イベント・ロギングおよび通知
Oracle Linux Virtualization Managerは、次のログ・ファイルにイベントを取得します。
/var/log/ovirt-engine/engine.log
には、すべてのOracle Linux Virtualization Manager UIクラッシュ、Active Directoryルックアップ、データベースの問題およびその他のイベントが含まれます。/var/log/vdsm/vdsm.log
は、仮想化host(s)上のエンジンのエージェントであるVDSMのログ・ファイルで、ホスト関連のイベントが含まれます。
管理ポータル内で、「通知ドロワー」に「アラート」と「イベント」を表示することもできます。これらには、右上隅にあるベル・アイコンをクリックしてアクセスできます。
ovirt-log-collector
ツールを使用すると、環境全体から関連するログを収集できます。 このツールを使用するには、ルート・ユーザーとしてOracle Linux Virtualization Managerホストにログインし、管理資格証明で管理ポータルにログインする必要があります。
このツールでは、Managerホスト、Managerホストが管理するOracle Linux KVMホストおよびデータベースからすべてのログが収集されます。
Oracle Linux Virtualization Managerには、特定のイベントが発生した場合に指定されたユーザーに電子メールで通知するようにエンジンを構成したり、Simple Network Management Protocol (SNMP)トラップをシステム・イベント情報と一緒に1つ以上の外部SNMPマネージャに送信して仮想化環境をモニターしたりできる、イベント通知サービスが用意されています。
イベント通知の構成の詳細は、「Oracle Linux Virtualization Manager: 管理ガイド」のイベント通知の使用を参照してください。