キャプションのローカライズの概要
キャプションのローカライズを開始する前に、次の情報を確認します。
「キャプションのエクスポート」オプションを使用すると、エクスポート・プロセスにより、共有フォルダ内の第1レベルのサブフォルダそれぞれに対してXMLファイルが1つ作成されます。このファイル名の形式はfoldername captions.xmlで、foldernameは共有フォルダ内のサブフォルダの名前です。各XMLファイルには、対応する第1レベル・フォルダおよびそのサブフォルダ内にあるすべてのコンテンツのテキスト文字列が含まれます。
たとえば、プレゼンテーション・カタログの共有フォルダにMarketing、ServiceおよびSalesという第1レベル・フォルダが含まれている場合は、エクスポート・プロセスによって次の3つのXMLファイルが作成されます。
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marketingcaptions.xml
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salescaptions.xml
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servicecaptions.xml
コンテンツが翻訳されると、「キャプションのインポート」ウィザードを使用したり、これらのフォルダを次のディレクトリ内の対応する場所に配置できます。
SDD/service_instances/service1/metadata/content/msgdb/l_xx/captions
SDDはDOMAIN_HOME/bidata
などのシングルトン・データ・ディレクトリです(主なディレクトリを参照)。
エクスポート・プロセスでは、新しいXMLファイルが生成されるだけでなく、カタログが変更され、各オブジェクトの適切なメッセージIDが挿入されます。プレゼンテーション・サービスでは、これらのメッセージIDによって新しい翻訳済テキストが特定されます。