集計の永続性エラーについて

ネットワーク障害、データベースのディスク領域なし、不正な集計リクエストなどが発生すると、集計の永続性エラーになります。

一連の集計の作成中に1つの集計の作成が失敗すると、集計の永続性エンジンは失敗した集計の作成とその依存関係をスキップし、リストでの次の集計に進みます。ログ・ファイルをチェックして、失敗した集計を特定します。

エラーが生じた場合は、次の方法のいずれかで失敗した集計を削除する必要があります。

  • メタデータとデータベースから手動で集計を削除します。集計メタデータを特定するには、物理表および論理表ソースに対してIs System Generatedフィルタを使用してリポジトリに問い合せします。リポジトリの問合せを参照してください。

  • 集計削除指定を使用して失敗した集計を自動的に削除します。特に、この方法を使用して、孤立集計ディメンション(他のファクト表と結合していない)を削除します。

モデル・チェック・マネージャを実行して、Oracle BIサマリー・アドバイザと集計の永続性のパフォーマンスと結果に影響を及ぼす可能性があるモデリングの問題がリポジトリに含まれていないことを確認します。モデル・チェック・マネージャを使用したモデリングの問題のチェックを参照してください。