3.15 既存のワークスペースの管理
インスタンス管理者は、Oracle Application Expressインスタンス内にある既存のワークスペースを管理できます。
- 既存のワークスペース情報の表示
「既存のワークスペース」レポートを使用して、既存のワークスペースに関する対話モード・レポートを表示します。「既存のワークスペース」レポートから、ワークスペースの詳細の表示または編集が可能です。 - 「アプリケーション属性」レポートの表示
「アプリケーション属性」ページでワークスペース別にアプリケーションを表示します。 - ワークスペースの削除
ワークスペースを削除しても、関連付けられているデータベース・オブジェクトは削除されません。関連付けられているスキーマを削除する場合、データベース管理者(DBA)は、Oracle Enterprise Manager、SQL*Plusなどの標準的なデータベース管理ツールを使用する必要があります。 - ワークスペースのロック
インスタンス管理者は、セキュリティまたはパフォーマンスの問題に対処するために、ワークスペースをロックできます。 - ワークスペースとスキーマの割当ての管理
インスタンス管理者は、スキーマおよびワークスペースの割当てを表示、編集および削除し、ワークスペースに追加のスキーマを関連付けて、新しいスキーマを作成できます。 - インスタンスのコンポーネントの可用性の管理
Oracle Application Expressインスタンスで使用可能なコンポーネントを制御します。これには、アプリケーション・ビルダー、SQLワークショップ、SQLワークショップでのPL/SQLの編集、チーム開発、生産性およびサンプル・アプリケーションのインストールが含まれます。 - ワークスペースの検索の実行
「ワークスペース・タスク」ページで「ワークスペースの検索」をクリックして、ワークスペースの検索を実行します。 - ブラウザ攻撃を防ぐためのワークスペースの分離
インスタンス管理者は、ワークスペースを分離する制限を構成してブラウザ攻撃を防ぐことができます。 - ワークスペースの詳細レポートの表示
ワークスペースの詳細レポートを表示して、ワークスペースの情報を表示します。 - ワークスペース・データベース権限の表示
「ワークスペース・データベース権限」ページで、ワークスペースデータベース権限のサマリーを表示します。 - ワークスペース別のファイル・サイズおよびファイル数の表示
「ワークスペース別のファイルの使用状況」ページで、ワークスペース別のファイル・サイズとファイル数の合計を表示します。 - ワークスペース・サマリーの検索および電子メール送信
「ワークスペース別のファイルの使用状況」ページで、ワークスペース別のファイル・サイズとファイル数の合計を表示します。 - 管理サービスから「データ・ディクショナリ・キャッシュ」レポートへのアクセス
管理サービスから「データ・ディクショナリ・キャッシュ」レポートにアクセスして、インスタンス内のすべてのワークスペース・スキーマ表およびキャッシュの統計およびデータ分析を表示します。 - ワークスペースのエクスポートおよびインポート
エクスポートおよびインポートすることで、作業領域および関連付けられているすべてのユーザーを新規Oracle Application Expressインスタンスに移動します。 - コマンドラインからのワークスペース、アプリケーションおよび関連ファイルのエクスポート
APEXExport
ユーティリティを使用して、コマンドラインからワークスペース、アプリケーションおよび関連ファイルをエクスポートします。 - 管理サービスでのアプリケーション・ビルド・ステータスの変更
インスタンス管理者は、アプリケーションのビルド・ステータスを変更できます。 - 「解析対象スキーマ」レポートの表示
「解析対象スキーマ」レポートを使用して、任意のワークスペースで各アプリケーションの現在の解析スキーマを識別します。