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仮想マシンの問題

「メモリーの保存」オプションが有効になっている場合、TPMを使用したKVMゲストのスナップショットが失敗

UEFIおよびTPM (Trusted Platform Module)が有効になっている仮想マシンで、「メモリーを節約」オプションを有効にしてスナップショットを作成しようとすると、エラーが表示されます:

Cannot create Snapshot. VM has a TPM device attached.

ソリューション: スナップショットのTPM機能が不要な場合は、スナップショットを作成する前にTPMデバイスを一時的に無効にするか、メモリーを節約オプションを使用しないことを検討してください。

バグ: 37603737

特権SCSI I/Oの許可オプションが有効になっている状態では仮想マシンが起動しません

物理LUNを備えたOracle Linux 7.7に仮想マシンを構成して、特権SCSI I/Oの許可オプションを有効にすると、その仮想マシンは起動されずに次のエラーが報告されます。

libvirtError: Requested operation is not valid: unpriv_sgio is not supported
by this kernel

解決策: 仮想マシンが物理LUNにアクセスする場合は、特権SCSI I/Oの許可オプションを使用しないでください。

バグ: 31021044

「アクティブ」および「実施中」に設定されている仮想マシン・アフィニティとホスト・アフィニティのルールから期待されるように仮想マシンが移行されません

ホストの1つで4つの仮想マシンが実行されている2ホスト・クラスタでは、1つのVmアフィニティ・ルールホスト・アフィニティ・ルールがManagerで「アクティブ」および「実施中」に設定されています。 ただし、アフィニティ・グループ内に定義されている仮想マシンは別のホストに移行したはずであるため、これらのルールは正しく適用されません。かわりに、このシナリオでは別のKVMホストがフィルタリングされます。

解決策: VMアフィニティ・ルールまたはホスト・アフィニティ・ルールの「実施中」オプションを有効化することで、仮想マシンの起動または移行ができるかどうかについての厳密な制限を強制適用します。 VMアフィニティ・ルールの「実施中」が有効になっていると(アフィニティ・グループのリストではHardとして表示されます)、システムは、そのアフィニティ・グループ内で別の仮想マシンを実行しているホスト以外には仮想マシンを移行しません。これは、現在仮想マシンが実行されている場所以外のホストでの実行のみを許可するホスト・アフィニティ・ルールを満たそうとしているいる場合でも同じです。

VMとホストの両方のアフィニティ・ルールに対する回避策は、移行シナリオを含むすべてのシナリオを理解していないときには、「実施中」を有効にしないことです。 「強制」オプションを選択しない場合、ルールは無効になりません。強制は「ハード」から「ソフト」に変更され、仮想マシン配置の調整が行われたときにシステムが一時的にルールを中断することを許可します。

バグ: 29190112

実行中の仮想マシンのウォッチドッグ・アクションを変更する場合、新しい属性が反映されるようにするために仮想マシンの再起動が必要になります

ウォッチドッグ・デバイスを有効にし、ウォッチドッグのaction属性をresetに設定すると、仮想マシンが再起動されます。 ウォッチドッグのactionpoweroffなどの別の属性に変更すると、仮想マシンの変更を保留中ウィンドウが開いて次のメッセージが表示されます。
Changes that require Virtual Machine restart: watchdog. The VM is then restarted. 

問題は、ウォッチドッグのactionpoweroffに変更されても、属性値がただちに有効にならないことです。 まず仮想マシンを再起動してから、新しい属性を反映させる必要があります。

解決策: この動作に対する回避策はありません。 実行中の仮想マシンでウォッチドッグ・アクションを変更した場合は、属性の変更を反映するために仮想マシンを再起動する必要があります。

バグ: 29213956

ゲスト・エージェント・フックは移行ポリシーが「レガシー」に設定されている場合は機能しません

ゲスト・エージェント・フックは「レガシー」に設定された移行ポリシーでは機能しません。

解決策: ゲスト・フックは構成されている移行ポリシーに応じて有効になり、移行ポリシーが「レガシー」に設定された場合はゲスト・エージェント・フック・メカニズムが無効になるため、この動作は予期されたものです。 ゲスト・エージェント・フックを使用するには、使用可能な他の移行ポリシー・タイプのいずれかを使用する必要があります。

