノードをクリックします。右ペインに [仮想ホスト] テーブルが表示され、ドメインで定義されているすべての仮想ホストが示されます。

  2. 削除する仮想ホストの行で [削除] アイコンをクリックします。削除要求の確認を求めるダイアログが右ペインに表示されます。

  3. [はい] をクリックして、仮想ホストを削除します。[仮想ホスト] ノードの下にある Web サーバ アイコンが削除されます。

仮想ホストの詳細については、『管理者ガイド』の「WebLogic Server Web コンポーネントのコンフィグレーション」を参照してください。

 


仮想ホストの割り当て

  1. 左ペインで、割り当てる仮想ホストのインスタンス ノードをクリックします。右ペインにダイアログが表示され、このインスタンスに関連するタブが示されます。

  2. [対象] タブをクリックします。

  3. [サーバ] および [クラスタ] タブについて次の手順を実行します。

    1. [選択可] カラムで、仮想ホストに割り当てる 1 つまたは複数のターゲットを選択します。

    2. 移動コントロールをクリックして、選択したターゲットを [選択済み] カラムに移動します。

    3. [適用] をクリックして割り当てを保存します。

仮想ホストの詳細については、『管理者ガイド』の「WebLogic Server Web コンポーネントのコンフィグレーション」を参照してください。

 


仮想ホストへの Web アプリケーションの割り当て

  1. 左ペインの [Web アプリケーション] ノードをクリックします。

  2. 割り当てる Web アプリケーションを選択します。

  3. 右ペインで [対象] タブをクリックします。

  4. [仮想ホスト] タブをクリックします。

  5. [選択可] カラムで仮想ホストをクリックし、右矢印ボタンを使用して仮想ホストを [選択済み] カラムに移動します。

仮想ホストの詳細については、『管理者ガイド』の「WebLogic Server Web コンポーネントのコンフィグレーション」を参照してください。

 


仮想ホストのすべてのインスタンスのモニタ

  1. [仮想ホスト] ノードをクリックします。右ペインに [仮想ホスト] テーブルが表示され、ドメインで定義されているすべての仮想ホストが示されます。

  2. モニタする仮想ホストの行で [すべてのインスタンスのモニタ] アイコンをクリックします。右ペインにダイアログが表示され、サーバ ドメイン全体にデプロイされている仮想ホストのすべてのインスタンスが示されます。

仮想ホストの詳細については、『管理者ガイド』の「WebLogic Server Web コンポーネントのコンフィグレーション」を参照してください。

 


[コンフィグレーション]

[一般]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[名前]

仮想ホスト名を返す。

文字列

NULL

[仮想ホスト名]

この仮想ホストがどのホストに代わって要求を処理するのかを返す。

文字列

NULL

[デフォルト Web アプリケーション]

デフォルトの Web アプリケーションの名前を設定する。


文字列

NULL


[ログ]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[ログを有効化]

HTTP アクセス ログを作成するかどうかを設定する。

ブール

True = アクセス ログが作成される

False = アクセス ログが作成されない

true

[ログファイル名]

HTTP アクセス ログの作成が有効になっている場合、この属性はログ ファイルの名前を設定する。

文字列

NULL

[ログ ファイル フォーマット]

HTTP アクセス ログの作成が有効になっている場合、この属性はログ ファイルのタイプを設定する。

[Common] = 標準 HTTP アクセス ログ形式を使用

[Extended] = 拡張 HTTP アクセス ログ形式を使用

Common

[ログ ファイル バッファ サイズ]

[ローテーション タイプ] が [サイズ] に設定されている場合、この属性はログ ファイルの最大サイズを設定する(単位は KB)。ログ ファイルがこのサイズに達すると、新しいログ ファイルが作成される。

整数

8 KB

[ローテーション タイプ]

HTTP ログ ファイルを日付またはサイズのどちらに基づいてローテーションするかを指定する。

[サイズ] = ログはそのサイズに基づいてローテーションされる。[ログファイル バッファ サイズ] 属性のデフォルト値をオーバーライドすることもできる。

[時間] = ログは日付に基づいてローテーションされる。[ローテーション間隔] 属性のデフォルト値をオーバーライドや [ローテーション開始時間] 属性を設定することもできる。

サイズ

[ローテーション間隔]

[ローテーション タイプ] が [時間] に設定されている場合、この属性はアクセス ログのローテーション期間を分数で指定する。

整数

2147483647 分

[ログ ファイル更新間隔]

[ローテーション タイプ] が [時間] に設定されている場合、この属性は新しいデータがログ ファイルに書き込まれる間隔を秒数で設定する。

整数

60 秒

[ローテーション開始時間]

[ローテーション タイプ] が [時間] に設定されている場合、この属性はアクセス ログの最初のローテーションの日時を指定する。

日付の形式は、java.text.SimpleDateFormat(MM-dd-yyyy-k:mm:ss)に従う


[最大ログファイルサイズ]

ログ ファイルの最大サイズを設定できる。

整数(KB)



[HTTP]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[デフォルトサーバー名]

WebLogic Server では、リクエストをリダイレクトするときに、[デフォルト サーバ名] で指定した文字列を使用して、HTTP 応答ヘッダとして返されるホスト名を設定する。

ファイアウォールまたはロード バランサを使用し、ブラウザからリクエストをリダイレクトして、元のリクエストで送られたものと同じホスト名を参照する場合に便利。

文字列

NULL

[Keep Alive を有効化]

HTTP キープアライブを有効にするかどうかを設定する。

ブール

True = 有効

False = 無効

選択

[Send Server Header]

false に設定すると、サーバ名は HTTP 応答と共に送られない。ヘッダの領域が限られる無線アプリケーションの場合に便利。

ブール

True = 有効

False = 無効

True

[Keep Alive 時間]

非アクティブな HTTP 接続を閉じるまで WebLogic Server が待機する秒数。

整数

30

[Https Keep Alive 時間]

非アクティブな HTTPS 接続を閉じるまで WebLogic Server が待機する秒数。

整数

60

[WAP 有効化]

この属性を選択すると、セッション ID は JVM 情報に含まれなくなる。これは、URL のサイズが 128 文字に制限される WAP デバイスで URL 書き換えを使用する場合に必要になる。[WAP 有効化] を選択すると、クラスタでのレプリケートされたセッションの使用に影響することがある。

有効

無効

無効

[POST タイムアウト 秒]

WebLogic Server が HTTP POST データ中の連続データを受信する間隔のタイムアウトを秒単位で設定する。POST データを使用してサーバを過負荷状態にしようとするサービス拒否攻撃を防ぐために使用する。

整数

0

[最大 Post 時間]

WebLogic Server が HTTP POST データ中の連続データを待機する時間を秒単位で設定する。

整数

0

[最大 Post サイズ]

HTTP POST データ中の連続データの最大サイズを設定する。

整数

0


HTTP アクセス ログ設定の詳細については、『WebLogic Server 管理者ガイド』の「HTTP アクセス ログの設定」を参照してください。

[対象]

[サーバ]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[対象サーバ]

この仮想ホストをデプロイするサーバを選択する。

リスト

NULL


[クラスタ]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[対象クラスタ]

この Web サーバと共に使用する 1 つまたは複数の対象を選択するためのリスト。

リスト

NULL


[メモ]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[メモ]

ユーザが任意に情報を指定するためのスペースを提供する。

値は最大 256 文字の英数字

NULL


仮想ホストの詳細については、『管理者ガイド』の「仮想ホスティングのコンフィグレーション」を参照してください。

 

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