2 Microsoft SQL Serverプラグインのトラブルシューティング

この章では、Microsoft SQL Serverプラグインに関連するシナリオのトラブルシューティング・シナリオを示します。

この項の内容は次のとおりです。

診断ツール

次の診断ツールは、Microsoft SQL Serverプラグインでの操作中に生じる可能性のある問題をトラブルシューティングおよび解決する上で役に立ちます。

WBEMTEST

WBEMTESTツールはWindows OSで使用可能であり、OSとともにパッケージ化されています。

WBEMTESTを起動するには、次のようにします。

  1. 「Run」をクリックします。

  2. オープン・フィールドにWBEMTESTと入力します。

  3. 「OK」をクリックします。

Enterprise Manager環境外部でネームスペースroot\cimv2に対してWMIコールが正常に機能するかどうかを確認するには、次のようにします。

注意:

ローカル管理者グループに属するユーザーとしてログインする必要があります。可能であれば、これはドメイン・アカウントである必要があります。

  1. SQL Serverがインストールされているシステムで、WBEMTESTをローカルに起動します。

  2. 「Connect」をクリックします。

  3. Server\Namespaceのテキスト・フィールドにroot\cimv2と入力します。

  4. 「Login」をクリックします。

  5. (現在有効になっている)「Query」をクリックします。

  6. 次の問合せを入力し、「Apply」をクリックします。

    select * from win32_service
    

Oracle Enterprise Manager環境外部でネームスペースroot\defaultに対してWMIコールが正常に機能するかどうかを確認するには、次のようにします。

注意:

ローカル管理者グループに属するユーザーとしてログインする必要があります。可能であれば、これはドメイン・アカウントである必要があります。

  1. SQL Serverがインストールされているシステムで、WBEMTESTをローカルに起動します。

  2. 「Connect」をクリックします。

  3. Server\Namespaceのテキスト・フィールドにroot\defaultと入力します。

  4. 「Execute Method」をクリックします。

  5. オブジェクト・パスにstdRegProvと入力します。

  6. 「Method」ドロップダウン・リストからgetStringValueを選択します。

  7. 「Edit in Parameters」をクリックします。

  8. プロパティsSubKeyNameを選択し、「Add Property」をクリックします。

  9. 値を指定します。次に例を示します。

    • SQL Serverのデフォルト(名前なし)インスタンスの場合:

      SOFTWARE\Microsoft\MSSQLServer\MSSQLServer\CurrentVersion
      
    • SQL Serverのデフォルト以外のインスタンスの場合:

      SOFTWARE\Microsoft\MicrosoftSQLServer\<DATA_ROOT>\MSSQLServer\CurrentVersion
      

      <DATAROOT>には、MSSQL.1MSSQL.2などの値が入ります。

  10. プロパティsSubkeyValueを選択し、「Add Property」をクリックします。

  11. 値を指定します。次に例を示します。

    CurrentVersion
    
  12. 「Save Object」をクリックします。

  13. 「Execute」をクリックします。「Successfully Executed」というメッセージが表示されたポップアップ・ウィンドウが表示されます。

  14. 「Edit Out Parameters」をクリックし、sValueNameの値を確認します。

Microsoft SQL Server 2000のみ

Enterprise Manager環境外部でネームスペースroot\MicrosoftSQLServerに対してWMIコールが正常に機能するかどうかを確認するには、次のようにします。

注意:

ローカル管理者グループに属するユーザーとしてログインする必要があります。可能であれば、これはドメイン・アカウントである必要があります。

  1. SQL Serverがインストールされているシステムで、WBEMTESTをローカルに起動します。
  2. 「Connect」をクリックします。
  3. Server\Namespaceのテキスト・フィールドにroot\MicrosoftSQLServerと入力します。
  4. 「Login」をクリックします。
  5. (現在有効になっている)「Query」をクリックします。
  6. 次の問合せを入力し、「Apply」をクリックします。
    select name, clustered, package, versionstring from mssql_sqlserver

CIM Studio

CIM Studioを使用するには、Wmitools.exe実行可能ファイルが必要です。

次のステップに従って、CIM Studio診断ツールを使用します。

  1. WMI CIM Studioをインストールします。
  2. Windowsの「スタート」メニューから、WMI CIM Studioを起動します(「スタート」メニューから、「プログラム」「WMI Tools」,、「WMI CIM Studio」の順に選択します)。

    「Connect to namespace」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. 必要なネームスペース(たとえば、root\CIMV2)を指定します。

    注意:

    WMI CIM Studioは、Internet Explorerを使用して起動できます。ポップアップ・ブロック機能が無効化されていることを確認してください。

  4. 「OK」をクリックします。
  5. 表示される画面で、左ペイン内の検索アイコン(クラスの検索)をクリックし、テキスト・フィールドにwin32_serviceと入力します。「GO」をクリックします。

    これにより、win32_service文字列が含まれるすべてのクラスがリストされます。そうでない場合は、WMIのインストールで問題が発生したことを示します。

  6. 検索結果から「win32_service」を選択し、「OK」をクリックします
  7. 右ペインの「WQL queries」アイコンをクリックします。
  8. 「Query」ダイアログ・ボックスで、「Query」テキスト・ボックスにselect * from win32_serviceと入力し、「Execute」をクリックします

    これにより、システムで実行されているすべてのサービスが表示されます。

SQL Server Enterprise Manager

このツールは、Microsoft SQL Serverとともに含まれています。SQL Server Enterprise Manager診断ツールを使用するには、次のようにします。

  1. 「スタート」メニューから、「すべてのプログラム」「SQL Server」「Enterprise Manager」「SQL Query Analyzer」の順に選択します。
  2. データベース・インスタンスに接続します。

診断ステップ

Microsoft SQL Serverターゲットを監視するには、次の4つのフェーズを通過する必要があります。

フェーズ1: Enterprise Manager Cloud Controlでプラグインをインポートします。「フェーズ1のチェックリスト」も参照してください。

フェーズ2: SQL Serverターゲットを検出します。「フェーズ2のチェックリスト」も参照してください。

フェーズ3: 検出されたSQL Serverターゲットを監視するための様々な機能が使用可能であり、適切に動作することを確認します。「フェーズ3のチェックリスト」も参照してください。

フェーズ1のチェックリスト

SQL ServerプラグインをEnterprise Manager Cloud Controlにインポートする前に、My Oracle SupportにアクセスしてCertification Note 406906.1を参照し、SQL Serverプラグインのどのリリースが次の要素のどのリリースで動作保証されているかを確認してください。

  • Cloud Control OMS/エージェント

  • Microsoft SQL Server

このノートは、My Oracle Supportから参照できます。
https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=406906.1

フェーズ2のチェックリスト

次のことを確認します。

SQL Serverターゲットを検出する前に、検出に関連するすべての前提条件を満たしていることを確認してください。実行するチェックリストは次のとおりです。

  • SQL Serverインスタンスを監視するエージェントと、エージェントが実行されているホストに対して、Cloud Controlで優先資格証明が設定されていること。

  • (プラグインのリリース1またはリリース2のみ) SQL Server Enterprise Managerから、SQL ServerホストおよびSQL Serverインスタンスの正確な名前を確認します。

  • TCP/IPが有効になっていることを確認し、TCP/IPポートを確認します。詳細は、「TCP/IPポートの有効化(Microsoft SQL Server 2005のみ)」および「TCP/IPポートの検索」を参照してください。

