新しい EJB コントロールを作成する

新しい EJB コントロールを作成し、Web サービスに追加するには、[EJB コントロールの追加] ダイアログを使用します。[EJB コントロールの追加] ダイアログにアクセスするには、メニューバーの [サービス] メニュー、デザインビューのサービスの上で右クリックしたときのコンテキストメニュー、またはデザインビューの右上隅の [コントロールの追加] オプションメニューを使用します。

[EJB コントロールの追加] ダイアログの詳細については、[EJB コントロールの追加] ダイアログを参照してください。

対象の EJB をデプロイする

EJB コントロールは、EJB コントロールが表す EJB を WebLogic Server にデプロイしてからでないと機能しません。EJB をデプロイする方法については、WebLogic Server のドキュメントを参照してください。

EJB インタフェースを WebLogic Workshop に対して使用可能にする

[EJB コントロールの追加] ダイアログで EJB のホームインタフェースおよびリモートインタフェースを検索するには、EJB のコンパイル済みインタフェースを WebLogic Workshop プロジェクトにコピーする必要があります。

手順としては、EJB の JAR ファイルをコピーし、WebLogic Workshop プロジェクトの WEB-INF/lib ディレクトリに配置する方法が一般的です。

WebLogic Workshop は、EJB JAR ファイルを使用することで、EJB のホームインタフェースおよびリモートインタフェースにアクセスできるようになりますが、実際に必要なクラスは EJB のホームインタフェースおよびリモートインタフェースクラスと、メソッドパラメータやメソッドの戻り値の型として EJB が外部的に使用するクラスだけです。EJB コンパイラの ejbc は、この目的に合わせてクライアント JAR を生成できます。EJB クライアント JAR ファイルの詳細については、WebLogic Server のドキュメントの「WebLogic Server コンテナ用の EJB のパッケージ化」というトピックを参照してください。

リモート EJB にアクセスする

EJB コントロールを使用してリモート EJB にアクセスすることができます。リモート EJB にアクセスするには、jndi-name 属性で特別な構文を使用します。次に例を示します。

jndi://username:password@host:7001/my.resource.jndi.object

注意 : EJB コントロールを介して異なるドメインにあるリモート EJB にアクセスするには、セキュリティとトランザクションに関して高度なコンフィグレーションを行う必要があります。詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/ にあるトランザクションの管理の「ドメイン間トランザクションに対するドメインのコンフィグレーション」を参照してください。

EJB コントロールの CTRL ファイル

WebLogic Workshop のコントロールの中には、コントロールの CTRL ファイルを編集することで変更できるものがあります。EJB コントロールはこれに該当しません。EJB コントロールのCTRL ファイルは、WebLogic Workshop が対象のEJB のコードから直接取得した情報に基づいて作成します。EJB コントロールの CTRL ファイルを変更してはなりません。