PDUバージョン識別

PDUハードウェアには、PDU v1 (オリジナルPDU)およびPDU v2 (拡張PDU)という2つのバージョンがあります。

拡張PDUの詳細は、「拡張PDUのモニタリング」を参照してください。

オリジナルPDUの詳細は、「オリジナルPDUのモニタリング」を参照してください。

PDU管理インタフェースにアクセスすると、PDUバージョンを識別できます。このインタフェースにアクセスするには、Webブラウザを使用してPDUに割り当てたIPアドレスまたはDNS名を指定します。一部のPDUのモニタリングまたは検出の問題を解決するために、PDUバージョンを把握することが必要になります。

ノート:

PDUは、Webブラウザではアクセスできない分離した管理ネットワーク上にある場合があります。この場合は、管理ネットワーク内からPDU管理インタフェースにアクセスしてください。

  1. Webブラウザを開きます。
  2. WebブラウザにPDU管理インタフェースのアドレスを入力します。

    たとえば、PDU v1の場合はhttp://<PDUのIPまたはDNS名>、PDU v2の場合はhttps://<PDUのIPまたはDNS名>を入力します。

    ノート:

    PDU v2にhttp://https://のどちらを使用するかは、PDUの構成方法に依存します。不明な場合は、両方を使用してみてください。http://とhttps://のどちらも動作しない場合は、PDUがオフラインになっているか、PDUアドレスが正しくない可能性があります。PDU管理インタフェースがオフになっている場合は、PDU SNMPインタフェースを使用してオンにすることができます。

  3. PDU管理インタフェースでは、PDU電力消費量セクションを確認することでPDUバージョンを識別できます。PDUの消費量の詳細は、PDU v2の場合のみ表示されます。図36-1にPDU v1の管理インタフェースの例を、図36-2にPDU v2の管理インタフェースの例を示します。

図36-1 PDU v1の管理インタフェース

図36-1の説明が続きます
「図36-1 PDU v1の管理インタフェース」の説明

図36-2 PDU v2の管理インタフェース

図36-2の説明が続きます
「図36-2 PDU v2の管理インタフェース」の説明