タグライブラリ記述子の編成と追加

BEA Workshop Studio ファミリ製品には、web.xml で宣言されているタグライブラリ、標準的な JSP タグと HTML タグ、および任意のカスタムタグをスキャンする機能があります。ページの開発作業中に使用できるタグライブラリビューは、ツールパレットのように機能し、ページ内にタグをドラッグアンドドロップできます。IDE には、タグライブラリ記述子の作成と更新に特化した機能を持つ TLD フォームエディタがあります。このエディタには、現行のタグと属性がまとめてフォームレイアウトで表示されます。また、新しい TLD を定義するためのウィザードが用意されています。

TLD の定義と管理

新しい TLD ファイルを定義するには、次のようにします。

メニューから [ファイル｜新規｜その他] を選択します。
[Web] を展開し、[TLD ファイル] を選択して、[次へ] をクリックします。
新しい TLD のファイル名と場所を入力します。
[次へ] をクリックして、TLD のプロパティを入力します。TLD ファイルの基本的なパラメータを定義するための指示が、順を追って示されます。TLD のスケルトンを定義すると、TLD フォームエディタを使用して新しいタグと属性の追加が可能になります。
[次へ] をクリックして web.xml に新しい taglib が含まれるように更新するか、[完了] をクリックします。

TLD フォームエディタで既存の TLD ファイルを編集するには、次のようにします。

[AppXplorer] で、既存の TLD ファイルに移動して、ダブルクリックします。
TLD ファイルが、TLD フォームエディタで開きます。TLD エディタでは、3 つのタブに情報がまとめられます。[概要] タブには、TLD についての基本的な情報 (URI やドキュメントなど) が表示されます。[タグ] タブには、TLD に定義されている現在のタグと属性が、複合フォームやソースビューの形で表示されます。[ソース] タブには、TLD のソース全体が表示されます。

TLD に対する新しいタグの追加

既存の TLD にタグを追加するには、次のようにします。

[AppXplorer] で、既存の TLD ファイルに移動して、ダブルクリックします。TLD ファイルが、TLD フォームエディタで開きます。
[タグ] タブを選択して、[New Tag] ボタンを押します。
表示される [Tag Tag] ダイアログで、タグのプロパティを入力します。
[OK] をクリックします。新しいタグが、TLD のソースと、このタグライブラリに定義されているタグのリストに示されます。

TLD タグに対する新しい属性の追加

TLD タグに対して新しい属性を追加するには、次のようにします。

[AppXplorer] で、既存の TLD ファイルに移動して、ダブルクリックします。TLD ファイルが、TLD フォームエディタで開きます。
[タグ] タブを選択して、[すべてのタグ] リストからタグを選択し、[New Attribute] ボタンを押します。
表示される [Attribute Tag] ダイアログで、属性のプロパティを入力します。
[OK] をクリックします。

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