バグ: 29261746

複数のOVAファイルをインポートした結果としてインポートされる仮想マシンが1つのみになります

仮想マシンのインポート時に、複数のOVAファイルを選択できますが、実際には1つの仮想マシンのみがインポートされます。 制限がある場合、Managerは複数のOVAファイルのインポートをブロックします。

解決策: この動作に対する回避策はありません。

バグ: 29373795

KVMホストの再起動後に高可用性仮想マシンの再起動が失敗します

ManagerでKVMホストを再起動した後では、高可用性仮想マシンが再起動に失敗します。

解決策: この動作に対する回避策はありません。 KVMホストは最終的には数分後に起動します。

バグ: 29393228

仮想マシンのホストへの固定設定を行ったときに移行モードがグレー表示されます

この問題は、2ホスト・クラスタで確認されます。 この問題を再現するステップは、次のとおりです:

  1. 高可用性タブで高可用性チェック・ボックスを選択し、仮想マシンを編集して「OK」をクリックします。
  2. 仮想マシンを編集し、「特定のホスト」を選択して「ホスト」タブのドロップダウン・リストから2つのホストを追加してホストへの固定設定を更新し、「OK」をクリックします。

    これらのステップの完了後、「移行モード」ドロップダウン・リストがグレー表示されます。 このオプションはこのシナリオで使用できる必要があります。

解決策: ホストへの固定オプションをクラスタ内の任意のホストに変更してから、設定を特定のホストに再度変更してみてください。

バグ: 29374044

仮想マシン・プールから仮想マシンを割当てできません: Managerではアタッチされていない仮想マシンがアタッチされていることになっています

仮想マシン数が10の仮想マシンプールの作成後、ユーザー当たりの最大VM数フィールドに10を設定して、ユーザーに権限を付与すると、そのユーザーに仮想マシンが正しくアタッチされます。 その後で、ユーザーが別の仮想マシンをアタッチしようとすると、Managerは次のエラーを生成します。このエラーでは、アタッチされていない仮想マシンが、すでにアタッチされているものとして示されます。
PoolName:
Cannot attach VM to VM-Pool. VM-Pool is already attached to a User. 
Cannot allocate and run VM from VM-Pool. There are no available VMs in the VM-Pool. 

解決策: アップストリームのoVirtリリースで既知の問題です。 この動作に対する回避策はありません。

バグ: 29379502

直接LUNディスクにゲストOSがインストールされている仮想マシンからのOVAエクスポート防止する警告メッセージをManagerが生成しません

Managerは、直接LUNディスクにゲストOSがインストールされている仮想マシンからのOVAエクスポート防止する警告メッセージを生成しません。

解決策: この動作に対する回避策はありません。

バグ: 29432214

直接LUNディスクにゲストOSがインストールされている仮想マシンからのOVAエクスポートをManagerが許可します

Managerは、直接LUNディスクにゲストOSがインストールされている仮想マシンからのOVAエクスポートを許可します。 Managerは、直接LUNディスクにゲストOSがインストールされている仮想マシンからのOVAエクスポートの試行を防止する必要があります。

解決策: この動作に対する回避策はありません。

バグ: 29432323

Managerはスナップショットの作成時に仮想マシンの停止を防止しません

Managerは、スナップショットの作成時に仮想マシンの停止を防止しないためスナップショットがハングします。 この場合、仮想マシンは起動も削除もできなくなり、スナップショットの作成も停止できなくなります。

Managerのログを検査するときは、次のメッセージが繰り返して表示されます。

[org.ovirt.engine.core.bll.SerialChildCommandsExecutionCallback]
(EE-ManagedThreadFactory-engineScheduled-Thread-34)
[7363ae20-1f20-451c-8318-215f122fcc15] Command 'CreateSnapshotForVm' (id:
'b50fee33-204b-4fc0-a8e6-d40c7f58d485') waiting on child command id:
'3c843771-8b8f-4c07-9230-822bd2892481' type:'AddDisk' to complete
2019-03-08 03:55:22,992Z INFO  

解決策: この動作に対する回避策はありません。

バグ: 29457750

実行中の仮想マシンで仮想マシン・ネットワークに接続されているNICを切断するときのエンジンの例外

実行中の仮想マシンのVMネットワークに接続されているNICを切断すると、次の「操作が取り消されました」メッセージがManagerに表示されて失敗する可能性があります。

Error while executing action Edit VM Interface properties: Failed to deactivate 
VM Network Interface.

Managerログの検査時に、次のEngineExceptionが表示されます。

EngineException: org.ovirt.engine.core.vdsbroker.vdsbroker.VDSErrorException:
VDSGenericException: VDSErrorException: Failed to HotUnplugNicVDS, error =
Timeout detaching <Interface name=vnet3, type=bridge, mac=00:21:f6:00:04:6b
at 0x7f6d30377868>, code = 50 (Failed with error DEACTIVATE_NIC_FAILED and
code 50)

解決策: NICの切断を再度試行してください。

バグ: 29460927

ソース・ホストが突然停止したときに高可用性仮想マシンが別のホストで再起動されません

ソース・ホストの電源が突然切られたときや突然停止したときに、高可用性仮想マシンが別のホストで再起動されません。

解決策: 高可用性仮想マシンを実行しているホストの突然の電源切断や停止が発生したときに、仮想マシンに追加のスプリット・ブレイン防止メカニズム(Sanlock、VMリース、VMレジューム)が設定されていない場合は、Managerが、そのホストの高可用性仮想マシンを別のホストで再起動できるようにするために、まず、「ホスト」パネルの「その他のアクション」ドロップダウン・リストからホストが再起動されたことを確認するオプションを使用しておくことが必要になる場合があります。

バグ: 29491043

実行中の仮想マシンのVNCコンソール・セッションが仮想マシンの移行時に閉じられます

仮想マシンの移行中にアクティブな仮想マシンのVNCコンソールを開いていると、セッションが閉じます。 この動作は、ネイティブ・クライアントまたはnoVNCのいずれかを使用している場合に発生します。

解決策: この動作に対する回避策はありません。

バグ: 29491251

仮想マシンの再起動中にVMの移行ダイアログ・ボックスが閉じられなくなります

Managerで仮想マシンが起動されているときに、VMの移行ダイアログ・ボックスが閉じられなくなります。

解決策: ブラウザ・ページをリフレッシュします。

バグ: 29498386

Oracle Linux仮想マシンのデフォルト・マシン・タイプ(pc-i440fx-2.6)でCPUホットプラグ切断を実行できません

ManagerのCPUホットプラグ切断機能は、Oracle Linux仮想マシンのデフォルトのエミュレートされたマシン・タイプ(pc-i440fx-2.6)では機能しません。

解決策: 特定のOracle Linux仮想マシンでCPUホットプラグ切断機能を使用可能にするには、次のステップを実行する必要があります。

  1. 仮想マシンを停止します。
  2. 管理ポータルで次のステップを実行して、カスタム・エミュレーション・マシンをpc-i440fx-2.7に変更します。

    1. 計算」に移動して「仮想マシン」をクリックします。
    2. Oracle Linux仮想マシンを選択して、「仮想マシンの編集」をクリックします。
    3. サイドバーの「システム」タブをクリックします。
    4. 拡張パラメータ」をクリックして、メニューを開きます。
    5. カスタム・エミュレーション・マシンドロップダウン・メニューで、pc-i440fx-2.7を選択します。
    6. 「OK」をクリックして変更を保存します。
  3. 仮想マシンを再起動します。

バグ: 29517731

複数の仮想マシンが含まれているOVAファイルをインポートできません

Open Virtualization Applianceファイルに複数の仮想マシンが含まれていると、そのファイル内の仮想マシンがインポートできません。 インポートが開始されて最初の仮想マシンがインポートされているように見えますが、インポートは失敗し、仮想マシンは正常にインストールされません。

解決策: Open Virtualization Applianceファイルを1つの仮想マシンに制限します。

バグ: 30771759