8.209 V$EQ_MESSAGE_CACHE_ADVICE

V$EQ_MESSAGE_CACHE_ADVICEには、Transactional Event Queues (TEQ)に対して見込まれるメッセージ・キャッシュ・サイズの範囲についてシミュレートしたメトリックが示されます。このビューは、次のようなメトリックの形式で情報を提供することにより、キャッシュ・サイズの決定に役立ちます。

データ型 説明

SIZE_FOR_ESTIMATE

NUMBER

シミュレーションするキャッシュ・サイズ(MB)

SIZE_FACTOR

NUMBER

現行のキャッシュ・サイズに対するサイズ要因

ESTD_SIZE_TYPE

VARCHAR2(9)

可能な値は次のとおり。

  • MINIMUM: このキャッシュ・サイズは、インメモリーのすべてのデキューが必要(アンキャッシュなし)。

  • CURRENT: メッセージ・キャッシュの現在のサイズ。

  • MAXIMUM: このキャッシュ・サイズは、ゼロ削除が必要。

  • NULL: その他すべてのケースの値。

ESTD_CACHED_PARTITIONS

NUMBER

このサイズでキャッシュされたイベント・ストリーム・パーティションの推定数

ESTD_UNCACHED_PARTITIONS

NUMBER

このサイズでアンキャッシュされたイベント・ストリーム・パーティションの推定数

ESTD_EVICTIONS

NUMBER

このサイズで削除されたイベント・ストリーム・パーティションの推定数

ESTD_EVICTION_RATE

NUMBER

1分当たりに削除されるイベント・ストリーム・パーティションの推定数

ESTD_FG_UNEVICTIONS

NUMBER

フォアグラウンド・プロセスによって削除解除されたイベント・ストリーム・パーティションの推定数

ESTD_FG_UNEVICTION_RATE

NUMBER

フォアグラウンド・プロセスによって削除解除されるイベント・ストリーム・パーティションの推定数

ESTD_BG_UNEVICTIONS

NUMBER

バックグラウンド・プロセスによって削除解除されたイベント・ストリーム・パーティションの推定数

ESTD_BG_UNEVICTION_RATE

NUMBER

バックグラウンド・プロセスによって削除解除されるイベント・ストリーム・パーティションの推定数

ESTD_BG_PROCESSES

NUMBER

このサイズで必要なバックグラウンド・プロセスの推定数

TOTAL_ENQUEUE_RATE

NUMBER

1秒当たりにエンキューされる、シミュレートされたメッセージ数

TOTAL_DEQUEUE_RATE

NUMBER

1秒当たりにデキューされる、シミュレートされたメッセージ数

AVG_PARTITION_SIZE

NUMBER

キャッシュされたイベント・ストリーム・パーティション当たりのシミュレートされた平均メッセージ数

AVG_PARTITION_MEMORY

NUMBER

キャッシュされたイベント・ストリーム・パーティション当たりのシミュレートされた平均メモリー(MB単位)

AVG_EVICTION_TIME

NUMBER

キャッシュされたイベント・ストリーム・パーティションの削除にかかるシミュレートされた平均時間(ミリ秒単位)

AVG_UNEVICTION_TIME

NUMBER

キャッシュされたイベント・ストリーム・パーティションの削除解除にかかるシミュレートされた平均時間(ミリ秒単位)

FLAGS

NUMBER

予約済

SIMULATION_TIME

NUMBER

シミュレートされた時間(分)

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

ノート:

このビューは、Oracle Database 20c以降で使用できます。

関連項目:

Oracle Transactional Event QueuesおよびAdvanced Queuingの詳細は、『Oracle Databaseアドバンスト・キューイング・ユーザーズ・ガイド』を参照してください