  • ターゲットがリモートの場合は、リモート接続に必要な構成を事前に実行しておく必要があります。

フェーズ3のチェックリスト

SQL Serverターゲットの監視を実行するためには、次の条件が満たされていることを確認してください。

  1. SQL Serverインスタンスが正常に検出されていること手順は次のとおりです。

    1. Enterprise Manager Cloud Controlで、「ターゲット」を選択し、次に「すべてのターゲット」を選択します。

    2. 「すべてのターゲット」ページで、「検索」にMicrosoft SQL Serverと入力し、「Return」を押します。

    3. 追加したSQL Serverインスタンスが表示されるかどうか確認します。

      SQL Server名をクリックすると、詳細が表示されます。

  2. SQL Serverインスタンスのステータスが正しいかどうか確認します。手順は次のとおりです。

    1. SQL Serverインスタンスの「ホーム」ページに移動します。

    2. ステータスを確認します。

      ステータスが「保留中」になっていないことを確認します。

  3. 「インシデント・マネージャ」ページで、SQL Serverインスタンスに未解決のインシデントまたは問題がないことを確認します。

  4. SQL Serverインスタンスの「ホーム」ページで、「すべてのメトリック」セクションの「最新アップロード」列に日付とタイムスタンプが表示されていることを確認します。

    注意:

    • スケジュール間隔の間(24時間のこともある)待って、特定のメトリックが収集されることを確認します。

    • 一部のメトリックは収集されないことがあります(たとえば、そのSQL Serverインスタンスに対してバックアップもジョブも実行されていない場合、「バックアップ」または「ジョブ」は収集されません)。

    • Microsoft SQL Serverのリリースによっては、あるいは一部のWindowsサービス(たとえば、SQL Serverエージェントなど)が起動されていない場合、一部のメトリックが収集されないことがあります。

TCP/IPポートの検索

TCP/IPプロトコルを有効にした後、SQL Serverを再起動して変更を適用します。

SQL Server Configuration Managerで、左側のパネルから「SQL Server 2005 Network Configuration」を選択し、SQL Serverインスタンスに移動します。

右側のパネルには、指定したSQL Serverのすべてのプロトコルとそのステータスが表示されます。

「IP Addresses」タブで、「IP All」の「TCP Dynamic Ports」行にインスタンスのTCP/IPポートが表示されます。

WMIエラーが示されているMicrosoft URL

WMIリターン・コードのリストを取得するには、次のMicrosoft URLにアクセスしてください。

http://msdn.microsoft.com/en-us/library/aa394559.aspx

Microsoft SQL Serverプラグインの問題を解決する方法

次の各項で、Microsoft SQL Serverプラグインの使用中に発生する可能性のある問題の解決方法を示します。内容は次のとおりです。

最新バージョンのプラグインのダウンロード

Oracle Enterprise Manager Extensibility Exchangeから最新バージョンのMicrosoft SQL Serverプラグインをダウンロードします。

http://apex.oracle.com/pls/apex/f?p=34841:9

TCP/IPポートの有効化(Microsoft SQL Server 2005のみ)

  1. SQL Server Configuration Managerで、左側のパネルから「SQL Server 2005 Network Configuration」を選択し、SQL Serverインスタンスに移動します。

    右側のパネルには、指定したSQL Serverのすべてのプロトコルとそのステータスが表示されます。

  2. TCP/IPが有効になっていることを確認します。
  3. (TCP/IPが無効の場合)「TCP/IP」を右クリックして「Properties」を選択します。「TCP/IP Properties」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  4. 「Protocol」タブで、「enabled」を選択して「Apply」をクリックします。
  5. SQL Serverインスタンスを再起動します。

権限の変更

次の各項では、様々な権限を変更するステップのみを示します。これらの手順の詳細は、MicrosoftのWebサイトを参照してください。

Windows Management Instrumentation管理権限の変更

Windows Management Instrumentation(WMI)ネームスペースへのセキュアなアクセスのために、システム・ユーザー名またはジョブ・ユーザー名のWMI管理権限を変更します。

そのためには、SQL Server上で、ジョブの監視および実行に使用するユーザーに対し、次のステップを実行して、書込み権限を設定します。

注意:

ユーザーがない場合は、作成します。これを行うには、タスク・バーから「スタート」に移動し、「設定」「コントロール パネル」と選択します。コントロール パネルで「ユーザーとパスワード」をダブルクリックし、「ユーザー」タブで「追加」をクリックします。

  1. コントロール パネルで「管理ツール」「コンピュータの管理」とダブルクリックします。「コンピュータの管理」画面が表示されます。
  2. 左パネルで「サービスとアプリケーション」に移動し、「WMIコントロール」を選択します。
  3. 「WMIコントロール」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。

    「WMIコントロールのプロパティ」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  4. 「セキュリティ」タブで、名前空間ナビゲーション・パネルに移動して「Root」をダブルクリックし、「CIMV2」を選択して「セキュリティ」をクリックします。
  5. 「追加」をクリックし、「ユーザー、コンピュータ、またはグループの選択」ダイアログ・ボックスから、指定されたユーザー(またはグループ)を選択します。
  6. 「WMIコントロールのプロパティ」ダイアログ・ボックスで、「名前」の下の指定されたユーザー(またはグループ)を選択します。
  7. 「アクセス許可」セクションで、「許可」の下の「アカウントの有効化」および「リモートの有効化」を選択します。その他のオプションは選択を解除します。

    注意:

    ジョブを実行するには、「アカウントの有効化」および「リモートの有効化」だけでなく、「メソッドの実行」も選択する必要があります。

  8. 「WMIコントロールのプロパティ」ダイアログ・ボックスに移動して、Microsoft SQL ServerとComputer Managementについてステップ5から9を繰り返します(Microsoft SQL Serverの場合、「Root」をダブルクリックし、「Microsoft SQL Server」を選択します。Computer Managementの場合、「Root」、「Microsoft」の順にダブルクリックし、「ComputerManagement」を選択します)。

関連項目:

WMIのトラブルシューティングとヒント:

http://technet.microsoft.com/library/ee692772.aspx#EABAC
レジストリ権限の変更

セキュアなレジストリ・アクセスのために、システム・ユーザー名のWMIおよびレジストリ権限を変更します。これを行うには、次の手順に従います。

WMIの変更

そのためには、SQL Server上で、ジョブの監視および実行に使用するユーザーに対し、次のステップを実行して、書込み権限を設定します。

注意:

ユーザーがない場合は、作成します。これを行うには、タスク・バーから「スタート」に移動し、「設定」「コントロール パネル」と選択します。コントロール パネルで「ユーザーとパスワード」をダブルクリックし、「ユーザー」タブで「追加」をクリックします。

  1. コントロール パネルで「管理ツール」「コンピュータの管理」とダブルクリックします。

    「コンピュータの管理」画面が表示されます。

  2. 左パネルで「サービスとアプリケーション」に移動し、「WMIコントロール」 を選択します。

  3. 「WMIコントロール」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。

    「WMIコントロールのプロパティ」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  4. 「セキュリティ」タブで、名前空間ナビゲーション・パネルに移動して「Root」をダブルクリックし、「DEFAULT」を選択して「セキュリティ」をクリックします。

