直接挿入パラメータの設定

新しいインストールには、直接挿入のための特定のパラメータを設定できます。

新しい(アップグレードでない)インストールに直接挿入を設定するには、テキスト・エディタを使用します。

使用状況トラッキングの直接挿入を設定するには、次のステップを使用します。

  1. BIサーバー・コンピュータで、NQSConfig.INIファイルをテキスト・エディタで開きます。このファイルは次の場所にあります:

    BI_DOMAIN/config/fmwconfig/biconfig/OBIS

    編集する前に、ファイルのバックアップ・コピーを作成します。

  2. [USAGE_TRACKING]セクションで、次のパラメータを更新します。
    • ENABLEYESに設定します。

    • DIRECT_INSERTYESに設定します。

    • メタデータ・リポジトリの物理レイヤーに表示されているとおり、PHYSICAL_TABLE_NAMEを、問合せ統計情報を収集するための完全修飾データベース表の名前に設定します。例:

      PHYSICAL_TABLE_NAME = "My_DB"."DEV_BIPLATFORM"."S_NQ_ACCT";
      
    • メタデータ・リポジトリの物理レイヤーに表示されているとおり、CONNECTION_POOLを、問合せ統計データベースの完全修飾接続プールの名前に設定します。例:

      CONNECTION_POOL = "My_DB"."Usage Connection Pool";
      
    • メタデータ・リポジトリの物理レイヤーに表示されているとおり、INIT_BLOCK_TABLE_NAMEを、初期化ブロックの統計に対応するレコードを挿入するための完全修飾データベース表の名前に設定します。例:

      INIT_BLOCK_TABLE_NAME = "My_DB"."DEV_BIPLATFORM"."S_NQ_INITBLOCK";
      
    • メタデータ・リポジトリの物理レイヤーに表示されているとおり、INIT_BLOCK_CONNECTION_POOLを、初期化ブロックの統計に対応するレコードを挿入するための表の完全修飾接続プール名に設定します。例:

      INIT_BLOCK_CONNECTION_POOL = "My_DB"."Usage Connection Pool";
      

    ノート:

    使用状況トラッキングの挿入が行われるためには、バックエンド・データベースへの書込み権限を持つユーザーIDで接続プールを構成する必要があります。また、接続タイプが国際データをサポートすることもお薦めします。
  3. ファイルを保存して閉じます。
  4. BIサーバーを再起動します。