1 概要とロードマップ

この章では、このガイド『Oracle WebLogic Server Enterprise JavaBeansの開発』の内容と構成について説明します。

この章の内容は次のとおりです:

このドキュメントの手引き

EJB開発者向けの包括的なサンプル

WebLogic Serverの配布キットには、このドキュメント、および「Enterprise JavaBeansの単純なサンプル」で説明する基本的なサンプルに加え、開発者向けの包括的なサンプルも含まれています。

サンプル付きのWebLogic Server完全版をインストールした場合、サンプル・ソース・コードはEXAMPLES_HOMEディレクトリにあります。デフォルト・パスは、ORACLE_HOME\wlserver\samples\serverです。このディレクトリからサンプルのソース・コードおよびインストラクション・ファイルにアクセスでき、サンプル・ドメインを設定する必要がありません。『Oracle WebLogic Serverの理解』「サンプル・アプリケーションおよびサンプル・コード」を参照してください。

EJBを使用して独自のアプリケーションをプログラミングする前に、このサンプルを実行することをお薦めします。

EJB 3.2のサンプル

次のようなJava EE 7のサンプル(EJB 3.2の新機能のデモ)が用意されています。

詳細は、WebLogic Server配布キットのEJB 3.2サンプルEXAMPLES_HOME/examples/src/examples/javaee7/ejbを参照してください。EXAMPLES_HOMEは、WebLogic Serverのサンプル・コードが構成されているディレクトリを表します。『Oracle WebLogic Serverの理解』「サンプル・アプリケーションおよびサンプル・コード」を参照してください。

EJB 3.1のサンプル

次のようなJava EE 6のサンプル(EJB 3.1の新機能のデモ)が用意されています。

詳細は、WebLogic Server配布キットのサンプルEXAMPLES_HOME/examples/src/examples/javaee6/ejbを参照してください。EXAMPLES_HOMEは、WebLogic Serverのサンプル・コードが構成されているディレクトリを表します。『Oracle WebLogic Serverの理解』「サンプル・アプリケーションおよびサンプル・コード」を参照してください。

EJB 3.0のサンプル

EJB 3.0永続性サービスのサンプル「EJB 3.1: Java SEで組込み可能なEJBコンテナを使用するサンプル」もあります。ここには、実際のビジネス・コードが含まれ、主要なEJB 3.0の開発タスクの実際の実行方法を説明しています。具体的には、EJB 3.xで以下を使用する方法が例示されています。

  • Java Persistence API

  • ステートレス・セッションBean

  • メッセージドリブンBean

  • JavaScriptベースの非同期のブラウザ・アプリケーション

このサンプルでは、エンティティEJB用の永続ドメイン・モデルが使用されています。詳細は、WebLogic Server配布キットのサンプルEXAMPLES_HOME/examples/src/examples/ejb/ejb30を参照してください。EXAMPLES_HOMEは、WebLogic Serverのサンプル・コードが構成されているディレクトリを表します。『Oracle WebLogic Serverの理解』「サンプル・アプリケーションおよびサンプル・コード」を参照してください。

このリリースでの新機能と変更された機能

このリリースのWebLogic Serverで導入されたEJB 3.1の新機能の一覧は、「EJB 3.2の新機能と変更された機能」を参照してください。