upgrade_agents

エージェントのアップグレード前提条件を実行して、エージェントのアップグレード・ジョブを送信します。

書式

emcli upgrade_agents
     -agents="full_agent_name"|-input_file="agents_file:location_of_output_file" 
     [-validate_only] 
     [-pre_script_loc] 
     [-post_script_loc] 
     [-pre_script_on_oms] 
     [-post_script_on_oms]  
     [-stage_location] 
     [-job_name]
     [-override_credential]
     [-additional_parameters]

[ ]  indicates that the parameter is optional

オプション

ノート:

-agentsまたは-input_fileパラメータは必須です。両方を指定した場合、両方の和集合が取られ、前提条件がエージェントに対して実行されて、エージェント・アップグレード・ジョブが送信されます。

これらのパラメータすべてを応答ファイルで渡すことができます。使用法は、-input_file="response_file:/scratch/response_file.txt"です。ファイル名を完全なパスで指定し、パラメータを1行ずつ指定する必要があります。パラメータまたはフラグをコマンドラインと応答ファイルの両方で渡した場合、コマンドラインのオプションが優先されます。パラメータは、応答ファイルに名前と値のペアとして指定する必要があります。たとえば: job_name=UPGRADE_AGT_121020

  • agents

    指定されたエージェントがアップグレード可能かどうか確認し、エージェントのアップグレード・ジョブを送信します。

  • input_file

    ファイル内に指定されたエージェントがアップグレード可能かどうか確認し、エージェントのアップグレード・ジョブを送信します。

    input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。

  • validate_only

    指定されたエージェントがアップグレード可能かどうかの確認のみ行います。エージェントのアップグレード・ジョブは送信されません。

  • pre_script_loc

    エージェントのアップグレード前にこのスクリプトを実行します。

  • post_script_loc

    エージェントのアップグレード後にこのスクリプトを実行します。

  • pre_script_on_oms

    事前スクリプトがOMS上にある扱いの場合、使用します。

  • post_script_on_oms

    事後スクリプトがOMS上にある扱いの場合、使用します。

  • stage_location

    エージェント・アップグレード・ジョブで使用されるカスタム・ステージング場所を渡します。

  • job_name

    ジョブをこの名前で送信します。

  • override_credential

    root.shの実行に使用する、エージェントのOracleホームの優先資格証明。これを上書きし、指定したOracleホーム資格証明を使用するには、このオプションを使用します。

  • additional_parameters

    エージェント・アップグレード・ジョブに追加のパラメータを渡します。

例1

この例では、エージェントの一致パターンabc%とxyz.domain.com:1243がアップグレード可能かどうか確認し、エージェントのアップグレード・ジョブを送信します。

emcli upgrade_agents -agents="abc%,xyz.domain.com:1243"

例2

この例では、ファイル内のエージェントがアップグレード可能かどうか確認し、エージェントのアップグレード・ジョブを送信します。

emcli upgrade_agents -input_file="agents_file:/scratch/agents_file.txt"