カタログ・オブジェクトの名前の変更
カタログ内のオブジェクトの名前は変更できます。
これは、テスト環境から本番環境に移行する場合に便利です。
オブジェクトの名前の変更方法には、次の2つがあります。
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参照の更新を伴わない名前の変更 - オブジェクトの名前を変更し、他のカタログ・オブジェクトで使用されている可能性がある元の名前への参照を保持します。
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参照の更新を伴う名前の変更 - オブジェクトの名前を変更し、他のオブジェクトが使用している可能性がある参照を新しい名前に変更します(元の名前の参照は保持されません)。この機能は、スマート名前変更とも呼ばれます。権限に応じて、オブジェクトの名前を変更できます。
オブジェクトの名前を変更するときは、次の点に注意してください。
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カタログ内のユーザー・アカウントの名前は変更できません。ユーザーのホーム・ディレクトリの名前を変更した場合、そのユーザーの名前を変更しないと予期しない結果になることがあります。
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カタログに含まれるオブジェクトの名前には予約済のものがいくつかあります。名前の変更は自身のオブジェクトに対してのみ行い、プレゼンテーション・サービスによって内部で作成されたものは変更しないでください。たとえば、自身のホーム・ディレクトリ内の_portalディレクトリの名前を変更しないでください。変更すると「マイ・ダッシュボード」が表示されなくなります。
参照の更新を行わずにオブジェクトの名前を変更するには、次のステップを実行します。
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カタログ・マネージャでカタログを開きます。
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名前を変更するオブジェクトにナビゲートします。
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「名前」列でオブジェクトを右クリックし、「名前の変更」を選択します。
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オブジェクトの新しい名前を入力します。
参照を更新してオブジェクトの名前を変更するには:
- カタログ・マネージャでカタログを開きます。
- 名前を変更するオブジェクトにナビゲートします。
- 「名前」列でオブジェクトを右クリックし、スマート名前変更を選択します。
- オブジェクトの新しい名前を入力します。
ウィンドウの右下隅にあるプログレス・バーに、参照の更新の進行状況が表示されます。