OSコンソール
ocne cluster console
コマンドを使用して、KubernetesノードのOSコンソールにアクセスする方法を学習します。
Oracle CNEシステムは、Kubernetesを介して管理されます。 デバッグおよびテストの目的でノードのOSに直接アクセスする必要がある場合は、ocne cluster console
コマンドを使用して管理コンソールを起動します。
コンソールは、--toolbox
オプションを含めることで、調査および診断の目的で使用できる追加のデバッグ・ツールで起動できます。
ocne cluster console
コマンドを-- command
オプションとともに使用して、シェルと直接対話することなく、ノード上でコマンドを実行することもできます。 これは、コンソールに直接接続せずに、ノードに関する情報を返す場合に役立つことがあります。
デフォルトでは、コンソール・セッションは、root (/
)に設定された最初の作業ディレクトリから開始されます。 ノード自体で実行されているサービス(ocne-update.service
など)にアクセスする必要がある場合は、chroot /hostroot
コマンドを実行し、chroot
をノードのローカル・ファイル・システムに対して実行できます。 または、--direct
オプションを使用して、ノード・ファイル・システムに対してすでにchroot
編集済のコンソール・セッションを開始できます。
ocne cluster console
コマンドは、クラスタ内のノードのOSへのアクセスに使用するメソッドです。 SSHやシリアル・コンソールなど、他のメソッドを使用してノードにアクセスする唯一の理由は、このメソッドを使用してノードにアクセスできないためです。
SSHに使用する資格証明の詳細は、「Oracle Cloud Native Environment: Kubernetesクラスタ」を参照してください。