Weblogic Workshop のテスト ビューを使用して Web サービスをテストするには
WebLogic Workshop は、Web サービスの機能をテストするためのブラウザベースのインタフェースが用意されています。テスト ビューと呼ばれるこのインタフェースでは、ユーザはクライアントの役割を演じ、サービスのメソッドを呼び出してサービスの応答を確認できます。より複雑な Web サービスの場合、複数のリクエストと応答、さらには複数のサービスの処理工程をたどることができます。
このヘルプのチュートリアルでは、WebLogic Workshop のテスト ビューおよび他の機能の使い方が説明されています。詳細については、チュートリアル : 初めての Web サービスを参照してください。
WebLogic Workshop で、テストする Web サービスの JWS ファイルを開きます。
WebLogic Server が動作していることを確認します。動作している場合、WebLogic Workshop ビジュアル開発環境の下部のステータス バーに次のインジケータが表示されます。
動作していない場合、[ツール] メニューをクリックし、次に [WebLogic Server の起動] をクリックして WebLogic Server を起動します。
次に示す [開始] ボタンをクリックします。
[開始] ボタンをクリックすると、WebLogic Workshop はプロジェクトを構築し、その処理にわたってエラーをチェックします。次に、WebLogic Workshop は Web ブラウザを起動してテスト ビューを表示します。 このビューから、サンプル入力値を使用してサービスをテストできます。
[Test Form] タブと [Test XML] タブでは、サービスのメソッドの呼出しの内容を指定できます。[Overview] タブと [Console] タブには、サービスに関する追加情報が表示されます。
[Test Form] ページのボックスに、Web サービスがクライアント リクエストの一部として受信するデータを入力します。
サービスのメソッド名が付けられたボタンをクリックし、上で入力した値でメソッドを呼び出します。
[Test Form] ページがリフレッシュされ、リクエスト パラメータとサービスの応答の要約が表示されます。
[Service Request] には、メソッドが呼び出されたときにクライアント(ユーザ)が送信したデータ(メソッド パラメータを含む)の要約が表示されます。
[Service Response] には、サービスによって返された XML 応答の要約が表示されます。
クライアントとの複数の通信、またはリソース(他の Web サービスなど)との通信を伴うサービスの場合、[Test Form] ページの左にある [Message Log] にメソッドの各呼出しまたはコールバックのエントリが表示されるので、各エントリのデータを参照できます。ログ エントリを選択して、その対話の詳細を確認します。
Web サービスがクライアントとの会話に参加する場合、[Test Form] ページのメッセージ ログに会話 ID が表示されます。会話 ID を選択して、その会話の継続および完了メソッドにアクセスします。