  5. 「追加」をクリックし、「ユーザー、コンピュータ、またはグループの選択」ダイアログ・ボックスから、指定されたユーザー(またはグループ)を選択します。

  6. 「WMIコントロールのプロパティ」ダイアログ・ボックスで、「名前」の下の指定されたユーザー(またはグループ)を選択します。

  7. 「アクセス許可」セクションで、「許可」の下の「メソッドの実行」、「アカウントの有効化」および「リモートの有効化」を選択します。その他のオプションは選択を解除します。

レジストリ エディタの変更

  1. SQL Serverについて、タスク・バーから「スタート」に移動し、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
  2. 「名前」フィールドにregedt32.exeと入力します。
  3. 「OK」をクリックします。

    「レジストリ エディタ」が表示されます。

  4. 左側のパネルで、「HKEY_LOCAL_MACHINE」、「SOFTWARE」「Microsoft」の順にダブルクリックし、Microsoft SQL Serverに移動します。
  5. 「Microsoft SQL Server」を選択し、レジストリ エディタのメイン・メニューに移動して、「セキュリティ」「アクセス許可」の順にクリックします。「Microsoftのアクセス許可」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  6. 「追加」をクリックし、「ユーザー、コンピュータ、またはグループの選択」ダイアログ・ボックスから、指定されたユーザー(またはグループ)を選択します。
  7. 「Microsoftのアクセス許可」ダイアログ・ボックスで、「名前」の下の指定されたユーザー(またはグループ)を選択します。
  8. 「アクセス許可」セクションで、「許可」の下の「読み取り」を選択します。その他のオプションは選択を解除します。
  9. 監視対象のSQL Serverターゲットがデフォルト(名前なし)インスタンスの場合、「MSSQLServer」の選択後、ステップ5から8を繰り返します。

    注意:

    32ビット・バージョンのSQL Serverが64ビット・システム(XeonまたはAMD)にインストールされている場合、前述のステップ5のキーは次のとおりです。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Microsoft SQL Server

    同様に、ステップ9のキーは次のとおりです(監視対象のSQL Serverターゲットがデフォルト(名前なし)インスタンスの場合)。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\MSSQLServer

関連項目:

リモート・コンピュータからレジストリへのアクセスを制限する方法:

http://support.microsoft.com/kb/153183
データベース認証の権限の変更

そのためには、SQL Server上で、ジョブの監視および実行に使用するユーザーに対し、次のステップを実行して、書込み権限を設定します。

注意:

ユーザーがない場合は、作成します。これを行うには、タスク・バーから「スタート」に移動し、「設定」「コントロール パネル」と選択します。コントロール パネルで「ユーザーとパスワード」をダブルクリックし、「ユーザー」タブで「追加」をクリックします。

  1. 事前定義されたユーザー・アカウントを使用してMicrosoft SQL Server Management Studio (図2-1)にログインするか、SQL認証用に設定されていない場合は「Windows 認証」を使用します。

    図2-1 Microsoft SQL Serverのログイン

    Microsoft SQL Serverログイン
  2. 図2-2に示すように、「ログイン」を右クリックし、「新しいログイン」を選択します。

    図2-2 「新しいログイン」メニュー

    「新しいログイン」メニュー
  3. 図2-3に示すように、「Windows 認証」を選択し、事前定義済ユーザーを選択するか、「SQL Server 認証」を選択し、新しいユーザーを指定します。

    図2-3 新しいユーザーの作成

    新しいユーザーの作成
  4. 図2-4に示すように、「サーバー ロール」ページで、sysadminサーバー・ロールのチェック・ボックスをクリックします。

    図2-4 sysadminロールの選択

    sysadminロールの選択
  5. 「OK」をクリックします。

ヒント:

sp_help_jobヘルプ・ページ:

http://msdn.microsoft.com/en-us/library/aa933458%28SQL.80%29.aspx
ユーザー権利の割当て

ユーザーのOS権限(エージェントの優先資格証明で設定)は、「サードパーティのデータベースのためのプラグイン・ユーザーズ・ガイド」の項にリストされている適切なインストレーション・ガイドにある、ジョブ・システムをEnterprise Managerで機能させるための資格証明の設定に関する項に記載されている要件を満たす必要があります。

DCOMリモート・アクセス許可の変更
  1. 「スタート」「ファイル名を指定して実行」の順にクリックした後、DCOMCNFGと入力し、「OK」をクリックします。

  2. 「コンポーネント サービス」ウィンドウで「コンポーネント サービス」「コンピュータ」の順に開き、「マイ コンピュータ」を右クリックした後、「プロパティ」をクリックします。

  3. 「マイ コンピュータのプロパティ」ウィンドウで、「COMセキュリティ」タブをクリックします。

  4. 「起動とアクティブ化のアクセス許可」「制限の編集」をクリックします。

  5. 「起動許可」ダイアログ・ボックスの「グループ名またはユーザー名」リストに名前またはグループが表示されていない場合は、次のステップに従います。

    1. 「起動許可」ダイアログ・ボックスで、「追加」をクリックします。

    2. 「ユーザー、コンピュータ、またはグループの選択」ダイアログ・ボックスで、「選択するオブジェクト名を入力してください」フィールドに名前とグループを追加し、「OK」をクリックします。

    3. 「起動許可」ダイアログ・ボックスの、「グループ名またはユーザー名」フィールドでユーザーおよびグループを選択します。「アクセス許可: ユーザー」の下の「許可」列で、「リモートからの起動」を選択し、「リモートからのアクティブ化」を選択し、「OK」をクリックします。

DCOM設定の変更とリモートWMI接続の保護の詳細は、次のURLを参照してください。

http://msdn.microsoft.com/en-us/library/aa393266.aspx
SQL Serverサービスのアクセス権限の変更

注意:

次のコマンドは、SQL Serverが動作しているWindowsマシンがWindows 2003 SP1以降の場合にのみ実行します。

SQL Serverサービスのアクセス権限を変更するには、次のステップに従います。

  1. 認証されたユーザーに、サービス コントロール マネージャにリモートでアクセスする権限を付与します。

    1. 「スタート」「ファイル名を指定して実行」の順にクリックした後、cmdと入力し、「OK」をクリックします。

    2. コマンド・プロンプトで次のコマンドを入力し、[Enter]を押します。

      sc sdset SCMANAGER D:(A;;CCLCRPRC;;;AU)(A;;CCLCRPWPRC;;;SY)(A;;KA;;;BA)S:(AU;FA;KA;;;WD)(AU;OIIOFA;GA;;;WD) 
      

      詳細は、次を参照してください。

      http://support.microsoft.com/kb/907460
      
  2. SQL Serverサービスに対するアクセス権を割り当てます。

    1. 「スタート」「ファイル名を指定して実行」の順にクリックした後、cmdと入力し、「OK」をクリックします。

    2. コマンド・プロンプトで次のコマンドを入力し、[Enter]を押します。

      sc sdshow <SQLServer_service_name>
      
    3. AU (認証されたユーザー)のアクセス権限を出力で確認します。たとえば、デフォルト値は次のようになります。

      D:(A;;CCLCSWRPWPDTLOCRRC;;;SY)(A;;CCDCLCSWRPWPDTLOCRSDRCWDWO;;;BA)(A;;CCLCSWLOCRRC;;;IU)(A;;CCLCSWLOCRRC;;;SU)(A;;CR;;;AU)(A;;CCLCSWRPWPDTLOCRRC;;;PU)S:(AU;FA;CCDCLCSWRPWPDTLOCRSDRCWDWO;;;WD)
      

