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チュートリアル : 高度な Web サービス

このチュートリアルでは、Web サービスを作成して、既存のコントロールにアクセスするコードを挿入する方法について説明します。続いて、WSDL から新しい Web サービス コントロールを生成する方法や、そのコントロールに別のコントロールからアクセスする方法について説明します。

注意 : このチュートリアルでは、新しいワークスペースを作成する必要があります。ワークスペースを既に開いている場合、IDE が再起動されます。開始する前に、この再起動による中断を回避するため、スタンドアロン モードでヘルプを起動し、このトピックを新しいブラウザで指定しておくことをお勧めします。詳細については、「スタンドアロン モードでのヘルプの使用」を参照してください。

このチュートリアルの手順は次のとおりです。

1. 既存のローン承認コントロールを呼び出す LoanApplication Web サービスを作成します。

2. CreditScore Web サービスにアクセスする新しい信用度スコア Web サービス コントロールを作成します。次に、新しい信用度スコア コントロールを使用するようにローン承認コントロールを変更します。

コントロールの基礎

コントロールとは、リソースやカプセル化されたビジネス ロジックへの標準化されたアクセスを提供する JavaBean です。コントロールでは、コンフィグレーションを簡単にするために Java 5 メタデータ アノテーションを使用しています。Workshop for WebLogic は、コントロールを作成してアクセスするためのコードとアノテーションを自動的に生成します。Workshop for WebLogic ではさまざまなタイプのコントロールを実装しています。Web サービスにアクセスする最も簡単な方法は、このチュートリアルで説明されているように、Web サービス コントロールを作成することです。

コントロールは、以下のようなアノテーション付きのクラス定義として実装されます (アノテーションの行がクラス宣言の行より前にあることに注目してください)。

インタフェース ファイル :

  @ControlInterface
  public interface LoanApprovalControl
  {
    // メソッド宣言
  }

実装ファイル :

  @ControlImplementation
  public class LoanApprovalControlImpl implements LoanApprovalControl
  {
    // オブジェクト本体 (メソッドなど)
  }

コントロールにアクセスするために、Workshop for WebLogic では次のようにコントロールが宣言されます。

  @Control
private LoanApprovalControl loanApprovalControl;   

この宣言によって、コードの実行前にオブジェクトがインスタンス化されます。コントロールのメソッドは通常のオブジェクト メソッドのように呼び出せるようになります。

  abc = loanApprovalControl.getLoanApproval(ssn, amount);

コントロールの詳細については、「Beehive コントロールの操作」にある『Beehive ドキュメント』を参照してください。Java 5 アノテーションの詳細については、http://sun.com を参照してください。

関連トピック

他のコントロールにアクセスするカスタム コントロールを構築し、Web サービスからそのカスタム コントロールにアクセスする方法については、「チュートリアル : Web サービス」を参照してください。

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