システムの状態および履歴
Oracle Linux Virtualization Managerをインストールおよび構成するとき、エンジンおよびデータ・ウェアハウスPostgreSQLデータベースをインストールして構成するように求めるプロンプトが表示されます。 「Oracle Linux Virtualization Manager: スタート・ガイド」のエンジン構成オプションを参照してください。
- エンジン・データベース(
engine
)には、Oracle Linux Virtualization Manager環境の状態に関する情報と、その構成およびパフォーマンスが格納されます。 - データ・ウェアハウス・データベースは、データ・センター、クラスタおよびホストの履歴構成情報および統計メトリックを任意のアプリケーションで取得するために使用できる管理履歴データベース(
ovirt_engine_history
)です。
データ・ウェアハウス・サービス(ovirt-engine-dwd
)は、engine
データベースからデータを抽出して、ovirt_engine_history
データベースにロードします。 これは一般的にETL(抽出、変換、ロード)と呼ばれます。
履歴データベースおよびエンジン・データベースはどちらも、Managerホストの負荷を軽減するためにリモート・ホストで実行できます。 これらのデータベースをリモート・ホストで実行することは、テクノロジ・プレビュー機能です。「Oracle Linux Virtualization Manager: リリース・ノート」の「テクノロジ・プレビュー」を参照してください。
詳細は、「データ・ウェアハウスおよびデータベース」を参照してください。