重複するエクスポートされたテキスト文字列の処理
カタログからエクスポートしたテキスト文字列が重複する問題が発生することがあります。
ノート:
この項のステップは、「キャプションのエクスポート」ウィザードを使用している場合は当てはまりません。カタログからエクスポートされたテキスト文字列の重複は、複数のユーザーが「キャプションのエクスポート」ユーティリティを同時に実行した場合、または同じユーザーが1分以内にこのユーティリティを2回実行した場合に発生します。次の手順は、重複するキャプションに対処する方法について説明しています。
「キャプションのエクスポート」ユーティリティについては、キャプションをカタログからエクスポートを参照してください。
重複するキャプションを含む、次のwebmessages.xmlファイルを考えてみます。
<WebMessageTable system="catalog" type="folder" path="/shared/example/A"> <WebMessage name="kcap12790830_5" use="Caption" status="new"> <TEXT>A Really Good Report</TEXT> </WebMessage> </WebMessageTable> <WebMessageTable system="catalog" type="folder" path="/shared/example/B"> <WebMessage name="kcap12790830_5" use="Caption" status="new"> <TEXT>I like this report</TEXT> </WebMessage> </WebMessageTable> <WebMessageTable system="catalog" type="folder" path="/shared/example/Copy of A"> <WebMessage name="kcap12790830_5" use="Caption" status="new"> <TEXT>A Really Good Report</TEXT> </WebMessage> </WebMessageTable>
このサンプル・ファイルでは、重複する無効なメッセージIDがオブジェクトBに含まれています。オブジェクトCopy of Aには、有効であるものの、重複するメッセージIDが含まれています。「キャプションのエクスポート」ダイアログで、次のいずれかを選択できます。
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「1つ残す」を選択すると、ファイルのコンテンツは変更されません。
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「IDの削除」を選択すると、オブジェクトBおよびオブジェクトCopy of Aの両方に対して新しい一意のIDが生成されます。
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「テキストの削除」を選択すると、オブジェクトBに対して新しい一意のIDが生成され、オブジェクトCopy of AのWebMessage要素が削除されます。このオプションにより、通常、翻訳するメッセージは少なくなりますが、プレゼンテーション・サービスおよびCatalog Managerのカタログのディレクトリ・リストで、同じ名前を持つ2つのオブジェクトが表示されることに注意してください。