      この出力には、認証されたユーザーのCR(アクセスの制御)権限(A;;CR;;;AU)が表示されます。

    4. AU(認証されたユーザー)の権限が(A;;CCLCSWRPWPDTLOCRRC;;;AU)と同じでない場合は、次のコマンドを使用し、(A;;CR;;;AU)を(A;;CCLCSWRPWPDTLOCRRC;;;AU)で置換して設定します。

      sc sdset SQLServer_service_name D:(A;;CCLCSWRPWPDTLOCRRC;;;SY)(A;;CCDCLCSWRPWPDTLOCRSDRCWDWO;;;BA)(A;;CCLCSWLOCRRC;;;IU)(A;;CCLCSWLOCRRC;;;SU)(A;;CCLCSWRPWPDTLOCRRC;;;AU)(A;;CCLCSWRPWPDTLOCRRC;;;PU)S:(AU;FA;CCDCLCSWRPWPDTLOCRSDRCWDWO;;;WD)
      

      SQL Serverエージェント・サービスでも(a)から(c)を繰り返します。ステップ(a)のSQLServer_service_nameをSQLServer_agent_service_nameに置換します。

      詳細は、Microsoft社の次のドキュメントを参照してください。

      セキュリティ記述子文字列の形式

      ACE文字列

      SID文字列

一般的な問題

次の各項で、Microsoft SQL Serverプラグインの使用中に発生する可能性のある一般的な問題と、それらの問題の解決に使用できる回避策(ある場合)を示します。

Microsoft SQL Serverの追加ページの説明

Enterprise Manager Cloud Control 12cでは、Microsoft SQL Serverのターゲット・インスタンスを追加するためのページがリリース12.1.0.3で変更されました。Enterprise Managerの以前のバージョンでは、コンソールのバグが原因で、このページで(オプションであると想定される)資格証明が必要になりました。

図2-5は、Microsoft SQL Serverの追加ページを示しています。

図2-5 Microsoft SQL Serverの追加ページ


Microsoft SQL Serverの追加ページ

発生する可能性のある問題の一部は、入力する必要があった資格証明が原因である可能性がありますが、これらを入力すると、プラグインが混乱して動作しなくなる可能性があります。次の各項では、資格証明のフィールドについて、およびこれらが必要かどうかについて説明します。

この問題の詳細は、「What to configure as authentication details in SQL Server target discovery?」を参照してくださいMy Oracle Support (https://support.oracle.com)のDoc ID 1500823.1

監視データベースのホスト資格証明

Microsoft SQL Serverのインスタンスがインストールされている監視データベースのホスト資格証明は、マシンのホスト資格証明です。Enterprise ManagerエージェントがSQL Serverと同じマシン上にある場合、SQL Serverインスタンスのローカル監視が行われます。リモート監視が行われるのは、SQL Serverインスタンスを監視しているEnterprise Managerエージェントが別のマシン上にある場合です。Enterprise Manager Cloud Control 12cリリース12.1.0.3以降では、この項の資格証明はオプションです。ただし、SQL Serverインスタンスのリモート監視を実行する予定の場合、これらが必要です。

  • リモート監視を予定している場合、この項で有効な資格証明を入力します。

    • ターゲット・システムのユーザー名

    • ターゲット・システムのパスワード

    図2-6は、監視データベースのホスト資格証明のフィールドの例を示しています。

    図2-6 監視データベースのホスト資格証明


     監視データベースのホスト資格証明

  • リモート監視を使用する予定がない場合、これらのフィールドは空白のままにします。

注意:

Enterprise Manager Cloud Control 12cリリース12.1.0.2以前では、ターゲット・インスタンスを追加するには監視データベースのホスト資格証明が必要です。

以前のバージョンのEnterprise Managerでは、この項で何か(必ずしも有効な資格証明とはかぎりません)を入力する必要があり、ターゲット・インスタンスが作成された後、「モニタリング構成」ページ(ターゲットのホームページのメニューから「ターゲット」「ターゲット設定」をクリックし、最後に「モニタリング構成」をクリック)に移動し、これらのエントリを削除します。

この項で資格証明を入力し、リモート監視を実行しない場合、ターゲット・インスタンスの監視は機能しません。ターゲット・インスタンスを機能させるには、「モニタリング構成」ページでエントリを削除する必要があります。

監視データベースの資格証明

監視データベースの資格証明は、Microsoft SQL Serverインスタンスの資格証明です。Enterprise Manager Cloud Control 12cリリース12.1.0.3以降では、この項の資格証明はオプションです。ただし、SQL ServerインスタンスがWindows統合認証(WIA)用に構成されていないときに、SQL Serverインスタンスへの接続時にSQL認証を行う予定である場合、これが必要になります。

注意:

SQL Serverは通常、WIA認証とSQL認証の両方を使用して構成されます。このような場合、Enterprise Managerの監視を目的として1つの認証タイプのみを選択する必要があります。データベースのユーザー名フィールドとパスワード・フィールドをWIA=YESを使用して構成すると、問題が発生します。

  • SQL認証を予定している場合、この項で有効な資格証明を入力します。

    • データベース・ユーザー名

    • データベース・パスワード

    • データベース・ロール

    図2-7は、「データベース資格証明のモニタリング中」のフィールドの例を示しています。

    注意:

    SQL ServerインスタンスがWindows統合認証(WIA)用に構成されている場合、これらのフィールドは空白のままにします。

    この項で資格証明を入力するとともに、WIAを使用してSQL Serverインスタンスを監視する場合、ターゲット・インスタンスの監視は機能しません。ターゲット・インスタンスを機能させるには、「モニタリング構成」ページでエントリを削除する必要があります。

    図2-7 データベース資格証明のモニタリング中


    監視データベースの資格証明

  • SQL認証を行う予定ではない場合、これらのフィールドは空白のままにします。

注意:

Enterprise Manager Cloud Control 12cリリース12.1.0.2以前では、ターゲット・インスタンスを追加するには監視データベースの資格証明が必要です。

以前のバージョンのEnterprise Managerでは、この項で何か(必ずしも有効な資格証明とはかぎりません)を入力する必要があり、ターゲット・インスタンスが作成された後、「モニタリング構成」ページ(ターゲットのホームページのメニューから「ターゲット」「ターゲット設定」をクリックし、最後に「モニタリング構成」をクリック)に移動し、これらのエントリを削除します。

Windows統合認証の使用

SQL Serverに接続するためにWindows統合認証(WIA)を使用するようターゲット・インスタンスを構成する場合、WIAターゲット・インスタンス・プロパティをYesに設定し、データベース資格証明を設定しないようにする必要があります。

また、Enterprise Managerエージェントがこの接続タイプに対して正しく設定されていることも確認する必要があります。Windows Serverのエージェント・サービスは、(local systemという名前ではなく) userという名前のWIA Windows OSによって所有されている必要があります。

