チュートリアル : JSF と NetUI の統合

このチュートリアルの内容

このチュートリアルでは、NetUI ページ フロー Web アプリケーション内で Java Server Faces を統合する方法について説明します。

ここで構築するアプリケーションは、JSF と NetUI 両方の技術を使用するハイブリッド アプリケーションです。JSF はアプリケーションのユーザ インタフェース部分を担当し、 NetUI は一元的なバックエンドのデータ処理部分を担当します。

このチュートリアルでは、顧客データをクエリおよび参照する単純な Web アプリケーションを構築するための手順を段階的に示します。このチュートリアルでは、以下について学習します。

注意 : この JSF チュートリアルでは、コントローラ クラス、JSP ページ、フォーム Bean、アクション メソッドの役割など、 NetUI Web アプリケーション技術の基本知識を備えていることを前提としています。これらの概念に精通していない場合は、先に進む前に「チュートリアル : Web アプリケーションからデータベースへのアクセス」を参照することをお勧めします。

チュートリアルの概要

手順 1 : JSF に対応した Web プロジェクトを作成する

このチュートリアルの最初の手順では、次の 2 つのプロジェクトを作成してアプリケーションの基盤を構築します。作成するのは EAR プロジェクトと Web アプリケーション プロジェクトです。

EAR プロジェクトには次の 2 つの主な目的があります。(1) EAR プロジェクトは、その他のアプリケーションのコンテナとして機能する複合アプリケーションであり、(2) 格納されるアプリケーションのリソースを、ライブラリ モジュールおよび JAR の形式で格納します。

このチュートリアルで EAR プロジェクトに格納される最も重要な JAR リソースは、(1) NetUI JAR と (2) JSF JAR です。

Web アプリケーション プロジェクトでは、EAR 内のこれらの JAR リソースにアクセスする際に、これらのリソースを直接コピーするのではなく、単に参照することによってアクセスします。この仕組みによって、複数の Web プロジェクトが EAR 内の同じリソースを指すことができ、リソースの不必要な重複を回避できます。

手順 2 : JSF Web アプリケーションを作成する

この手順では、JSF タグを使ってユーザ インタフェースを定義する単純な WEB アプリケーションを作成します。

Web アプリケーションには、ユーザがクエリを発行できるページと、その結果を参照できる別のページが含まれます。

 

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