Web プロジェクトの操作

Web アプリケーション

Web アプリケーションは、サーブレット、JSP ページ、HTML ドキュメントなどのリソースの集合で、Web コンテナ (サーブレット対応の Web サーバ) にデプロイできます。Web アプリケーションには、Web コンテナにコンフィグレーション情報を提供する Web デプロイメント記述子を含める必要がありますが、それ以外のコンテンツについての制約はほとんどありません。Web アプリケーションは、Web アプリケーション アーカイブ (WAR) ファイルに組み込んだり、「展開」された状態で直接デプロイしたりできます。実行中の Web アプリケーションにエンド ユーザがアクセスするときは、HTTP または HTTPS を使用して Web ブラウザからアクセスするのが一般的です。

Web アプリケーション プロジェクト

Web アプリケーション プロジェクトは、Web コンテナにデプロイ可能な Java プログラムを構築するためのソース コード、Web ページ、画像、リソース、およびコンフィグレーション ファイルを格納する Eclipse の動的 Web プロジェクトです。新しい Web アプリケーション プロジェクトは、以下の操作によって作成できます。

• 既存の Eclipse プロジェクトのインポート。
• 新規動的 Web プロジェクトの作成。
• あらかじめパッケージ化されているテンプレートからの動的 Web プロジェクトの作成。これを行うには、[ファイル｜新規｜プロジェクト] を選択して [サンプル] を展開します (サンプル プロジェクトについては、チュートリアルで説明します)。

リリース 3.3 以降では、ソース ファイルをプロジェクト フォルダ内に置く必要はありません。フォルダがプロジェクトにマップされている限り、アプリケーションを作成、テスト、およびデプロイできます。 この機能は、分割開発ディレクトリと呼ばれることがあります。

AppXRay の使い方

典型的な Web アプリケーションは、さまざまな部品の集合を寄せ集めて組み立てられています。これらの部品には、Java クラス、ソース ファイル、Web アプリケーション コンフィグレーション ファイルに加え、JSP ファイル、画像、スタイルシート、JavaScript、静的な HTML ページなど、すべての Web リソースが含まれます。

AppXRay 技術では、これらの部品をすべて分析し、アプリケーションのすべてのレイヤに渡って、検証と整合性チェックを行います。