ユーザーの優先通貨のメッセージのローカライズ

優先通貨に関連付けられたメッセージをローカライズできます。

ユーザーの優先通貨の使用の詳細は、静的マッピングを使用したユーザーの優先通貨オプションの定義を参照してください。

  1. SDD/service_instances/service1/metadata/content/msgdb/l_xxディレクトリに移動します。xxは、優先通貨を指定する言語の言語拡張子です。

    SDDは、DOMAIN_HOME/bidataなどのシングルトン・データ・ディレクトリです。主なディレクトリを参照してください。

  2. このディレクトリで、custommessagesという名前のサブディレクトリを作成します。
  3. このディレクトリで、usercurrencymessages.xmlという名前のXML形式のファイルを作成します。
  4. 作業しているディレクトリに対応する言語用のこのファイルに、次のようなエントリを追加します。次の例には、kmsgMyCurrency1およびkmsgMyCurrency2という2つのメッセージが含まれています。
    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
    <WebMessageTables xmlns:sawm="com.siebel.analytics.web/message/v1">
    <WebMessageTable system="CurrencyDisplay" table="Messages" code="false">
       <WebMessage name="kmsgMyCurrency1"><TEXT>My Currency Text 1</TEXT></WebMessage>
       <WebMessage name="kmsgMyCurrency2"><TEXT>My Currency Text 2</TEXT></WebMessage>
    </WebMessageTable>
    </WebMessageTables>
    
  5. このメッセージを使用するために、ファイルを編集してdisplayMessage="kmsgMyCurrency1"と指定します。
  6. これらのメッセージをローカライズする各言語に対して、ステップ1 - 5を繰り返します。
  7. Oracle BIプレゼンテーション・サービスのサービスを再起動します。

Oracle Analytics Serverで、適切にローカライズされたテキストがユーザーに表示されます。この例では、表示されるテキストはMy Currency Text 1です。