8.19 V$AQ_MESSAGE_CACHE_ADVICE

V$AQ_MESSAGE_CACHE_ADVICEは、可能となるメッセージ・キャッシュ・サイズの範囲についてのシミュレートされたメトリックを示します。このビューは、次のようなメトリックの形式で情報を提供することにより、キャッシュ・サイズの決定に役立ちます。

ノート:

AQシャード・キューは、Oracle Database 20cでは非推奨になっています。それよりも高いスループットとパフォーマンスが得られる、Transactional Event Queues (TEQ)の使用をお薦めしています。
データ型 説明

SIZE_FOR_ESTIMATE

NUMBER

シミュレーションするキャッシュ・サイズ(MB)

SIZE_FACTOR

NUMBER

現行のキャッシュ・サイズに対するサイズ要因

ESTD_SIZE_TYPE

VARCHAR2(9)

可能な値は次のとおり。

  • MINIMUM: このキャッシュ・サイズは、インメモリーのすべてのデキューが必要(アンキャッシュなし)。

  • CURRENT: メッセージ・キャッシュの現在のサイズ。

  • MAXIMUM: このキャッシュ・サイズは、ゼロ削除が必要。

  • NULL: その他すべてのケースの値。

ESTD_CACHED_SUBSHARDS

NUMBER

このサイズでキャッシュされたサブシャードの推定数

ESTD_UNCACHED_SUBSHARDS

NUMBER

このサイズでアンキャッシュされたサブシャードの推定数

ESTD_EVICTIONS

NUMBER

このサイズで削除されたサブシャードの推定数

ESTD_EVICTION_RATE

NUMBER

1分当たりに削除されるサブシャードの推定数

ESTD_FG_UNEVICTIONS

NUMBER

フォアグラウンド・プロセスによって削除解除されたサブシャードの推定数

ESTD_FG_UNEVICTION_RATE

NUMBER

フォアグラウンド・プロセスによって削除解除されるサブシャードの推定数

ESTD_BG_UNEVICTIONS

NUMBER

バックグラウンド・プロセスによって削除解除されたサブシャードの推定数

ESTD_BG_UNEVICTION_RATE

NUMBER

バックグラウンド・プロセスによって削除解除されるサブシャードの推定数

ESTD_BG_PROCESSES

NUMBER

このサイズで必要なバックグラウンド・プロセスの推定数

TOTAL_ENQUEUE_RATE

NUMBER

1秒当たりにエンキューされる、シミュレートされたメッセージ数

TOTAL_DEQUEUE_RATE

NUMBER

1秒当たりにデキューされる、シミュレートされたメッセージ数

AVG_SUBSHARD_SIZE

NUMBER

キャッシュされたサブシャード当たりの、シミュレートされた平均メッセージ数

AVG_SUBSHARD_MEMORY

NUMBER

キャッシュされたサブシャード当たりの、シミュレートされた平均メモリー(MB)

AVG_EVICTION_TIME

NUMBER

キャッシュされたサブシャードの削除にかかるシミュレートされた平均時間(ミリ秒)

AVG_UNEVICTION_TIME

NUMBER

キャッシュされたサブシャードの削除解除にかかるシミュレートされた平均時間(ミリ秒)

FLAGS

NUMBER

予約済

SIMULATION_TIME

NUMBER

シミュレートされた時間(分)

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID