2.10 Oracle REST Data Services (ORDS)の構成
注意:
現在のリリースでは、Microsoft WindowsでRESTサービスはサポートされていません。- 含まれているORDSを使用したRESTの構成
シェル環境変数を設定することによって、デフォルトのORDS構成をオーバーライドします。 - 既存のORDSインストール環境を使用したRESTの構成
親トピック: リスクの分析とベスト・プラクティスへの準拠
2.10.1 含まれているORDSを使用したRESTの構成
シェル環境変数を設定することによって、デフォルトのORDS構成をオーバーライドします。
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デフォルトでは、Oracle REST Data Services (ORDS)は
7080-7085の範囲で使用可能なポートを使用します。この範囲にポートがない場合、ORDSは終了し、RAT_ORDS_PORT環境変数の設定を求めるプロンプトが表示されます。RAT_ORDS_PORTがすでに設定されている場合、ORDSはRAT_ORDS_PORT環境変数で指定されているポートを使用します。 -
デフォルトでは、ORDSは管理者ユーザー
ordsadminで設定します。これは、RAT_ORDSADMIN_USER環境変数に別のユーザーを指定することでオーバーライドできます。 -
ORDSは、Oracle ORAchkおよびOracle EXAchkに応じて、
ordsorachkまたはordsexachkという名前のnologinユーザーとして起動されます。すでに実行中のORDSを使用する場合、ユーザーはORDSを実行しているユーザーと同じです。 -
Oracle Trace File Analyzerがインストールされている場合、ORDSは
TFA_HOMEからJAVA_HOMEを選択します。Oracle Trace File Analyzerがインストールされていない場合、ORDSはデフォルトのJAVA_HOMEを選択します。JDK8を使用する必要があります。ただし、RAT_JAVAEXE環境変数を設定してオーバーライドできます。