監視のエラー・メッセージ

表2-1は、監視の問題を説明するとともに、考えられる原因と処置を示しています。

表2-1 監視のエラー・メッセージ

エラー・メッセージ 考えられる原因 処置

DLLファイル$AgentHome\sysman\jdbcdriver\sqljdbc_auth.dllが欠落していることがわかったか、手動でコピーされていませんでした。前述の場所でsqljdbc_auth.dllのIA64バージョンをコピーして再試行してください

64ビット・バージョンのsqljdbc_auth.dllが欠落しているか、指定されたディレクトリに手動でコピーされていません。

Type 4 Microsoft SQL Server 2005 JDBCドライバのバージョン1.2をダウンロードし、IA64バージョンのsqljdbc_auth.dll$Agent_home\sysman\jdbcdriverディレクトリにコピーします。ファイルsqljdbc_auth.dllは、Type 4 Microsoft SQL Server 2005 JDBC Driverバージョン1.2の一部として使用できます(展開すると、同じ名前の3つのファイルauth\x86\sqljdbc_auth.dllauth\x64\sqljdbc_auth.dllauth\ia64\sqljdbc_auth.dllが生成されます)。

DLLファイル$AgentHome\sysman\jdbcdriver\sqljdbc_auth.dllが欠落していることがわかったか、手動でコピーされていませんでした。前述の場所でsqljdbc_auth.dllのAMD64バージョンをコピーして再試行してください

64ビット・バージョンのsqljdbc_auth.dllが欠落しているか、指定されたディレクトリに手動でコピーされていません。

Type 4 Microsoft SQL Server 2005 JDBCドライバのバージョン1.2をダウンロードし、X64バージョンのsqljdbc_auth.dll$Agent_home\sysman\jdbcdriverディレクトリにコピーします。ファイルsqljdbc_auth.dllは、Type 4 Microsoft SQL Server 2005 JDBC Driverバージョン1.2の一部として使用できます(展開すると、同じ名前の3つのファイルauth\x86\sqljdbc_auth.dllauth\x64\sqljdbc_auth.dllauth\ia64\sqljdbc_auth.dllが生成されます)。

ミラー化監視メトリックは、データベース・ミラー化モニターが開始されるまで収集できません。

ミラー化モニター・メトリックは、データベース・ミラー化ツールからのデータを活用しており、このツールが起動されていない場合、収集に失敗します。

Microsoftのデータベース・ミラー化監視ツールを起動します。

Socket::inet_ntoaの引数の長さが正しくありません。長さは0です。4の必要があります

DNSの解決に失敗しました。これは、「JDBC URL」フィールドで指定したホスト名が正しくないか、DNSサーバーへのアクセスに失敗したか、DNSサーバーが停止中のためです。

「JDBC URL」フィールドで指定されたホスト名のpingおよびnslookupを確認してください。これらのコマンドが失敗した場合、「JDBC URL」フィールドに(ホスト名のかわりに) IPアドレスを入力し、動作を確認してください。

ターゲットの追加中にエラーが発生しました - _Wbem_Remote_Determination_DynamicProperty - SQL ServerホストのIPアドレスを判断できませんでした。考えられる原因: JDBC URLに指定されたホスト名またはIPアドレスが正しくありません - ドメイン・ネーム・サーバー(DNS)が停止しているか、ドメイン名の解決に失敗しました。システム/ネットワーク管理者に連絡してDNS構成を解決してください。

DNSの解決に失敗しました。これは、「JDBC URL」フィールドで指定したホスト名が正しくないか、DNSサーバーへのアクセスに失敗したか、DNSサーバーが停止中のためです

(「JDBC URL」フィールドで指定された) SQL Serverターゲット・ホスト・マシンのpingおよびnslookupをEnterprise Managerエージェント・システムから確認します。

エラー: 0x80041010

WMIリポジトリが最新ではありません。クラスがroot\cimv2ネームスペースの一部であるため、デフォルトのWMIインストールの一部として使用可能である必要があります。

次のステップを実行します。

  1. コマンド・プロンプトで、次のコマンドを順に2回または3回繰り返して実行します。

    wmiadap /f

    wmiadap /resyncperf

  2. Windows Management Instrumentationサービスを再起動します。

注意:

  • これは、SQL Serverプラグインのリリース3.0.2.0.0以上を使用する場合に適用されます

  • このエラーが、64ビット・システムにインストールされている32ビット版のSQL Serverで検出された場合、デフォルトのwmiadap実行可能ファイルを使用するかわりに、<WINDOWS_ROOT>\SysWOW64 (C:\WINDOWS\SysWOW64など)でwmiadap実行可能ファイルを検索します。前述のオプションを使用して、wmiadap.exeのこのコピーを実行します

ターゲットが中断状態: メトリック収集エラーが発生しました

この動作が発生するのは、ターゲット、エージェント、ターゲット・システムのうちの1つまたは複数で、処理速度が遅くなるか負荷が高くなり、動的プロパティの計算にデフォルトのタイムアウト値より長い時間を要する場合です

次のコマンドを実行します。

emctl reload agent dynamicproperties <target name>:<target type>

または

次の手順で、ターゲット・インスタンスのプロパティを再送信することもできます。

  1. 「監視構成」リンク(プラグイン・ターゲットのホームページにある「関連リンク」セクションの下)をクリックします。

  2. 暗号化されたプロパティを再入力します。

  3. 「OK」をクリックします。

注意: Oracle Enterprise Managerエージェントのリリース10.2.0.3以上では、この不具合は修正されています。この問題は、10.2.0.3より古いリリースのエージェントで発生します。

エージェント・ログで、オプションでない問合せ記述子プロパティ[provided_sql_server_name] (ms_sqlserver_servername)を解決できません。また、emagent_perl.trcで、次のエラーが発生しました: JDBC URLで指定されたホスト名/IPアドレスはOracle Enterprise Manager Agentシステムです。ただし、システム・ユーザー名が指定されました。OEMエージェントと同じボックス上のSQL Serverターゲットの場合、システム・ユーザー名は指定しないでください。

このエラーは、検出時にシステム・ユーザー名およびパスワードが指定された(および、その後削除されない)場合に発生します。エージェントがターゲット・インスタンスと同じボックス上にある場合(ローカル監視)、システムの資格証明を指定しないでください。

  1. ターゲット・インスタンスのホームページにアクセスします

  2. 「ターゲット」「ターゲット設定」をクリックし、最後に「モニタリング構成」をクリックします

  3. システム資格証明を削除して、新しい設定を保存します

詳細は、My Oracle Supportの「Metric Collection Error after MSSQL Target Discovery: Can't Resolve A Non-optional Query Descriptor」(Doc ID 1503611.1)を参照してください。

https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=1503611.1

メトリック収集エラー「em_error=問合せ「SELECT name,pathname,processid,state FROM win32_service WHERE name='mssql$2008t' AND pathname LIKE '%sqlservr.exe%」を実行するのに十分なメモリーがありませんでした」

WMIサービスが正常に機能していません。

  1. 次のコマンドを3回実行します。

    wmiadap /f
    wmiadap /resyncperf
    
  2. Windows Management InformationおよびWMI Performance Adapterサービスを再起動します。

詳細は、My Oracle Supportの「How To Troubleshoot Microsoft SQL Server Plug-In Issues」(Doc ID 367797.1)を参照してください。

https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=367797.1

ターゲット・インスタンスは、検出後に保留状態のままになります。エージェント・ログ・エラー: 実行エラー: oracle.sysman.emSDK.agent.fetchlet.exception.FetchletException: 接続に失敗しました、jdbc:sqlserver://MSSQLHOSTNAME:1433に適切なドライバが見つかりません

