エージェントによるビジネス・プロセスの自動化

コンテンツ作成者は、分析、ダッシュボードおよびブリーフィング・ブックをターゲットとなる参加者に対して、オンデマンドまたは定期的に配信するエージェントを作成できます。

コンテンツを配信するエージェントの作成

分析、ダッシュボードおよびブリーフィング・ブックを特定の受信者およびサブスクライブ者に配信するエージェントを作成できます。これらのエージェントは、オンデマンドで、または定期的にコンテンツを配信できます。

分析、ダッシュボードまたはブリーフィング・ブックを配信するエージェントを作成するには:
  1. クラシック・ホーム・ページ「作成」をクリックし、「エージェント」を選択します。
  2. オプション: エージェントの一般オプションを設定します。
    1. エージェントの優先度レベルを設定します。
      配信するコンテンツの重要性を考慮してください。
    2. コンテンツの生成方法、つまり、どのユーザーがレポート問合せを実行するかを定義します。
  3. 配信スケジュールを設定します。
    1. 「スケジュール」タブをクリックします。
    2. エージェントをスケジュールに基づいて実行するかどうか、実行する頻度、開始時期および停止時期を選択します。

      夏時間が適用されるタイム・ゾーンの日時を選択した場合は、タイム・ゾーンにより夏時間が反映されます。たとえば、夏時間が適用される月に「(GMT) グリニッチ標準時間: ダブリン、エジンバラ、リスボン、ロンドン」を選択した場合、これはBST (イギリス夏時間)を意味します。

      配信エージェントによる日次実行の最小頻度は15分です。

  4. オプション: 「条件」タブをクリックし、特定の条件下でのみエージェントを実行する場合は「条件を使用」を選択します。
    • 条件を定義するには、「作成」をクリックします。
    • カタログから既存の条件を選択するには、「参照」をクリックします。
    エージェントが常にコンテンツを配信するようにする場合は、デフォルト(条件を使用しない)のままにします。
  5. ダッシュボード・ページや分析など、配信するコンテンツを選択します。
    1. 「配信コンテンツ」タブをクリックします。
    2. 配信するコンテンツおよび送信する形式を選択します。
  6. コンテンツの配信先となるユーザーおよびこのエージェントのサブスクライブを許可するその他の対象者を指定します。
    1. 「受信者」タブをクリックします。
    2. 「受信者の追加」をクリックし、ユーザーを個別に追加するか、アプリケーション・ロールに基づいてユーザーを追加できます。
    3. 「電子メール受信者の追加」をクリックし、1人以上の受信者の電子メール・アドレスを入力します。
    4. その他のユーザーがこのエージェントをサブスクライブできるようにするには、「サブスクライブ用にエージェントを公開」を選択し、ユーザー名またはアプリケーション・ロールを選択して、サブスクライブできるユーザーを定義します。
  7. コンテンツを受信者に配信する方法を指定します。配信は、Oracle Analyticsに、電子メールで、および携帯電話やポケットベルなどのデバイスに送信できます。
    1. 「送信先」タブをクリックします。
    2. Oracle Analyticsを介してコンテンツを配信するには、「ホーム・ページとダッシュボード」をクリックします。ユーザーは、配信が送信されるたびにOracle Analyticsでアラートを受け取ります。
    3. その他の方法でコンテンツを配信するには、「デバイス」をクリックします。
      • ユーザーが配信の受信方法を決定できるようにするには、「アクティブな配信プロファイル」を選択します。
      • 配信を送信できるデバイスのタイプを制限するには、特定のデバイスを選択し、必要なデバイス・タイプのみを選択します。
      ユーザーは、「配信オプション」プリファレンス(マイ・アカウント)を使用して配信プロファイルを設定します。
  8. エージェントを保存します。

    その他のユーザーがエージェントをサブスクライブできるようにする場合は、ユーザーがエージェントを見つけられるように、/Shared Foldersのサブフォルダにエージェントを保存する必要があります。たとえば、/Shared Folders/MySharedAgents/Sales/MonthlySalesTarget_Agentのようにします。

    エージェントを保存した後は、「エージェントを今すぐ実行」ボタンをクリックしてエージェントを実行できます。これは、エージェントをテストする場合などに便利です。

「アクション」タブは将来の使用のために予約されています。

分析からコンテンツを直接配信するためのエージェントのスケジューリング

分析からコンテンツを直接配信するようにエージェントを設定できます。この方法でエージェントを作成すると、Oracle Analyticsによって「コンテンツ」プロパティが設定され、エージェントの配信条件が作成されるため、開始する際に便利です。

  1. カタログ内の分析に移動します。
  2. 「詳細」アクション・メニューをクリックし、「スケジュール」を選択します。
  3. 必要に応じて、エージェントを詳細に定義します。

エージェントのスケジュールの無効化と有効化

エージェントのスケジュールを一時的に無効に(し、再び有効に)することができます。

エージェントのスケジュールを無効にすると、定義されたスケジュールでエージェントが実行されません。スケジュールを無効にした場合も、エージェント・エディタの「エージェントを今すぐ実行」ボタンなど、その他の方法では実行できます。

  1. クラシック・ホーム・ページで、「カタログ」をクリックし、スケジュールを無効または有効にするエージェントに移動します。
  2. 「詳細」アクション・メニューをクリックして「スケジュールの無効化」を選択し、エージェントのスケジュールを無効にします。
  3. 「詳細」アクション・メニューをクリックして「スケジュールの有効化」を選択し、エージェントを再度スケジュールどおりに実行します。

エージェント・エディタの「スケジュール」タブの「有効」ボックスを使用して、エージェントのスケジュールを無効にしたり、有効にすることもできます。

エージェントのサブスクライブ

エージェントによって生成された最新の情報を受信する場合は、エージェントをサブスクライブします。所有者がサブスクライブを許可している場合にのみ、エージェントをサブスクライブできます。

  1. クラシック・ホーム・ページで、「カタログ」をクリックします。
  2. サブスクライブするエージェントに移動します。
  3. 「詳細」アクション・メニューをクリックし、「サブスクライブ」を選択します。

    エージェントをサブスクライブ可能にするには、所有者が「サブスクライブ用にエージェントを公開」(「受信者」タブ)を選択し、サブスクライブを許可するユーザーを特定する必要があります。

  4. 必要に応じてサブスクライブを解除するには、「詳細」アクション・メニューをクリックし、「サブスクライブ解除」を選択します。

サブスクライブまたは所有するエージェント・リストの表示

サブスクライブしているエージェントおよび所有しているエージェントのリストを表示できます。

  1. クラシック・ホーム・ページで、「カタログ」をクリックします。
  2. 「検索」をクリックします。
  3. すべてのエージェントを検索するには、「検索」ボックスに* (アスタリスク)を入力し、「場所」リストで「すべて」を選択して、「タイプ」リストから「エージェント」を選択します。
    または、「検索」フィールドにエージェントの名前または名前の一部を入力し、「場所」に特定の場所を選択して、「タイプ」リストから「エージェント」を選択します。
  4. 「検索」をクリックします。

アラートへのアクセスおよび管理

アラートは、エージェントからコンテンツが到着したときに通知します。

  1. クラシック・ホーム・ページで、「アラート」をクリックします。
  2. アラートを表示して管理します。
    • アラートの内容を確認します。

    • アラートとその繰返しのすべてをクリアします。

    • 権限がある場合は、アラートを生成したエージェントを編集します。

    • 権限がある場合は、アラートを生成したエージェントを実行します。

    • アラートをサブスクライブします。

    • すべてのアラートとその繰返しのすべてをクリアします。