A DBMS_SCHEDULERジョブ

DBMS_SCHEDULERパッケージは、任意のPL/SQLプログラムからコールできるスケジューリング用のファンクションおよびプロシージャのコレクションを提供します。

A.1 DBMS_SCHEDULERジョブのリスト

次の表に、Oracle Application Expressをインストールするとデータベース内に作成されるDBMS_SCHEDULERジョブを示します。

表A-1 DBMS_SCHEDULERジョブ

ジョブ名 説明 詳細

ORACLE_APEX_PURGE_SESSIONS

12時間より前のセッションを消去します(デフォルト)。このジョブは、1時間ごとに実行されます。

インスタンスのセッション・ステートの管理を参照してください。

ORACLE_APEX_DTLD${job-id}

SQLワークショップのデータ・ロード・プロセスでは、ORACLE_APEX_DTLD${job-id}というジョブが生成されます。ジョブは完了後に消去されます。

ジョブの実行中は、Oracle Application Express管理サービスの「アクティビティのモニター」「開発者アクティビティ」「データ・ロード・ジョブ」でそれらのジョブを表示できます。

Oracle Application Express SQLワークショップ・ガイド開発インスタンス間のアクティビティの監視と、Using データ・ワークショップの使用を参照してください

ORACLE_APEX_MAIL_QUEUE

メール・キューにあるメールを5分ごとに送信します。

Oracle Application Express APIリファレンスの「APEX_MAIL」、および電子メールの構成を参照してください。

ORACLE_APEX_WS_NOTIFICATIONS

30分ごとに送信が必要なWebシート通知を決定します。

Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「Webシート・アプリケーションの概要」を参照してください。

ORACLE_APEX_DAILY_MAINTENANCE

夜間のメンテナンスを毎日午前1時に実行します。このジョブはアクティビティ・サマリーをアーカイブして、ワークスペースの消去処理を実行します。

アクティブではないワークスペースの消去を参照してください。