JDBC URLが正しくないか、接続に使用されたデータベース・アカウントが失効しています。

  1. ターゲット・インスタンスのホームページにアクセスします

  2. 「ターゲット」「ターゲット設定」をクリックし、最後に「モニタリング構成」をクリックします

  3. JDBC URLの先頭にある余分なスペースを削除してください

詳細は、My Oracle Supportの「MSSQL Target Remains In Pending State After Discovery」(Doc ID 1527441.1)を参照してください。

https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=1527441.1

一般的な接続の問題

この項では、ターゲット・インスタンスへの接続に関してプラグインで生じるすべての問題について説明します。一般的にこれらの問題は、ターゲット・インスタンスを追加するためのページで「接続のテスト」ボタンが押されたときに表示されるか、インスタンスがすでに追加された後にエージェントで表示されます。

注意:

「接続のテスト」ボタンは、Enterprise Managerリリース12.1.0.3.0より前のリリースでは使用しないでください。そのリリースより前は、バグが原因で、Oracle以外のデータベース・プラグインのすべてにおいて「接続のテスト」ボタンが機能しませんでした。接続のテストを試みずにターゲット・インスタンスを追加します。

次の接続領域が表示されます。

一般的な接続エラー

表2-2は、一般的な接続の問題を示しています。

表2-2 一般的な接続の問題

エラー・メッセージ 考えられる原因 処置

「プロパティが欠落しています」またはWMIエラー(エラー・コードあり)

これは次のいずれかです。

  • プロパティが存在しない: [STDINWBEM_HOST]

  • プロパティが存在しないエラー: [servername_from_jdbc]

  • プロパティが欠落しています: [バージョン]

  • エラー0x80007005

  • エラー0x80041003

動的プロパティの計算中に管理エージェントでエラーが発生した場合、これが表示される可能性があります。動的プロパティの計算の動作を確認するには、テスト接続を試してください。「ターゲットの追加」ページ(ターゲットがまだ追加されていない場合)、または「ターゲット」ホームページ(ターゲット・インスタンスのホームページから、「ターゲット」「ターゲット設定」をクリックし、最後に「モニタリング構成」をクリック)から、接続を試すことができます。

動的プロパティの計算に失敗したのは、管理エージェント・プロセス所有者および/または指定されたシステム・ユーザー名(管理エージェントが稼働しているホストとは別のリモートの場所にターゲットがある場合)にこれらのターゲットを監視するための適切な権限がないことが原因である可能性があります。

動的プロパティの計算エラーを解決する必要があります。この問題を解決する方法の詳細は、次のとおりです。

  • 接続をテストした場合、接続テストに成功した後、パスワードの詳細を再入力します。リフレッシュしたページで、パスワード・フィールドに暗号化された値が表示されることがありますが、資格証明がキャッシュされていないため、これらは不正な値です。このため、パスワードを再入力し、「OK」をクリックします。

  • ユーザーに適切な権限があるかどうかを確認するには、WBEMTESTまたはCIM Studioを使用して、テスト接続を試みます。エージェント・マシンからローカルまたはリモートのターゲット・マシンに対してこれらのツールを使用して問合せを実行し、接続をテストします。

    ネームスペースroot\default、root\cimv2への接続中の障害またはエラー・メッセージ

    または(あるいは両方)

    root\MicrosoftSQLServer(SQL Server 2000の場合)が、正確に問題を突き止めるうえで役立ちます。

    これを確認した後、権限を変更してターゲットを追加できるようにします。権限を変更するための手順は、「権限の変更」を参照してください。

    ただし、root\cimv2またはroot\MicrosoftSQLServer (SQL Server 2000の場合のみ)ネームスペースに対するWBEMTESTを介した接続(または問合せの実行中)にエラーが表示されない場合は、管理エージェント・プロセスの所有者、および自分がログイン用として使用してWBEMTEST問合せを実行したユーザーを確認します。前述の2つが同じではない場合、管理エージェント・プロセスの所有者を、WBEMTESTを介して問合せを実行したものと同じユーザー(可能であれば、これはドメイン・アカウントである必要があります)に変更し、プラグイン・ターゲットまたは接続のテストの動作を確認します。

  • JDBCによって取得されたサーバー名がnullであるかどうかを確認します。null値である場合、検出が失敗します。

    Microsoft社のWebサイトで関連記事を参照してください。

    http://support.microsoft.com/kb/303774/

    記事303774に、Microsoft bug 354825の説明と、サービス名がどのようにNULLになるか、および問題の解決方法が示されています。

    注意: 前述のURLに示されたステップを適用する前に、Microsoft Supportに問い合せてください

JDBC URLで指定されたホスト名/IPアドレスはOracle Enterprise Manager Agentシステムです。ただし、システム・ユーザー名が指定されました。OEMエージェントと同じボックス上のSQL Serverターゲットの場合、システム・ユーザー名は指定しないでください。

ローカル監視シナリオの場合は、ターゲットの追加中に「システム・ユーザー名」フィールドにシステム・ユーザーが指定されます。

「システム・ユーザー名」フィールドからシステム・ユーザー名を削除し、再試行してください。

接続に失敗しました。ネットワーク・エラー。考えられる理由: JDBC URLのフォームに誤りがあるか、いずれかのパラメータが正しくありません

JDBC URL内の不正なホスト名

JDBC URLに正しいSQL Serverホスト名を指定し、再試行してください。

接続に失敗しました。ログインの障害。考えられる原因: 暗号化されたプロパティが指定されていません。指定されたデータベース・ユーザー名またはパスワード(あるいはその両方)が正しくありません。指定したデータベース・ユーザーが存在しない可能性があります。ユーザーsaでログインが失敗しました。

データベース・ユーザーの資格証明(データベース・ユーザー名またはデータベース・パスワード)が正しくありません

正しい資格証明を指定します

接続に失敗しました。ホストへのTCP/IP接続に失敗しました。java.net.ConnectException: 接続が拒否されました: 接続

次の原因が考えられます。

  • TCP/IPポートまたはホスト名(あるいはその両方)が間違っている可能性がある。

  • TCP/IPポートが有効になっていない可能性がある。

  • SQL Serverが動作していない。

ターゲットに対応する正しいポート番号を確認します。ポート番号の確認の詳細は、「TCP/IPポートの有効化(Microsoft SQL Server 2005のみ)」を参照してください。

キーが見つかりません: SOFTWARE\Microsoft\Microsoft SQL Server\SQLSRVR_2000\MSSQLServer\CurrentVersion\\CurrentVersion。接続できませんでした。エラー・コード = 0x80041003 em_error=WMIへの接続中に失敗しました。

