コントロール : Web サービスからリソースを使用する
コントロールは、Web サービスからリソースと対話する際の一般的なモデルです。コントロールを通じてリレーショナル データベースなどのリソースにアクセスすると、基底のコントロール実装が細部の処理を行うので、リソースとの対話は大幅に単純化されます。
Web サービスのコードから直接呼び出し可能な Java インタフェースは、すべてのコントロールによって公開されます。したがって、コントロールの使い方はすべて同じです。使用する特定のコントロールのインスタンスを作成し、そのメソッドを呼び出し、コールバック用にハンドラを実装します。
タイマー コントロール以外のすべてのコントロールは CTRL ファイルで実装します。CTRL ファイルの詳細については、CTRL ファイルを参照してください。
WebLogic Workshop には、リソースとの対話を支援するために以下の 6 種類のコントロールが用意されています。
アプリケーション ビュー コントロールでは、Web サービスからアプリケーション ビューを使用してエンタープライズ アプリケーションにアクセスできます。
アプリケーション ビュー コントロールの詳細については、アプリケーション ビュー コントロール : Web サービスからエンタープライズ アプリケーションにアクセスするを参照してください。
タイマー コントロールは、指定された時間が経過したとき、または指定された絶対時間になったときに Web サービスに通知します。
タイマー コントロールの詳細については、タイマー コントロール : Web サービスでタイマーを使用するを参照してください。
サービス コントロールは他の Web サービスへのインタフェースを提供し、呼び出し側のサービスがサービス コントロールによって表されるサービスのメソッドにアクセスしたり、コールバックを処理したりすることを可能にします。
サービス コントロールの詳細については、サービス コントロール : 他の Web サービスを使用するを参照してください。
データベース コントロールを使用すると、リレーショナル データベースへのアクセスが容易となり、Web サービスが Java メソッドを呼び出したり、実行する処理に合わせて適切な Java オブジェクトを操作したりすることが可能になります。
データベース コントロールの詳細については、データベース コントロール : Web サービスからデータベースを使用するを参照してください。
EJB コントロールを使用すると、既存のエンタープライズ JavaBean(EJB)にアクセスできます。EJB を使用する場合に繰り返し扱わなければならないさまざまな詳細は、EJB コントロールによって隠されて自動化されます。
EJB コントロールの詳細については、EJB コントロール : Web サービスからエンタープライズ JavaBean を使用するを参照してください。
JMS コントロールを使用すると、既存の Java Message Service(JMS)のキューまたはトピックにアクセスできます。JMS のキューおよびトピックを使用する場合に繰り返し扱わなければならないさまざまな詳細は、JMS コントロールによって隠されて自動化されます。
JMS コントロールの詳細については、JMS コントロール : Web サービスから Java Message Service のキューとトピックを使用するを参照してください。