ORACLE JAPAN Server Release 6.1

 

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WebLogic Server ライセンスのインストール

 

WebLogic Server 配布キットを実行するには、有効な製品ライセンスが必要です。以下の節では、WebLogic Server ライセンスの取得方法、インストール方法、および更新方法について説明します。

 


WebLogic Server ライセンスについて

WebLogic Server 6.0 および 6.1 は、license.bea という XML 形式のライセンスを使用します。BEA ホーム ディレクトリに保存されるこのライセンス ファイルは、対象システムでインストールされているすべての BEA WebLogic 製品で使用します。BEA ホーム ディレクトリの詳細については、 BEA ホーム ディレクトリを参照してください。

BEA ホーム ディレクトリ規約を使用する BEA WebLogic 製品を初めてダウンロードおよびインストールするときに、インストール プログラムは、インストール時に作成した BEA ホーム ディレクトリに license.bea ファイルをインストールし、ファイルに対して製品の評価ライセンスが適用されます。それ以後、配布キットの一部として license.bea ファイルを含む BEA 製品をダウンロードおよびインストールすると、インストール プログラムは、製品の評価ライセンスを license.bea ファイルに自動的に追加します。

評価ライセンス

WebLogic Server の評価版には 30 日間有効な評価ライセンスが付属されており、すぐに WebLogic Server の使用を開始できます。30 日の評価期間を超えて WebLogic Server を使用するには、無期限ライセンスの購入について販売担当者にお問い合わせください。

WebLogic Server のすべての評価用製品は、1 サーバ マシン上での使用をライセンスの対象としており、そのサーバで最大 5 つまでの接続が可能です。

無期限のライセンス

CD-ROM の WebLogic Server を購入する場合、開発ライセンスまたは製品ライセンスを電子メールで受け取ります。WebLogic Server ソフトウェアをインストールして製品ライセンスを受け取ったら、そのライセンス ファイルを使用して既存の license.bea ファイルを更新しなければなりません。

 


WebLogic Server ライセンスの取得

WebLogic Server のライセンスは、WebLogic Server 製品の評価版をダウンロードした BEA Web サイトから取得するか、CD-ROM の WebLogic Server を購入したときに電子メールで取得できます。BEA の Web サイト(http://www.beasys.co.jp/evaluation/index.html)から WebLogic Server をダウンロードした場合は、配布キットに評価ライセンスが含まれています。

セキュア ソケット レイヤ(Secure Sockets Layer : SSL)暗号化ソフトウェアは、56 ビットおよび 128 ビットの 2 つのレベルで使用可能です。ライセンスには、56 ビット暗号化がデフォルトで付属しています。128 ビット暗号化のライセンスも使用可能ですが、個別の認証手順が必要になります。

30 日間の評価ライセンスには、56 ビット暗号化のみが有効ですが、無期限ライセンスを購入すれば、56 ビットか 128 ビットの暗号化が有効になります。ライセンス購入の詳細については、「BEA Sales」(http://www.bea.com/contact/sales1.shtml)までお問い合わせください。

 


license.bea ファイルの更新

以下のいずれかの条件に該当する場合には、license.bea ファイルを更新する必要があります。

これらの場合のいずれかに該当するときには、ライセンス更新ファイルを電子メールの添付ファイルとして受け取ることになります。 Windows システムでの license.bea ファイルの更新 または UNIX システムでの license.bea ファイルの更新で説明されている手順に従って、license.bea ファイルを更新します。

注意: 128 ビット暗号化を有効にするには、WebLogic Server ソフトウェアをインストールする前に、license.bea ファイルで 128 ビット暗号化を指定する必要があります。詳細については、 128 ビット暗号化の有効化を参照してください。

Windows システムでの license.bea ファイルの更新

Windows システムで既存の license.bea ファイルを更新するには、以下の手順に従います。

  1. Windows システムにログインします。

  2. 電子メールで受け取ったライセンス更新ファイルを、license.bea 以外の名前で対象の BEA ホーム ディレクトリに保存します。

  3. コマンド シェル ウィンドウを開きます。

  4. 対象の BEA ホーム ディレクトリに移動します。

  5. 次のコマンドを入力して、JDK 1.3 (またはそれ以降の)ソフトウェアのパスを PATH の先頭に含めます。

    set PATH=.\jdk131\bin;%PATH%

  6. 次のコマンドを入力して、ライセンス更新ファイルを既存のライセンスに結合します。

    UpdateLicense license_update_file

    license_update_file は、電子メールで受け取ったライセンス更新ファイルを保存したときの名前です。このコマンドを実行すると、license.bea ファイルが更新されます。

  7. license.bea ファイルのコピーを WebLogic Server 製品ディレクトリ以外の安全な場所に保存します。ライセンス取得ユーザ以外にライセンス ファイルを使用することはできませんが、悪意の有無にかかわらず、誰かが改ざんすることのないように、このファイルを安全な場所に保存してください。

UNIX システムでの license.bea ファイルの更新

UNIX システムで既存の license.bea ファイルを更新するには、以下の手順に従います。

  1. UNIX システムにログインします。

  2. コマンド シェル ウィンドウを開きます。

  3. 電子メールで受け取ったライセンス更新ファイルを、license.bea 以外の名前で対象の BEA ホーム ディレクトリに保存します。

  4. 対象の BEA ホーム ディレクトリに移動します。

  5. 以下のコマンドを入力して、JDK 1.3 (またはそれ以降の)ソフトウェアのパスを PATH の先頭に含めます。

    PATH=./jdk131/bin:$PATH
    export PATH

  6. 次のコマンドを入力して、ライセンス更新ファイルを既存のライセンスに結合します。

    sh UpdateLicense.sh license_update_file

    license_update_file は、電子メールで受け取ったライセンス更新ファイルを保存したときの名前です。このコマンドを実行すると、license.bea ファイルが更新されます。

  7. license.bea ファイルのコピーを WebLogic Server 配布キット以外の安全な場所に保存します。ライセンス取得ユーザ以外にライセンス ファイルを使用することはできませんが、悪意の有無にかかわらず、誰かが改ざんすることのないように、このファイルを安全な場所に保存してください。

 


ライセンス・アップグレードに際してのご注意

ライセンス・アップグレードは、お客様が製品を購入された販売元にご依頼ください。

お客様が「日本BEAシステムズ販売パートナ」からWebLogic Serverをご購入された場合は、販売パートナへお問い合わせ、ご依頼ください。弊社販売パートナがライセンスのアップグレードを行い、新しいライセンスファイルをお届けいたします。

お客様が日本BEAシステムズ(株)から直接WebLogic Serverをご購入された場合は、日本BEAシステムズの営業担当者へご依頼ください。日本BEAシステムズよりアップグレードされたライセンスファイルをお届けいたします。

 

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