移行ファイルのクリーン・アップ

データベース移行作業サイクルの「分析」セクションの一部として、データベース移行ワークベンチでダンプ・ファイルを簡単にクリーン・アップできます。クリーン・アップ操作では、移行アクティビティ用にエクスポートされたダンプ・ファイルが識別され、エクスポート先となったダンプ・ディレクトリおよびアップロード先となったオブジェクト・ストレージから削除されます。クリーン・アップ操作を使用して、完了したデータベース移行または失敗したデータベース移行のダンプ・ファイルを削除できます。

データベース移行ワークベンチを使用したクリーン・アップ

データベース移行ワークベンチを使用して移行後にデータベース・ダンプ・ファイルをクリーン・アップするには、次のステップを実行します。
  1. クリーン・アップを開始するには、移行アクティビティ・ダッシュボードに移動します。
  2. クリーン・アップする特定の移行アクティビティを移行アクティビティ表内で検索します。
  3. アクティビティに固有の左側のハンバーガー・メニューをクリックし、「クリーンアップ」を選択して「はい」をクリックします。
クリーン・アップが実行され、選択した移行アクティビティ用にエクスポートされたダンプ・ファイルが識別され、エクスポート・ダンプ・ディレクトリおよびアップロード・オブジェクト・ストレージから削除されます。

ノート:

クリーン・アップ・アクティビティでは、進行中の移行の削除、取消し、ロールバックまたは停止は行われません。

REST-APIを使用したクリーン・アップ

REST-APIを使用した移行クリーン・アップの場合、次のものが必要です。

ノート:

POSTは、OMSでホストからファイルをプルする場合に使用できます。ホストは、Enterprise Managerで検出される必要があります。
リクエスト・メソッド
POST
URI
/em/websvcs/restful/db/migration
ヘッダー
Content-Type: application/json
Authorization: Basic
{
      "action": "CLEANUP_ACTIVITY", 
      "executionId": "<activity execution id>"
}
クリーン・アップが成功すると、次のレスポンスが表示されます。
{
      "statusCode": 200,
      "status": "SUCCESS",
      "message": "Successfully submitted the requested activity: Cleanup Database Migration",
      "validations": {
      "resultsList": [],
      "result": false },
      "submissionName": "Cleanup Database Migration",      
      "submissionBy": "<Admin User>",
      "submissionId": "<Submission ID>",
      "executionId": "<Execution ID>",
      "uiActivityUrl": "/em/faces/core-jobs-procedureExecutionTracking?executionGUID=<GUID>",
      "restActivityUrl": "/em/websvcs/restful/db/migration/activities/"}
}
EMCLIで移行のダンプ・ファイルをクリーン・アップするには、次のコマンドを使用します。
emcli migrate_db 
-file="/home/migrations/Analyze_Migration.JSON"
Analyze_Migrationには、REST操作からのJSONペイロードが含まれています。次に例を示します。
{
      "action": "CLEANUP_ACTIVITY", 
      "executionId": "<activity execution id>"
}