ORACLE JAPAN Server Release 7.0

 

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要件

 

この章では、WebLogic Server を拡張するアプリケーションの開発を始める前に、パートナおよび認定された ISV が完了する必要のある基本的な手順について説明します。

 


WebLogic Server の認定について

BEA は、指定のプラットフォームと WebLogic Server ソフトウェア間の互換性を保証するために、各種ハードウェア、JVM、およびオペレーティング システムでの厳密なテストを行っています。BEA パートナおよび可能性のある認定 ISV は、対象となるプラットフォームが、WebLogic Server バージョン 6.1 との使用に対して認定されていることを確認する必要があります。

BEA は、WebLogic Server のサポートされたリリースのそれぞれについて、認定済みプラットフォームのアクティブなリストを保持しています。WebLogic Server バージョン 6.1 の認定リストについては、「BEA WebLogic Server プラットフォーム サポート」のページを参照してください。

 


WebLogic Server 非推奨ポリシーについて

『WebLogic Server パートナーズ ガイド』のトピックでは、追加情報について WebLogic Server マニュアル セットのパブリック ドキュメントを頻繁に参照しています。パブリック ドキュメントに記述された API、コマンド、およびプログラムの動作は、標準の非推奨ポリシーの対象です。つまり、機能は、削除される前にまず WebLogic Server リリースで非推奨となります。ある機能が非推奨となった場合でも、以下の点には注意してください。

注意: 一般に提供されていないパートナおよび ISV 情報は、「公式的な非推奨がなくても」、必要に応じて後続のリリースで変更または削除される場合があります。しかし、BEA はパートナによって制限された API コマンドおよびプログラム動作を、依存するアプリケーションに影響がないよう、可能な限り安定的に維持していきます。

 


BEA への登録

BEA Systems, Inc. に登録し、BEA WebLogic Server 開発者コミュニティに参加するには、メンバーシップ ログイン アカウントを一度だけ登録および設定します。BEA ダウンロード センターは登録および署名セクションへのアクセスだけでなく、操作に役立つよくある質問(FAQ)も提供しています。

既存の BEA 顧客の場合、そのプロファイル情報は登録中に自動的に記入されるため、必要に応じて更新するだけです。また、登録した後はいつでもプロファイルを編集できます。

注意: アクティブな WebSUPPORT アカウントを持つ顧客は、ソフトウェア ダウンロードと同じログイン パスワードを使用できます。

 


WebLogic Server ソフトウェアの取得

BEA 開発者として登録されたら、WebLogic Server Web サイトから BEA WebLogic Server ソフトウェアをダウンロードできます。このソフトウェアには、評価ライセンスが含まれます。ライセンス取得の詳細については、「WebLogic Server 製品ライセンスのインストール」を参照してください。

 


WebLogic Server 製品ライセンスのインストール

顧客は、開発の必要性に基づいて WebLogic Server 製品ライセンスを選択します。

次の製品は、個別にライセンスされています。

ライセンス キー フォーマットの選択

ライセンス キーのフォーマットは、次の基準に基づいて Java または XML の 2 種類から選択できます。

ライセンス タイプの選択

BEA は、次の 3 つのタイプのライセンスを提供しています。

ライセンスのインストール

評価ライセンス以外のライセンス タイプを使用している場合は、「WebLogic Server ライセンスのインストール」の手順に従ってライセンス ファイルをインストールします。

 


ISV ライセンス ファイルのインストール

ライセンスを持つ WebLogic Server ISV としての登録を希望するパートナは、直接 BEA に連絡し、ISV ライセンスを請求してください。適格であることを確認した後、BEA は ISV ライセンスが入った isv.jar ファイルを送信します。

isv.jar ファイルは、ISV ライセンスのインストールに関する最新の手順が記述された README ファイルと一緒に配布されます。次の手順ではインストール プロセスを説明しますが、最新の情報については常に実際の README ファイルを参照してください。

注意: このマニュアル、および次に示す ISV ライセンスのインストール手順では、WebLogic Server バージョン 6.1 のみの手順を説明します。WebLogic Server バージョン 5.1 またはそれ以前の ISV ライセンスをインストールする場合は、そのソフトウェア バージョンに適切なインストール手順を参照してください。

ISV ライセンス ファイルをインストールするには、大きく分けて 3 つの手順があります。

ISV ライセンス インストールの準備

ISV ライセンス ファイルをインストールする前に、以下の指示に従ってください。

  1. BEA に連絡して、必要な isv.jar ファイルを取得します。

  2. インストール ガイド』にある指示に従って、WebLogic Server バージョン 6.1 をインストールします。

  3. isv.jar ファイルを、インストール環境の BEA ホーム ディレクトリにコピーします。BEA ホーム ディレクトリには、license.bea ファイルが含まれていなければなりません。

  4. WebLogic Server と一緒にインストールされた JDKを環境変数 PATH に追加します。たとえば、次のようになります(BEA ホーム ディレクトリは現在のディレクトリであると仮定します)。
    set PATH=.¥jdk131¥bin;%PATH% (Windows システム)

    または

    export PATH=./jdk131/bin:$PATH (UNIX システム)

  5. isv.jar を環境変数 CLASSPATH に追加します(BEA ホーム ディレクトリには isv.jar があり、現在のディレクトリであると仮定します)。
    set CLASSPATH=.¥isv.jar;%CLASSPATH% (Windows システム)

    または

    export CLASSPATH=./isv.jar:$CLASSPATH (UNIX システム)

これで、ISV ライセンス インストールの準備が整いました。

ISV ライセンスのインストール

ISV ライセンスをインストールするには、isv.jar が置かれている BEA ホーム ディレクトリから以下のコマンドを実行します。

java -Xmx128m -Dbea.home=<bea_home> -Dbea.jar=<path_to_weblogic.jar> install

このとき、

例:

java -Xmx128m -Dbea.home=. -Dbea.jar=.¥wlserver6.1¥lib¥weblogic.jar install (Windows システム)

または

java -Xmx128m -Dbea.home=. -Dbea.jar=./wlserver6.1/lib/weblogic.jar install (UNIX システム)

注意: このプロセスは、いったん起動したら中断してはいけません。

install コマンドにより、ライセンス更新ファイル (license_isv.bea) を作成し、そのファイルを使って、WebLogic Servcer と一緒にインストールしたライセンス ファイルを更新します。ISV ライセンスのインストール処理を完了するには、Weblogic Server ライセンスの更新が必要です。

ISV インストールのための WebLogic Server ライセンスの更新

ISV ライセンスのインストール時に作成された license_isv.bea ファイルを使って、WebLogic Server と一緒にインストールされたライセンス ファイルを更新するには、以下のコマンドを実行します。このコマンドは、license.bea ファイルと license_isv.bea の両方が含まれているBEA ホーム ディレクトリで実行しなければなりません。

UpdateLicense license_isv.bea (Windows システム)

または

sh UpdateLicense.sh license_isv.bea (UNIX システム)

 

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