2.65 CURSOR_SPACE_FOR_TIME
CURSOR_SPACE_FOR_TIMEによって、カーソルでより多くの領域を使用できるようになり、時間が節約されます。
               
| 特性 | 説明 | 
|---|---|
| パラメータ・タイプ | ブール値 | 
| デフォルト値 | 
 | 
| 変更可能 | いいえ | 
| PDBで変更可能 | いいえ | 
| 値の範囲 | 
 | 
| 基本 | いいえ | 
ノート:
CURSOR_SPACE_FOR_TIMEパラメータは非推奨です。これは、下位互換性のためにのみ残されています。
                     
このパラメータは、共有SQL領域およびクライアントのプライベートSQL領域の両方に影響します。
Oracle Database 10g リリース2(10.2.0.2)以上では、大幅に強化された同時変更機能が導入されたため、大部分のユーザーはこのパラメータを設定する必要がありません。
値:
- 
                        true共有SQL領域の位置が共有プール内に固定となります。つまり、共有SQL領域は、この領域を参照するオープン・カーソルがあるかぎり、共有プール内に存在します。各アクティブ・カーソルのSQL領域がメモリー内に存在するため、実行は高速になります。ただし、使用中の共有SQL領域は常時メモリー上に存在します。このため、このパラメータを trueに設定するのは、共有プールが十分大きく、すべてのオープン・カーソルを同時に保持できる場合のみにしてください。また、このパラメータを trueに設定すると、実行と実行の間にカーソルごとに割り当てられたプライベートSQL領域も、カーソル実行後に破棄されることなく保持され、カーソルの割当ておよび初期化にかかる時間が節約されます。
- 
                        false新しいSQL文に対する領域を確保するため、共有SQL領域をライブラリ・キャッシュから割当て解除できます。 
ノート:
このパラメータがtrueに設定されている場合、SERIAL_REUSEパラメータは無効となります。
                     
関連項目: