2.4.2 Oracle SQL Access to Kafkaの概要

Oracle SQLを使用してKafkaトピックからデータを読み取ってロードするには、Oracle SQL Access to Kafka (OSaK)キットをインストールして構成し、Kafkaクラスタを登録し、Kafkaトピック内のデータからビューを作成します。

Oracle SQLを使用してKafkaにアクセスするためのワークフロー

次の表では、主なタスクについて説明します。

タスク 説明 詳細情報の入手先

インストールおよびアクセスの構成

以下のタスクを実行する前に、OSaKキットをインストールして構成します。

Oracle Big Data SQLインストレーション・ガイドの「Oracle SQL Access to Kafkaのインストールと構成」を参照してください。

Kafkaクラスタの登録

データの読取りまたはロードの前に、Kafkaクラスタを登録します。

Kafkaクラスタの登録を参照してください。

Kafkaトピック内のデータのビューの作成

トピックからのデータの読取りまたはロードの前に、Kafkaクラスタを登録するのみでなく、Kafkaトピック・データのビューを作成します。ビューの作成方法は、トピック内のデータのタイプによって異なります。

CSVデータの場合は、Kafkaトピック内のCSVデータにアクセスするためのビューの作成を参照してください

JSONデータの場合は、Kafkaトピック内のJSONデータにアクセスするためのビューの作成を参照してください

Kafkaトピックからのデータの読取り

連続したストリームとしてデータを読み取るか、特定のオフセットまたはタイムスタンプからデータを読み取ることができます。

連続するデータ・ストリームを読み取るには、連続ストリームとしてのKafkaデータの問合せを参照してください。

特定のオフセットからデータを読み取るには、特定のオフセットからのKafkaデータの検索を参照してください。

特定のタイムスタンプからデータを読み取るには、特定のタイムスタンプからのKafkaデータの検索を参照してください

Kafkaトピックからのデータのロード

データは、Oracle Database表または一時表にロードできます。

Oracle Database表へのデータのロードの詳細は、Oracle Databaseに格納された表へのKafkaデータのロードを参照してください。

一時表へのデータのロードの詳細は、一時表へのKafkaデータのロードを参照してください。

Kafkaビューの管理

ビューの数をカスタマイズすることや、既存のビューを再構成することができます。

ビューの数をカスタマイズするには、Oracle SQL Access to Kafkaビューのカスタマイズを参照してください。

Kafkaトピック・パーティションが追加された後にビューを変更するには、既存のKafkaビューの再構成を参照してください。