7.3 REST対応オブジェクトに対する認可の有効化
オブジェクト・ブラウザ内の「REST」タブで、REST対応オブジェクトに対するアクセスを制限します。結果としてもたらされた認可ロール情報を使用して、ORDSでユーザー・ロールを構成します。
REST対応オブジェクトに対して認可が無効になっている場合、それらは通常のインターネット・トラフィックに完全に公開され、パブリック・アクセス可能です。オブジェクト・ブラウザでオブジェクトに対して認可を有効にした後、結果としてもたらされた認可ロールを使用してORDSで認可済ユーザー・ロールを構成する必要があります。
Oracle REST Data Servicesインストレーション、構成および開発ガイドのRESTfulサービスへのセキュア・アクセスの構成の手順を使用して、ORDSを構成します。
REST対応オブジェクトに対して認可を有効にするには:
- ワークスペースのホームページで、「SQLワークショップ」をクリックします。
- 「オブジェクト・ブラウザ」を選択します。
- オブジェクト・タイプのリストから、オブジェクト・タイプ(「表」など)を選択します。
- REST対応オブジェクトを選択します。
- REST対応オブジェクトの「REST」タブを選択します。
- 「認可が必要」で、クリックして「はい」にします。
- 「適用」をクリックします。
新しい「認可ロール」フィールドが表示され、AutoREST対応オブジェクトに関連付けられているORDSで作成されたロールが示されます。

図authorization_role.pngの説明
オブジェクトのRESTful URIにアクセスしようとすると、「401 - 認可されていません」というエラー・メッセージが表示されるようになりました。

図unauthorized.pngの説明
関連項目:
Oracle REST Data Servicesインストレーション、構成および開発ガイドのRESTfulサービスへのセキュア・アクセスの構成
親トピック: RESTfulサービスを使用したデータ交換の有効化