7.8 リソース・ハンドラの管理

リソース・ハンドラは、特定のHTTPメソッドを処理するための問合せまたは無名PL/SQLブロックです。

リソース・テンプレートには複数のリソース・ハンドラを定義できますが、HTTPメソッドに定義できるリソース・ハンドラは1つのみです。

リソース・ハンドラのパラメータを手動で定義すると、リソース・ハンドラのHTTPヘッダーにバインドすることも、URIテンプレート・パラメータを特定のデータ型にキャストすることもできます。URIテンプレートで宣言されたパラメータは、リソース・ハンドラに暗黙的に渡されます。たとえば、生成される表示内容をローカライズするには、リソース・ハンドラがHTTPのAccept-Languageヘッダーの値を知る必要があります。

7.8.1 リソース・ハンドラの追加

リソース・テンプレートにリソース・ハンドラを追加する方法を学習します。

リソース・テンプレートにリソース・ハンドラを追加するには:

  1. ワークスペースのホームページで、「SQLワークショップ」をクリックして、「RESTfulサービス」をクリックします。

    「RESTfulサービス」ホームページが表示されます。

  2. 「ORDSベースのRESTfulサービス」をクリックします。

    ORDS RESTfulサービス・ページが表示されます。

  3. リソース・テンプレートの追加先とするORDS RESTfulサービス・テンプレートをクリックします。

    ORDSテンプレート定義ページが表示されます。

  4. 右ペインの「リソース・ハンドラ」で、「ハンドラの作成」をクリックします。

    ORDSハンドラ定義ページが表示されます。

  5. 適切なフィールドに入力し、適切なオプションを選択します。必須フィールドには、赤いアスタリスク(*)が付いています。特定のオプションの詳細は、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。
  6. 「リソース・ハンドラ」で、次を指定します。
    • 方法: リソース・ハンドラに使用するHTTPメソッドを指定します。フィールドレベル・ヘルプを参照してください。

    • ソース・タイプ: リソースの生成に使用する計画タイプを指定します。フィールドレベル・ヘルプを参照してください。

    • 書式: 結果セットに使用する書式を選択します。

    • ページ区切りサイズ: ページ区切りウィンドウのサイズを指定します。データベース問合せの場合、これは返される行の数です。

  7. 「ソース」に、選択したHTTPメソッドを処理するSQL問合せまたはPL/SQLブロックを入力します。
  8. 「ハンドラの作成」をクリックします。

7.8.2 リソース・ハンドラの編集

リソース・ハンドラを編集する方法を学習します。

リソース・ハンドラを編集するには:

  1. ワークスペースのホームページで、「SQLワークショップ」をクリックして、「RESTfulサービス」をクリックします。

    「RESTfulサービス」ホームページが表示されます。

  2. 「ORDSベースのRESTfulサービス」をクリックします。

    ORDS RESTfulサービス・ページが表示されます。

  3. 編集するORDS RESTfulサービス・ハンドラをクリックします。

    ORDSハンドラ定義ページが表示されます。

  4. 必要な変更を行います。
  5. 「変更の適用」をクリックします。

7.8.3 リソース・ハンドラの削除

リソース・ハンドラを削除する方法を学習します。

リソース・ハンドラを削除するには:

  1. ワークスペースのホームページで、「SQLワークショップ」をクリックして、「RESTfulサービス」をクリックします。

    「RESTfulサービス」ホームページが表示されます。

  2. 「ORDSベースのRESTfulサービス」をクリックします。

    ORDS RESTfulサービス・ページが表示されます。

  3. 削除するORDS RESTfulサービス・ハンドラをクリックします。

    ORDSハンドラ定義ページが表示されます。

  4. 必要な変更を行います。
  5. 「削除」をクリックします。
  6. 「OK」をクリックして確定します。
  7. 「変更の適用」をクリックします。