次の原因が考えられます。

  • システム・ユーザーが特定のレジストリ・キーにアクセスする権限を持っていない。

  • レジストリ・キーが存在しない。

記載されているとおりにレジストリ・キーに読取り権限を割り当てます。拡張モードですべての子オブジェクトの権限エントリを置換します。

MSSQL_NumClusterNodes - 問合せ中のエラー: ユーザーにはこのアクションを実行する権限がありません

指定したデータベース・ユーザーには、SQL Serverインスタンスに対する権限/ロールがありません。

前述の記事に従って、データベース・ユーザーにsysadminサーバー・ロールを割り当てます。

JDBC接続エラー

表2-3で、JDBCに関連する接続の問題について説明します。

表2-3 JDBC接続に関する問題

エラー・メッセージ 考えられる原因 処置

1つ以上のデータベースに所有者が存在しない

テスト接続を行う場合、ターゲットの追加中にこのエラーが発生することがあります。

SQL Serverインスタンス内の1つ以上のデータベースで所有者がありません。

次を実行します。

次の出力が同じであることを確認します。

  • (データベースへの接続後に)Microsoft Query Analyzerツールから実行された問合せselect @@servernameの出力

  • SQL Serverターゲット・システムからの次のレジストリ・キー

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Microsoft SQL Server

注意: 32ビット版のSQL Serverが64ビット・システムにインストールされている場合、SQL Serverターゲット・システムで確認するレジストリ・キーは、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Microsoft SQL Serverです。

Microsoft SQL Query Analyzerを使用して、次の手順を実行します。

  1. exec master.dbo.sysdatabasesによって同じエラーが発生するかどうか確認します。

  2. 問合せselect name, suser_sname(sid) from master.dbo.sysdatabasesの2列目にNULL値があるかどうか調べます。

  3. 2列目がNULLであるすべてのデータベースについて、次のコマンドを実行します。

    * *Use <database_name>

    * *exec sp_changedbowner username

    usernameは、任意のデータベース所有者の名前です。

  4. 次の問合せを再実行します。

    select name, suser_sname(sid) from master.dbo.sysdatabases

    これで、2列目にNULL値はなくなります。

  5. 次の問合せを実行し、エラーが解決されていることを確認します。

    exec master.dbo.sysdatabases

接続取得中のエラー

指定されたポート番号が間違っています。

ターゲットに対応する正しいポート番号を指定します。詳細は、「TCP/IPポートの検出」を参照してください。

JDBC接続の失敗

JDBC接続が失敗する場合は、次のことを確認してください。

  • SQL Serverインスタンスの「Manage Logins」ダイアログ・ボックス内に、指定されたユーザーが存在すること

  • ユーザーに固定サーバー・ロールsysadminがあること

  • 特定のインスタンスに対してSQL Server認証方式が有効になっていること

  • SQL Serverインスタンスに対する問合せselect @@servername,@@servicenameがNULL値を返していないこと

メトリック収集エラー: サーバー・プリンシパル"<username>"が現在のセキュリティ・コンテキストでデータベース"<dbname>"にアクセスできません......

ログイン・ユーザーがこのデータベースにアクセスできるようにします。

接続取得中のエラー: [Microsoft][SQLServer 2000 Driver for JDBC]Error Establishing Socket or Failed to Connect

理由として次のいずれかが考えられます。

  • ホスト名は正しいが、ポートが正しくない。

  • ポートは正しいが、ホスト名が正しくない。

  • ポートもホスト名も正しくない。

  • SQL Serverが動作していない。

  • SQL ServerインスタンスでTCP/IPポートが有効になっていない。

正しいポートおよびホスト名を指定します。SQL Serverが稼働してない場合は、起動します。TCP/IPポートがSQL Serverインスタンスで有効になっていることを確認してください。

次のエラーが発生します。

# _Wbem_Remote_Determination_DynamicProperty - 
Missing Properties: [iscluster]
# MSSQL_NumClusterNodes - 
Error Querying: The user does
not have permission to perform this action.
# _MSSQL_Existence_TestMetric -
 em_error=em_error=
 Can't find the key:
 SOFTWARE\Microsoft\Microsoft
 SQL Server\SQLSRVR_ 2005\MSSQLServer\
CurrentVersion\\CurrentVersion

sysadminユーザーから次のコマンドを実行します。

GRANT VIEW SERVER STATE TO "login name"
WMI接続エラー

表2-4では、WMIに関連する接続の問題に対処しています。

表2-4 WMI接続に関する問題

エラー・メッセージ 考えられる原因 処置

メトリック収集エラー

テスト接続の実行中に、次のエラーが発生することがあります。

問合せ記述子または実行記述子を取得できません

(wbemremoteを計算できませんでした) - URLが間違っているか、資格証明が間違っているか、sqljdbc.dllファイルの位置が間違っているため、クラスタが欠落しています。

sqljdbc.dllファイルの場所、SQL Serverステータス(ステータスが「稼働中」でない場合は、Microsoft SQL Serverを起動)、URLおよび資格証明を確認します。

WMIエラー0x8004100E

0x8004100Eエラーは、指定されたネームスペースが見つかりませんでしたというエラー文字列を示すか、SQL Server 2000およびSQL Server2005の両方が同じマシンにインストールされていることを示します。後者の場合、これはサポートされていない構成です。

この場合、root\MicrosoftSQLServerネームスペースが有効になっていることを確認してください。それ以外の場合、テスト接続は失敗します。

注意: この問題はMicrosoft SQL Server 2000にのみ適用されます。

接続できませんでした。Error:0x80041064

このエラーが発生して接続が失敗し、WMIへの接続の失敗を説明するメッセージが示されることがあります。

ローカル・エージェントの監視の場合、システム・ユーザー名およびパスワードが指定されています。

リモート・エージェントの監視に対して、ユーザー名およびパスワードが間違っているか、または空白フィールドのままになっています。

「モニタリング構成」リンクを使用して、システム・ユーザー名およびパスワードを削除します。

「モニタリング構成」リンクを使用して、システム・ユーザー名およびパスワードを指定します。

非Win2kコンピュータ上 - em_error=接続できませんでした。エラー・コード = 0x80070005 em_error=WMIへの接続中に失敗しました

エラー: Win2kコンピュータ上 - em_error=接続できませんでした。エラー・コード = 0x80041003 em_error=WMIへの接続中に失敗しました

これらのエラーが発生して接続が失敗し、WMIへの接続中に失敗したことが示されることがあります。

次のいずれかが理由と考えられます。

  • WMIエラー・コード0x80041003または0x80070005はACCESS_DENIEDです。システム・ユーザーには、root\defaultネームスペースにアクセスする権限がありません

  • DCOMへの必要なアクセス権をシステム・ユーザーが持っていない。

次を実行します。

  1. root\Default namespaceおよびroot\cimv2へのアクセス(リモートの有効化)を割り当てます。詳細なステップは、「権限の変更」を参照してください。

  2. DCOMに対して「起動とアクティブ化権限」の「制限の編集」を割り当てます。詳細なステップは、「DCOMリモート・アクセス許可の変更」を参照してください。

エラー: em_error=接続できませんでした。エラー・コード = 0x800706ba em_error=WMIへの接続中に失敗しました。

RPCサーバーが使用不可であるため、アクセスが拒否されました。これは、次の場合に発生する可能性があります。

  • RPCサーバーが実際に停止しています。または

  • ファイアウォール構成が原因である。

Windowsのファイアウォール設定でリモート管理例外を許可します。詳細は、次のリンクを参照してください。

http://msdn.microsoft.com/en-us/library/aa389286(VS.85).aspx

クラスタ・ノードで稼働する管理エージェントへのプラグインのデプロイ後、Enterprise Manager Grid Controlの仮想エージェント・サービスのホームページにターゲット・タイプ「Microsoft SQL Server」が表示されません

