ローカライズしたキャプションをカタログにアップロード

キャプションを必要な言語でローカライズした後、翻訳済のXMLファイルをアップロードしてその言語をデプロイします。言語ごとに次の手順を実行します。

「キャプションのインポート」ウィザードの使用による翻訳済キャプションのインポート

  1. クラシック・ホーム・ページで、ユーザー・プロファイル・アイコンをクリックした後、「管理」をクリックします。

  2. 「カタログ・キャプションの管理」領域で、「キャプションのインポート」をクリックします。

  3. 「参照」をクリックし、ローカライズ済のXMLファイルに移動して選択し、「OK」をクリックします。

  4. 「言語の選択」オプションを使用してローカライズ先の言語を選択し、「OK」をクリックします。

    インポート済XMLファイルは選択された言語のMsgDbフォルダにコピーされます。

インポートしたキャプション・ファイルをダウンロード、確認または削除するには、「キャプションの管理」オプションを使用します。

翻訳済キャプションの手動インポート

  1. 翻訳済のXMLファイルを次のディレクトリ内の対応する場所に配置して、プレゼンテーション・サービスを再起動します。

    SDD/service_instances/service1/metadata/content/msgdb/l_xx/captions

    SDDはシングルトン・データ・ディレクトリで、xxは言語拡張子を示します。

    例:

    DOMAIN_HOME/bidata/service_instances/service1/metadata/content/msgdb/l_en/captions/myfoldercaptions_fr.xml

    言語拡張子には、チェコ語を表すcs、ドイツ語を表すdeなどがあります。

    ノート:

    Oracle Analytics Serverアプリケーションがインストールされている場合のみ、SDD/service_instances/service1/metadata/content/msgdb/l_xx/captionsディレクトリが存在します。このディレクトリが存在しない場合は作成する必要があります。

    SDDは、DOMAIN_HOME/bidataなどのシングルトン・データ・ディレクトリです。

  2. エクスポート・プロセスでは、新しいXMLファイルが生成されるだけでなく、カタログが変更され、各オブジェクトの適切なメッセージIDが挿入されます。ステップ1の指示に従って翻訳済のXMLファイルをディレクトリに配置したら、変更済のカタログを、そのデフォルトの場所に配置するか、システムが現在使用している適切な場所に配置します。詳細は、主なディレクトリを参照してください。
  3. Oracle Analytics Serverにサインインして、フランス語など、適切な言語を選択します。
  4. 翻訳済のコンテンツを表示します。

    たとえば、次の図に示すように、分析の翻訳済のタイトルを表示します。

翻訳済のキャプションを開発環境から本番環境に移動するには:

  • キャプション・ファイルの処理:

    • キャプション・ファイルが本番環境に存在しない場合は、開発環境から本番環境へ単純にファイルをコピーします。

    • キャプション・ファイルが本番環境に存在する場合は、最初に既存ファイルのバックアップ・コピーを作成します。次に、テキスト・エディタまたはXML編集ツールを使用して本番環境のキャプション・ファイルを開き、開発環境で行った変更を手動で(十分に注意しながら)挿入します。