実際のノードで稼働している管理エージェントへのプラグインのデプロイ後、仮想管理エージェントのリロードが行われていません。

仮想管理エージェントのORACLE_HOMEから、次のコマンドを実行して管理エージェントをリロードします。

emctl reload agent

Windows認証に関する問題

表2-5は、一般的なWindows認証の問題を示しています。

表2-5 Windows認証の問題

エラー・メッセージ 考えられる原因 処置

Windows統合セキュリティ接続ではデータベース資格証明を指定しないでください

データベース資格証明がWindows認証用に提供されています

DB資格証明を削除し、再試行してください。

接続に失敗しました。ログインの障害。考えられる原因: 暗号化されたプロパティが指定されていません。指定されたデータベース・ユーザー名またはパスワード(あるいはその両方)が正しくありません。指定したデータベース・ユーザーが存在しない可能性があります。ユーザーNT AUTHORITY\ANONYMOUS LOGONはログインできませんでした。

リモート監視シナリオで、ユーザーがWindows認証を必要としていますが、システム・ユーザー名が指定されていません。

システム資格証明を指定して、再試行してください。

ログオン中に例外が発生しました。ログオン失敗: このコンピュータで必要なログオン・タイプがユーザーに権限付与されていません。

指定されたシステム・ユーザーには、エージェント・システムに対するログイン権限がありません。

エージェント・システム上のターゲット・システム・ユーザーに対して「バッチ・ジョブとしてログオン」を割り当てます。これを実行するには、次のステップに従います。

  1. 「スタート」「プログラム」の順にクリックし、「管理ツール」を選択してローカルのセキュリティ設定を開きます。

  2. 「ローカル ポリシー」を選択し、「ユーザー権利の割り当て」をクリックします。

  3. 「バッチ ジョブとしてログオン」ポリシーにユーザーを追加します。

接続に失敗しました。ログインの障害。考えられる原因: 暗号化されたプロパティが指定されていません。指定されたデータベース・ユーザー名またはパスワード(あるいはその両方)が正しくありません。指定したデータベース・ユーザーが存在しない可能性があります。ユーザー(指定されたユーザー)のログインに失敗しました

システム・ユーザーには、データベース・サーバーへのログイン・アクセス権がありません。

システム・ユーザーがインスタンスにログイン・アクセスできるようにします。詳細なステップは、「データベース認証の権限の変更」を参照してください。

問合せ中のエラー: ユーザーにはこの操作を実行する権限がありません。

指定したシステム・ユーザーには、Microsoft SQL Serverインスタンスで必要な権限/ロールがありません。

システム・ユーザーにsysadminサーバー・ロールを割り当てます。詳細なステップは、「データベース認証の権限の変更」を参照してください。

レポート要素と依存メトリック

表2-6は、Microsoft SQL Serverプラグインのレポート要素と依存メトリックを示しています。

表2-6 レポート要素と依存メトリック

レポート名 レポート要素 依存メトリック

Microsoft SQL Serverキャッシュおよびバッファ

メモリー・ステータス

メモリー・マネージャ

バッファ・パフォーマンス

バッファ・マネージャ

バッファの割当て

バッファ・マネージャ

キャッシュ・パフォーマンス

キャッシュ・マネージャ

メモリー割当て

メモリー・マネージャ

メモリー割当てグラフ

メモリー・マネージャ

Microsoft SQL Serverクラスタ

クラスタ・ノード・サマリー

Windowsクラスタ名

Windowsクラスタ・ノード数

SQLクラスタ・ノード・サマリー

SQLクラスタ・ノード数

クラスタ内のノード

Windowsクラスタ・ノード

SQLクラスタノード情報

クラスタ・アクティブ・リソースおよびノード

クラスタ・リソースおよびアクティビティ

クラスタ・アクティブ・リソースおよびノード

クラスタ・リソースおよび所有者ノード名

クラスタ・リソースおよびタイプ

クラスタ・リソースおよびグループ

クラスタ・リソース

Microsoft SQL Serverデータベース構成

データベース

データベース

データベース設定

データベース設定(構成メトリック)

Microsoft SQL Serverデータベース・バックアップおよびジョブ

データベースのバックアップ

SQL Serverの構成

データベース・ジョブ

データベース・ジョブ

Microsoft SQL Server領域使用量

データベース領域使用量

データベース

使用済領域順(%)の上位5つのデータベース

データベース

データベース・ファイル

SQL Serverの構成

Microsoft SQLデータベース・ファイル

Microsoft SQL Serverアラート・ログおよびアラート・イベント

エラー・ログ

レジストリ設定の構成

イベント・サマリー(現在のログ)

SQL Serverの構成

イベント・ログ・エントリ

サーバーおよびエージェントのエラー

SQL Serverの構成

イベント・ログ・エントリ

サーバーおよびエージェントの警告

SQL Serverの構成

イベント・ログ・エントリ

サーバー・アラート

サーバー・アラート

Microsoft SQLServerプロセス情報およびロック

サマリー

SQL Serverプロセス

プロセスの状態

SQL Serverプロセス

プロセス情報

SQL Serverの構成

SQL Serverプロセス

プロセス・ロック

データベース・ロック

ロック分析

ロック

Microsoft SQL Serverメモリー統計

サーバー統計

メモリー統計

バッファ・キャッシュ・ヒット率

メモリー統計

キャッシュ・ヒット率

メモリー統計

平均ラッチ待機時間(ミリ秒)

メモリー統計

ロックの合計待機時間(ミリ秒)

メモリー統計

Microsoft SQL Serverパフォーマンス

ホストCPUの負荷率

プロセッサ

CPU時間順の上位SQL Serverプロセス

SQL Serverプロセス

メモリー・マネージャ

メモリー・マネージャ

メモリー使用率順の上位サーバー・プロセス

SQL Serverプロセス

Microsoft SQL Serverユーザーおよび権限

ログイン

ログイン

サーバー・ロール

SQL Serverのロール

データベース・ユーザー

ユーザー

CPU使用率(ミリ秒)に基づいた上位10のユーザー・ログイン

ユーザー統計

Microsoft SQL Server統計

サーバー統計

サーバー統計

エラー率

サーバー統計

パケット・エラー率

サーバー統計

読取り率

サーバー統計

書込み率

サーバー統計

サーバー統計

一般統計

Microsoft SQL Serverシステム構成

インスタンス情報

SQL Serverの構成

レスポンス

エージェント・ステータス

レジストリ

SQL Serverの構成

レジストリ設定の構成

セキュリティ

統合セキュリティ設定

サーバー・パラメータ

データベース・パラメータ

レポートのエラー・メッセージ

レポートを生成しようとしたときに、次のエラー・メッセージが表示される場合があります。

エラー・メッセージ: データの列数が足りません。このグラフには、2つ以上の列のデータが必要です。指定されたデータの列は1つです。

考えられる原因: チャートでは、使用可能なデータ・ポイントが不十分である場合は、このエラー・メッセージが表示される場合があります。

処置: このエラー・メッセージが正しくありません。このメッセージは、データの数ではなく数が不十分であるという内容である必要があります。このエラー・メッセージは、表示可能なデータ・ポイント数が不足しているときに表示されます。

Microsoft SQL Serverプラグインのサポート参照

次のサポート・ドキュメントをMy Oracle Supportで入手できます。

https://support.oracle.com